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Author: admin

  • デニス・カイン(湾岸戦争帰還兵・DU活動家)5月に来日

    皆様

    湾岸戦争帰還兵のデニス・カインさんが、来年5月前半、来日する予定とのことです。


    カインさんは、昨年夏のICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)広島大会でも、「ウラン兵器は国家の病の表れ—湾岸戦争帰還兵としての経験から」のタイトルで大変貴重な報告をしてくださいました。

    カインさんは、再び来日し、できるだけ多くの集会で自らの経験を伝え、劣化ウラン兵器禁止を訴えたいと伝えてきています。ご関心のある方は、カインさんにメールにてご連絡ください。

    dennis kyne <d_kyne@hotmail.com>

    ご参考までに、デニス・カインさんのプロフィール、および、近刊の「ICBUW広島大会記録集(仮題)」から、カインさんの報告の一部をご紹介させていただきます。

    それでは、宜しくお願いいたします。

    草々    嘉指(かざし)信雄

     

    デニス・カイン (Dennis Kyne):
    米軍に15年間在籍し、湾岸戦争では第18空挺部隊員として、「砂漠の嵐」作戦の最前線に立つ。現在、障害退役軍人。1995 年カリフォルニア州立サンノゼ大学政治学部修士課程修了。在学中、特に核拡散を中心に研究。DU問題に最も精力的に取り組んでいる活動家の一人であり、軍の欺瞞を追求した書籍・DVDをいくつも発表している。2006年8月には、『真実を聞いてくれ/俺は劣化ウランを見てしまった』(阿部純子訳)が出版された。ギターの弾き語りをするミュージシャンでもあり、平和へのメッセージを込めたCDなども発表してきている。ホームページ「真実を支援せよ」(Support the Truth)www.denniskyne.com/


    「ウラン兵器は国家の病の表れ—湾岸戦争帰還兵としての経験から」

    「砂漠の嵐」作戦で起きていたこと

    1991年に、米軍は300トン以上のウランをイラク南部およびクウェートに投下した責任があります。
    私は第24歩兵師団に属していました。私たちは、侵攻の最前線におり、兵士たちは瞬く間に体調を崩していきました。
    米国訓練マニュアルでは、DUが兵士に及ぼしうる健康上のリスクについて、「鉛や他の重金属のように、大量のウランを体内に取り込むと、健康に影響を及ぼす可能性がある。最初に影響を受ける器官は腎臓である」と記述されています。このことは、民間のケースでも適用します。米国では、鉛は強い毒性を持つ可能性があるため、ガソリンや塗料、鉛筆などへの使用が禁止されています。ところが米軍は、放射性毒性も有する、より危険な重金属を使用していながら、その健康リスクを過小評価しているのです。

    「死のハイウェイ」での被曝

    湾岸戦争を指揮した元陸軍大将ノーマン・シュワルツコフも、その著書の中で、第24歩兵師団が最前線に立っていたことを指摘しています。私がいた部隊は、南部イラクで放出された300トン以上のウランの真っ直中を、歩いて侵攻して行ったのです。兵士たちはすぐさま体調を崩しました。100時間に及んだ侵攻の間、我々は電離放射線に曝されていたのだと私は思っています。米軍将校らは、我々の作戦が成功し、勝利を収めたかのように公言しましたが、それは嘘です。クウェートからイラクに撤退してゆく戦車群を壊滅させるために使用されたウランのために、我々は所期の目的を達成できなかったのです。我々はバグダッドに侵攻する命令を受けていましたが、それは達成されませんでした。
    兵士たちは激しく嘔吐し、何時間もあらぬ方向を見つめているといった状況でした。帰還してから、一万一千名近くの兵士が死亡したことが確認されています。実態はそれ以上であろうと、私は思っています。[クウェートからイラク南部の都市バスラへと至る道は、その戦闘による破壊の凄まじさから、「死のハイウェイ」と呼ばれた。劣化ウラン弾によって破壊されたイラク軍戦車の残骸が長い間放置された一帯は、「戦車の墓場」と呼ばれた。]

     

  • 国連第一委員会での「劣化ウラン兵器決議」の国別投票結果

    2007年11月2日

    皆様
    11月1日、国連第一委員会で行われた、「劣化ウランを含む兵器・砲弾の使用の影響に関する決議」の投票の結果(国別)と、投票の前後にされたスピーチ (キューバ、インドネシア、アルゼンチン、米国、日本によるもの)の要約が、国連広報局によって、国連ウェブサイトに公表されましたので、ご参考までに訳 してみました。

    今回の決議案を起草したキューバの外交官によりますと、スピーチの要約は、必ずしも逐語的に正確なものではないとのこと。しかし、「劣化ウラン兵器の有 害性」の認識をめぐって、提案した「非同盟運動」諸国、反対した米国、それに日本の立場の違いが、それぞれはっきりと出たスピーチになっています。   草々

    ICBUW運営委員:

    嘉指(かざし)信雄/NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表

    振津かつみ/ヒバク反対キャンペーン・DU担当

    森瀧春子/NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長

    「劣化ウランを含む兵器・砲弾の使用の影響に関する決議」の投票についての要約(国連広報局による国連ウェブサイトへの発表)

    [投票前のスピーチ]

    キューバの代表は、「非同盟運動」による「劣化ウランを含む兵器・砲弾の使用の影響」に関する新たな決議(document A/C.1/62/L.18/Rev.1)」[以下、この訳においては、「劣化ウラン決議」と略]案を支持しつつ、以下のように発言した—この問題は、国際社会にとって正当な関心事であり、第一委員会によって無視されるべきではない。EU議会は、この問題に関する憂慮を表明してきているいくつかの機関のひとつであり、また、国連環境計画(UNEP)、世界保健機関(WHO)などいくつかのグループによる調査は、劣化ウランを含む武器・砲弾の長期的影響を確定する研究の必要性を示してきている。

    さらにキューバ代表は、次のように述べた—本決議案に賛成票を投じないであろうグループがあることを遺憾に思う。賛成票を投じないであろう国々の多くは、そうするのが正しいことだと確信しているからではなく、いくつかの国との連帯意識のゆえに、賛成票を投じようとしないのである。しかしながら、本決議案の採択は、この重要な懸案の解決に向けた、一つの重要なステップとなろう。

    次に、「非同盟運動」を代表して、インドネシアの代表が、本「劣化ウラン決議」案を提案するにあたって発言した—劣化ウランの微粒子が人体に及ぼす影響の全体については、いまだに明確な理解が得られていない、したがって、本決議案は、劣化ウランを含む武器・砲弾の使用が及ぼしうる影響に関して国際社会が抱く正当なる憂慮を反映するものである。

    アルゼンチンの代表は、本「劣化ウラン決議」に関する投票をするにあたり、その意図を説明し、次のように述べた—アルゼンチンは、本決議案の共同提案国の一つである。いかなる武器システムに関しても、その制限は、いかなるものであっても、確かな科学的情報に基づいたものでなければならないと、アルゼンチンは感じている。したがって、[本決議案の主文第一項が、]事務総長に対し、加盟各国から情報を求め、総会に提出することを要請していることを重視する。そうした報告が提出された後、本事案を包括的に検討するため、各国政府の専門家からなるグループが組織されるべきである。

    合衆国の代表は次のように発言した—私は、本決議案には反対票を投じる。本決議案は、劣化ウランの環境や人体への有害な影響に基づき、事務総長に行動を起こすよう求めている。本決議案は、この問題に関する科学的情報を無視している。この問題はすでに、米国防総省、NATOおよび国連環境計画(UNEP )によって研究されてきているが、こうした機関による研究は、いずれも、これらの砲弾による環境や人体への影響を確認していない。また、同様の決議案が過去に提出されてきているが、否決されている。米国は、本総会も、この決議案を否決するよう希望する。

    [投票後]日本の代表は、本決議案について次のように発言した—劣化ウランによる環境や人体への影響について研究がなされてきているが、国際的に確定した結論には至っていない、と日本は認識している。日本は、そうした結論を得ようとする努力を注目し続けたい。

     

    投票結果

    「劣化ウラン決議」案は、賛成122票、反対6票、棄権35票によって可決された。以下、その国別結果である。

    (註:カンボジアの場合、投票後、カンボジア代表は、棄権したのはミスによるものであり、賛成票を投ずるつもりであったと説明した。したがって、以下の一覧リストは、セッションにおける投票結果をそのまま反映したものであることを留意されたい。[つまり、カンボジアの票は、「賛成」ではなく、「棄権」の中に数えられている。]

    賛成:Afghanistan, Algeria, Angola, Antigua and Barbuda, Argentina, Armenia, Austria, Azerbaijan, Bahamas, Bahrain, Bangladesh, Barbados, Belarus, Belize, Benin, Bhutan, Bolivia, Botswana, Brazil, Brunei Darussalam, Burkina Faso, Burundi, Cameroon, Chile, Colombia, Comoros, Congo, Costa Rica, Côte d’Ivoire, Cuba, Cyprus, Democratic People’s Republic of Korea, Djibouti, Dominican Republic, Ecuador, Egypt, El Salvador, Eritrea, Ethiopia, Gabon, Germany, Ghana, Guatemala, Guinea, Guyana, Haiti, Honduras, India, Indonesia, Iran, Iraq, Ireland, Italy, Jamaica, Japan, Jordan, Kenya, Kuwait, Lao People’s Democratic Republic, Lebanon, Lesotho, Liberia, Libya, Liechtenstein, Madagascar, Malawi, Malaysia, Maldives, Mali, Marshall Islands, Mauritania, Mauritius, Mexico, Mongolia, Montenegro, Morocco, Mozambique, Myanmar, Namibia, Nauru, Nepal, New Zealand, Nicaragua, Niger, Nigeria, Oman, Pakistan, Panama, Papua New Guinea, Paraguay, Peru, Philippines, Qatar, Saint Lucia, Samoa, San Marino, Saudi Arabia, Senegal, Sierra Leone, Singapore, Solomon Islands, South Africa, Sri Lanka, Sudan, Suriname, Swaziland, Switzerland, Syria, Thailand, Timor-Leste, Togo, Tunisia, Turkmenistan, United Arab Emirates, United Republic of Tanzania, Uruguay, Uzbekistan, Venezuela, Viet Nam, Yemen, Zambia, Zimbabwe.

    反対:Czech Republic, France, Israel, Netherlands, United Kingdom, United States[チェコ共和国、フランス、イスラエル、オランダ、英国、アメリカ]

    棄権:Albania, Andorra, Australia, Belgium, Bulgaria, Cambodia, Canada, Croatia, Denmark, Estonia, Finland, Georgia, Greece, Hungary, Iceland, Kazakhstan, Latvia, Lithuania, Luxembourg, Malta, Moldova, Norway, Poland, Portugal, Republic of Korea, Romania, Russian Federation, Serbia, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, The former Yugoslav Republic of Macedonia, Turkey, Ukraine.

    欠席:Bosnia and Herzegovina, Cape Verde, Central African Republic, Chad, China, Democratic Republic of the Congo, Dominica, Equatorial Guinea, Fiji, Gambia, Grenada, Guinea-Bissau, Kiribati, Kyrgyzstan, Micronesia (Federated States of), Monaco, Palau, Rwanda, Saint Kitts and Nevis, Saint Vincent and the Grenadines, Sao Tome and Principe, Seychelles, Somalia, Tajikistan, Tonga, Trinidad and Tobago, Tuvalu, Uganda, Vanuatu.

    [註:キューバ外交官によると、欠席した国の中には、単純に、他の委員会があり欠席せざるをえなかった「非同盟運動」加盟国の約20カ国が含まれており、一ヶ月後に行われる総会での投票では、これらの国々も賛成票を投じるであろう。]

     

    [以下、英語原文]

    SUMMARY PUBLISHED IN THE UN WEBSITE BY THE UN DEPARTMENT OF PUBLIC INFORMATION ON THE VOTE OF DRAFT RESOLUTION  “EFFECTS OF THE USE OF ARMAMENTS AND AMMUNITION CONTAINING DEPLETED URANIUM”

    The representative of Cuba, endorsing the Non-Aligned Movement’s presentation of a new draft resolution on effects of the use of armaments and ammunition containing depleted uranium (document A/C.1/62/L.18/Rev.1), said that that was the subject of legitimate concern to the international community, and could not be ignored by the First Committee.  The European Parliament was one of several organizations that had expressed concern about that issue, and studies by the United Nations Environment Programme (UNEP), the World Health Organization (WHO) and other groups had shown the necessity of research to determine the long-term effects of armaments and ammunition containing depleted uranium.

    He said that he regretted that one group of countries would not vote in favour of the draft resolution.  Among countries who would not vote in favour of  the resolution, he said many were doing so, not out of conviction, but out of a sense of solidarity with some countries.  However, the adoption of “L.18/Rev.1” would be a major step towards dealing with that important issue.

    Then, on behalf of the Non-Aligned Movement, the representative of Indonesia  when introducing the draft resolution on the effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium (document A/C.1/62/L.18/Rev.1), that there was still not a clear understanding of the full impact that fine particles of depleted uranium might have on the human body, and thus the draft reflected a legitimate concern of the international community on the possible impacts of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium.

    The representative of Argentina, explaining his vote before action on the draft text on the effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium, “L.18/Rev.1”, said his country was a sponsor of the draft text. Argentina felt that any restriction on any system of armaments must be based on solid scientific information.  He took note of the request to the Secretary-General to seek information from States and to submit that to the Assembly.  Once that report was submitted, a group of governmental experts should be set up to consider the subject in comprehensive way.

    The representative of the United States said that she would vote “no” on draft resolution “L.18/Rev.1”.  That draft called for action by the Secretary-General, based on the harmful environmental and health effects of depleted uranium.  The draft ignored scientific information on that subject.  That subject had been investigated by the Defence Department, NATO and UNEP, among others, and none of those studies had documented environmental or health effects of those munitions.  Similar resolutions had been presented in the past and had been defeated.  Her country hoped that the Assembly would do so again.

    The representative of Japan said that, on draft resolution “L.18/Rev.1”, his country recognized that, despite studies on the environmental and human health effects of depleted uranium, no internationally definitive conclusions had been reached.   Japan would continue to follow the efforts to reach such a conclusion.

     

    Vote on Use of Depleted Uranium in Armaments

    The draft resolution on the effects of the use of armaments and ammunition containing depleted uranium (document A/C.1/62/L.18/Rev.1) was approved by a recorded vote of 122 in favour to 6 against, with 35 abstentions, as follows:

    Note: In the case of Cambodia, after the vote they explained they had voted in abstention by mistake because their intention was to vote in favour. Therefore this statement will be reflected in the verbatim of the session.

    In favour: Afghanistan, Algeria, Angola, Antigua and Barbuda, Argentina, Armenia, Austria, Azerbaijan, Bahamas, Bahrain, Bangladesh, Barbados, Belarus, Belize, Benin, Bhutan, Bolivia, Botswana, Brazil, Brunei Darussalam, Burkina Faso, Burundi, Cameroon, Chile, Colombia, Comoros, Congo, Costa Rica, Côte d’Ivoire, Cuba, Cyprus, Democratic People’s Republic of Korea, Djibouti, Dominican Republic, Ecuador, Egypt, El Salvador, Eritrea, Ethiopia, Gabon, Germany, Ghana, Guatemala, Guinea, Guyana, Haiti, Honduras, India, Indonesia, Iran, Iraq, Ireland, Italy, Jamaica, Japan, Jordan, Kenya, Kuwait, Lao People’s Democratic Republic, Lebanon, Lesotho, Liberia, Libya, Liechtenstein, Madagascar, Malawi, Malaysia, Maldives, Mali, Marshall Islands, Mauritania, Mauritius, Mexico, Mongolia, Montenegro, Morocco, Mozambique, Myanmar, Namibia, Nauru, Nepal, New Zealand, Nicaragua, Niger, Nigeria, Oman, Pakistan, Panama, Papua New Guinea, Paraguay, Peru, Philippines, Qatar, Saint Lucia, Samoa, San Marino, Saudi Arabia, Senegal, Sierra Leone, Singapore, Solomon Islands, South Africa, Sri Lanka, Sudan, Suriname, Swaziland, Switzerland, Syria, Thailand, Timor-Leste, Togo, Tunisia, Turkmenistan, United Arab Emirates, United Republic of Tanzania, Uruguay, Uzbekistan, Venezuela, Viet Nam, Yemen, Zambia, Zimbabwe.

    Against: Czech Republic, France, Israel, Netherlands, United Kingdom, United States.

    Abstain: Albania, Andorra, Australia, Belgium, Bulgaria, Cambodia, Canada, Croatia, Denmark, Estonia, Finland, Georgia, Greece, Hungary, Iceland, Kazakhstan, Latvia, Lithuania, Luxembourg, Malta, Moldova, Norway, Poland, Portugal, Republic of Korea, Romania, Russian Federation, Serbia, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, The former Yugoslav Republic of Macedonia, Turkey, Ukraine.

    Absent: Bosnia and Herzegovina, Cape Verde, Central African Republic, Chad, China, Democratic Republic of the Congo, Dominica, Equatorial Guinea, Fiji, Gambia, Grenada, Guinea-Bissau, Kiribati, Kyrgyzstan, Micronesia (Federated States of), Monaco, Palau, Rwanda, Saint Kitts and Nevis, Saint Vincent and the Grenadines, Sao Tome and Principe, Seychelles, Somalia, Tajikistan, Tonga, Trinidad and Tobago, Tuvalu, Uganda, Vanuatu.

    「ICBUWサポーター拡大キャンペーン」実施中

    劣化ウラン兵器は、無差別的被害をもたらす非人道的兵器です。一日も早く全面的禁止を実現するため、ぜひあなたもICBUWサポーターになって、国際キャンペーンを支えてください!言うまでもありませんが、国際キャンペーンのさらなる展開には、チラシの作成、通信費、スタッフ経費など、かなりの資金が必要となります。何卒宜しくお願いいたします!

    カンパ振込先:

    郵便振替口座名: 「ICBUW・国際キャンペーン」

    口座番号: 01310-0-83069

    [一口2,000円。多数口、大歓迎]

     

  • ウラン兵器禁止ニューヨーク・アピール

    2007年10月29日

    皆様

    10月2-3日、ニューヨークで「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)の第4回国際大会が開催(「NGO軍縮委員会」協賛)されました。国連 本部の真向かいにあるUNチャーチセンター内の会場には、約80名(部分参加、報告者、ICBUWスタッフを含む)が参加し、内容の深い報告と活発な議論 が行われました。

    開催国の米国内からの参加者が多く、湾岸戦争・イラク戦争帰還兵、ウラン兵器製造工場周辺の住民、各地でウラン兵器反対に取組む活動家、被害調査・被害者支援に取組む科学者・医師、法律家、軍縮・平和活動家などが参加しました。また、英国、ベルギー、ドイツ、アイルランド、スウェーデン、カナダ、コスタリカ、ニュージーランド、日本など、各国からも、ウラン兵器禁止に取組む仲間が参加しました。今回はビザの関係もあり、ウラン兵器の攻撃を受けた国々から直接に参加してもらうことはできませんでしたが、イラクのバスラのアルアリ医師が連帯のメッセージをよせて下さいました。また会場では、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-Net)の皆さんの協力で、白血病や癌と闘うイラクの子どもたちの絵(写真とメッセージ入りのポスター)の展示も行なわれ、大会冒頭にはJIM-Netの佐藤真紀さんから、イラク医療支援の現状について報告がなされました。そしてレセプションでは、豊田直巳さんの写真のスライドショーも行われ、戦争とウラン兵器の被害を受けた国々からの強いメッセージも伝えられました。{flickrbadge?id=15317727@N03&set=72157602632720513&size=m&count=3;}

    ウラン兵器を最も大量に製造・所有し使用し続けている米国内で開催されたこともあり、帰還兵のみならず、兵器の製造過程で一般の人々の住環境が劣化ウランで汚染され、知らされないままに人々が被曝させられてきた深刻な実態を、改めて認識させられるものとなりました。帰還兵の汚染調査と健康登録の州条例を求める運動も、各州で前進していることが報告されました。今回の大会は、米国内での被害者や活動家を結ぶ、ICBUWのネットワーク作りの第一歩ともなりました。

    国際的な取組みとしては、ベルギー議会での「ウラン兵器禁止法」採択の報告を受け、その成果を各国に拡げ「非ウラン兵器地帯」の設置を呼びかけようとの提案がなされ、各国でのウラン兵器禁止の運動を強め、国際的なネットワークを拡げてゆくことの重要性も指摘されました。今後の、禁止条約を求める取組みについては、地雷やクラスター爆弾禁止の国際的キャンペーンの前進に引き続き、様々なルートを通じて国際的働きかけを強めることが議論されました。また、具体的な行動提起として、11月の国際共同行動デーの取組み(ウラン兵器製造企業へ投資している各国の金融機関への抗議など)が提案されました。また、議論の中で米国の参加者から、日本の「憲法9条改悪」の動きへの懸念も出され、ウラン兵器を使用するような戦争そのものを起こさない国際社会を作るという、グルーバルな意味でも「憲法9条」を守ることの重要性も指摘されました。

    大会最後には「ウラン兵器禁止ニューヨーク・アピール」が発表されました(下記日本語訳、ご参照下さい)。大会後のロビー活動では、このアピールを各国の国連代表に手渡し、大会参加者の思いを伝えました。

    日本から遠いところをニューヨークまで参加して下さった皆さん、大会開催にあたって準備段階からいろいろと支えて下さった皆さん、ほんとうにありがとうございました。特に、ピースボートのニューヨーク事務所(UNチャーチセンター内)のスタッフの方々には大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。

    今回の大会での成果、その後のロビー活動の成果などもふまえ、さらにウラン兵器禁止の国内外での取組みを、皆さんとともに前進させたいと思います。今後ともどうぞよろしくご協力お願いいたします。

    尚、大会の各セッションでの報告と議論の詳細については、別途報告させて頂きます。

    大会プログラムはこちらをご参照下さい

    ICBUW運営委員:

    嘉指信雄/NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表

    振津かつみ/ヒバク反対キャンペーン・DU担当

    森瀧春子/NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長

     

    ウラン兵器禁止ニューヨーク・アピール─第4回ICBUW国際大会─

    2007年10月3日

    私達は、被害者とともに、ウラン兵器の全面禁止を求めるために、全世界からニューヨークに集まりました。ここニューヨークで私達が大会を開催したのは、米国が、世界中でも率先して、ウラン兵器を製造・保有・販売・使用している国だからです。また、ここで国連総会が開催されており、国連が、第一委員会でもまた、ウラン兵器の問題に取組むように動き出すべきだと考えたからです。この大会は、米国内でのウラン兵器禁止連合を作り上げるための第一歩ともなりました。

    今年3月、ベルギーは世界で初めて、国内でのウラン兵器の製造・使用・貯蔵・販売・取得・供給・移送の禁止を採択しました。私達は、世界の国々に呼びかけます。ベルギーの例に続き、それぞれの国の領内で、ウラン兵器を禁止するように。そして世界中の国々や都市に、「非ウラン兵器地帯」を設置するよう呼びかけます。その目標のため、ウラン兵器を憂慮する様々なグループに呼びかけます。それぞれの国での(ウラン兵器禁止)国内連合を強め、ICBUWとともに国際的なネットワークを作り上げ、発展させてゆきましょう。

    私達はニューヨークの大会で、ウラン兵器の被害者、科学者、法律家、活動家の訴えに耳を傾けました。ウラン採掘場から戦場に至るまで、ウランは人々の健康を蝕み命を奪い、環境を汚染し、死をもたらします。そして、本大会のタイトルにも示されているように、世界に、より多くの危険をもたらしているのです。低線量であれば放射線は人々の健康に害は無いという軍や核関連産業の主張に対して、私たちは強く異議を唱えなければなりません。低線量被曝の影響については、アメリカ国立科学院のBEIR-VII報告(「電離放射線の生物影響」第7報告―低線量電離放射線被曝による健康リスク)でも明らかにされています。

    私たちは、あらゆる分野の科学者に呼びかけます。ウランの化学的毒性と放射性毒性の危険性を明らかにしてください。なぜなら、エアロゾール状になったウランは、独特の性質を持ち、人々の健康や環境に大変有害だからです。

    私たちは、アメリカやイギリスの軍隊が、イラク・バルカンで、ウラン兵器を大量に使用したことを、強く非難します。またICBUWは、アフガニスタンでもウラン兵器が大量に使用された可能性があることを深く憂慮しています。

    さらに、私たちは全ての国々に呼びかけます。いつ、いかなるところでも、ウラン兵器が使われるような軍事行動には決して加担しないように。

    私たちは、世界の、とりわけアメリカとイギリスのマスコミの人々に呼びかけます。ウラン兵器問題を、とりわけ、ウラン兵器が健康と環境に影響を与える違法な兵器であるということを、調査・取材してください。マスコミは本当に急いで、人々にウラン兵器の問題を知らせ、世界のウラン兵器廃絶運動のことを知らせなければなりません。

    ウラン兵器の使用は、国際人道法・人権法、環境保護法に反するものです。国連人権小委員会は、環境及び人々の健康と生命に長期にわたる影響をもたらし、戦闘終結後も市民に対して危害を与える、「無差別殺傷兵器」として、核兵器・化学兵器・クラスター爆弾などと並んで、ウラン兵器を非難する決議を採択しました。さらに、ウラン兵器使用によって生じる毒性のある、放射性の金属の粉塵は、国境を越えて拡散し、制御することができないことからも、(国際)法に反するものです。

    私達は、これまでの国際法や決議および説得力のある科学的研究にもとづき、予防原則を固く支持します。そして完全で永久的な禁止を実現するために、あらゆる法的手段を駆使するつもりです。

    ICBUWは、「地雷廃絶国際キャンペーン」(ICBL)と「クラスター爆弾連合」(CMC)が進んできた、成功への歩みに引き続き、全ての通常兵器システムにおいてウラン兵器を禁止する明確な条約の締結を求めます。そして、全ての無差別殺傷兵器の禁止を求めます。地雷やクラスター爆弾の禁止に続くステップとして、ウラン兵器禁止条約の締結を求める私達のキャンペーンを推し進めることは、当然のことです。

    ここで、私たちが支持しているICBUWの声明を読み上げます。

    1)ウランおよびその他の放射性物質の軍事利用を直ちに全面的に禁止すること

    2)これらの兵器による汚染地域の除染および全ての被害者への補償

    3)ウラン兵器の製造、実験、販売、貯蔵、輸送、輸出の中止および、現存する全てのウラン兵器の廃棄

    4)ウラン被曝による被害者への速やかな医学的アセスメント・治療・長期的モニタリング

    5)今までに使用したウラン兵器の量と汚染地域に関する情報の完全開示

    6)被災した国・地域に関する医学的・環境学的調査を独立して行うために必要な資金援助

    7)ウラン兵器を使う国の政府との同盟に基づいた軍隊の撤収

    8)「ウラン兵器禁止条約」の締結

    私たちICBUWは世界の皆さんに呼びかけます。

    国際署名に加わってください。

    11月6日に行われるウラン兵器禁止のための国際行動に参加してください。

    同時に呼びかけます。

    みんなの地球、そしてみんなの未来を化学的汚染や放射能汚染から守るために、

    どうか私たちのキャンペーンを支持してください。

    今こそ立ち上がろうではありませんか!

     

  • 劣化ウラン弾の被害訴える

    劣化ウラン弾の被害訴える  ’07/11/5

     

    湾岸戦争、イラク戦争で劣化ウラン弾(DU)が使用されたイラクの実情や国内外でのDU禁止運動を伝える写真パネル展「劣化ウラン兵器被害と国際禁 止キャンペーンの現状」が7日まで、広島市中区の市まちづくり市民交流プラザで開かれている。同市の市民団体「NO DU(劣化ウラン弾禁止)ヒロシマ・ プロジェクト」が、今月6日の「戦争と武力紛争による環境破壊を防止する国際デー」に合わせ計画した。

    【写真説明】イラクでの劣化ウラン弾被害の実情や禁止運動を紹介する写真パネル展

    中国新聞 地域ニュース
  • ウラン兵器禁止 国際共同行動デー関連各地行動

    ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)では、毎年11月6日を「ウラン兵器禁止を求める国際行動デー」として設定し、世界各地での取り組みを呼びかけています。

    日本国内での「国際行動デー」関連行事の日程を、次の通りお知らせいたします。

    ① 10月11日(木) 16;30~18;30

    専修大学生田キャンパス

    講演:森瀧春子

    「アメリカの‘対テロ戦争’の実態~劣化ウラン弾による被害~」

    専修大学・学術文化会主催

    ② 10月20日(土) 13:30~15:30

    長門観光物産センター 2階

    平和講演会:森瀧春子

    「日本と世界の今~ウラン採掘から劣化ウランまでの核被害~」

    写真パネル展

    「イラクのこどもたち~劣化ウラン被害者~」

    コープやまぐち・北部地域平和実行委員会主催 

    ③ 10月25日(木)16:30~17:30

    旧日銀広島支店ギャラリー

    証言:森瀧春子

    「放射能兵器とヒロシマ」

    ‘平和のための広島の戦争展’実行委員会主催


    ④ 11月1日(木)~7日(水)

    広島市.市民交流プラザ・エントランスロビー

    写真展:「劣化ウラン兵器被害の実態と国際禁止キャンペーンの歩み」

    展示内容:*イラク現地DU被害写真

    写真展のチラシは、こちらよりダウンロードいただけます。

    *NODUヒロシマプロジェクトのこれまでの活動のなかから

    *NODU国際キャンペーン(ICBUW)の歩み・現状

    主催:NO DUヒロシマ・プロジェクト

    共催:ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)


    ⑤11月3日(土) 13:00~16:00

    ・講演:森瀧春子

    「イラク、アフガン… 今も続く核の惨禍~ヒロシマを受け継ぐということ~」

    ・写真パネル展 (11月3日)

    「イラクのこどもたち~劣化ウラン被害者~」 (NO DUヒロシマ・プロジェクト制作)

    中央大学多摩キャンパス3号館

    中央大学白門祭実行委員会・歴史学会主催

     

    ⑥ <劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー参加>

    11月4日(日) 14:00~17:00

    ・講演:森瀧春子

    「劣化ウラン弾で放射能に汚染されるイラク~日本が支える対テロ戦争の実態~」

    10月24日~11月6日

    ・写真パネル展

    「イラクのこどもたち~劣化ウラン被害者~」 (NO DUヒロシマ・プロジェクト制作)

    学習院大学目白キャンパス 西2号館303教室

    学習院大学大学祭実行委員会・学生自治会主催

     

    集会:テロ特措法延長・新法反対!劣化ウラン兵器禁止!

    イラクの子供たちに医療支援を!

    11月11日(日) 18:00~21:00

    会場:文京区民センター2A

    講師:志葉 玲さん、佐藤真紀さん、山崎久隆さん、

    イラク現地の映像上映

    劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク主催


    「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」 in 関西/神戸

    11月11日(日) 午後1時から

    場所 1時~2時(予定) JR元町駅東口南広場で街頭アピールと署名活動

    ~5時(予定) 屋内集会  こうべまちづくり会館(元町から徒歩移動)

    連絡先  NODU神戸プロジェクト nodu1111@gmail.com

     

  • 「劣化ウラン兵器使用の影響に関する決議」国連第一委員会において可決

    2007年11月2日

    皆様

    ニューヨークの国連本部で開催中の第62回国連総会第一委員会(軍縮・安全保障問題担当)において、11月1日午後5時近く(現地時間)、「劣化ウランを 含む武器・砲弾の使用による影響に関する決議」が、賛成122票の圧倒的多数で可決されました。日本政府も賛成票を投じました。反対したのは、米国、英 国、フランス、オランダ、イスラエル、チェコの6カ国のみで、35カ国が棄権。劣化ウラン(DU)兵器所有国を含むEU加盟国の対応が注目されましたが、 ヨーロッパの国としては、ドイツ、イタリア、オーストリア、スイス、アイルランド、リヒテンシュタインなどが賛成票を投じました。ロシアは棄権し、中国 は、投票の前に会議場を後にしましたが、そのことを前もって、提案国サイドに伝えて来ていたとのことです。

    今回の決議は、(1)国連事務総長の名において、国連加盟国と国連関連機関に対し、DU兵器の影響に関する意見の提出を求め、来年の国連総会でその報告を提出すること、そして、(2)来年の国連総会の正式な議題にDU兵器問題を含めることを要請するものです。また、前文では、国連憲章と国際人道法に基づき、「DU兵器使用が人体や環境に及ぼす潜在的に有害な影響を考慮する」ことが明記されています。(決議全文の仮訳を下掲。)

    先日のメイルでもお知らせいたしましたように、10月17日、「非同盟運動諸国」(提案国:インドネシア)の名において、決議原案が提出されました。インドネシアをはじめ、「非同盟運動」の国々は、今年3月以来、ICBUWがジュネーブやニューヨークで取り組んできたロビー活動においても、最も積極的な関心を示してくれていた国々です。原案では、使用のモラトリアム(一時停止)も含まれていたのですが、採択に向けた駆け引きの中で、最終的に今回は、「DU兵器決議」が確実に採択されることを優先し、上記二項目にしぼった決議案として投票にかける道が選択されたとのことです。いずれにしましても、DU兵器関連の決議が国連第一委員会で可決されるのは、イラク戦争後初めてのことであり、約一ヶ月後に行われると思われる「総会での投票」でも可決されれば、国連での取り組みが具体的に動きだすことを意味します。[2001 年、2002年、イラクによって、DU兵器の影響・被害に関する調査の実施を求める決議案が提出されていますが、最初は、第一委員会では可決されたものの、総会では否決され、翌年は、第一委員会で否決されています。

    また、1996年以降、三度にわたって、人権小委員会において、DU兵器を非人道的兵器として非難する決議が採択されていますが、これらは小委員会での採択です。]私たちは、以上のような意味において、今回の決議採択は、いままで曖昧なままにやり過ごされてきたDU問題を国際政治の舞台に正式に上げる画期的なステップであると受け止めています。今回の決議採択を最大限に活かし、国際キャンペーンを大きく前進できたらと思っております。また、私たちICBUWは、日本国内においても、今年5月の対政府交渉以来、劣化ウラン問題に関して、日本政府独自の見解を明確にするよう求めてきましたが、今回、日本が賛成票を投じたことはとても大きな積極的意義があると思っています。投票後、今回の決議案を作成したキューバの担当官から電話で聞いたところによりますと、日本の代表は、投票の後に発言を求め、「DU問題に関しては、国連関連機関による報告が出されているが、いれも確定的・最終的なものではなく、日本政府としては、関連機関による今後の調査・研究を注意深く見守っていきたい」と述べたとのことです。これは、ある意味では、従来の見解を表明したにすぎないとも言えますが、賛成票を投じた上での発言であり、積極的に評価されうると思います。[なお、第一委員会での議論・投票の様子を伝えてくれた「ピース・ボート」ニューヨーク事務所の伊知地亮さんやキューバの担当外交官の話によりますと、投票前のスピーチで、アメリカは、「この問題については、すでに米国防総省やNATOなどにより報告がなされているが、人体や環境に有害な影響を及ぼすという証拠は見出されていないし、以前、提案された同種の決議案も否決されている」と主張しましたが、一方、賛成票を投じたアルゼンチンは、「国連として新たな調査機関を設置する必要性」を訴えるスピーチをしたとのことです。]

    ICBUWとしましては、日本政府が、DU兵器の速やかな全面禁止に向け、さらに前向きな姿勢を取り、国際社会の中で先導的役割を果たしてくれるよう強くプッシュして行きたいと思います。11月の「国際共同行動デー」の取組みの中でも、今回の「決議採択」のことを多くの人々に知ってもらい、運動をさらに広く拡げてゆきたいと思います。今後とも、一層のご支援を何卒宜しくお願いいたします。

    ICBUW運営委員:嘉指信雄/NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表

    振津かつみ/ヒバク反対キャンペーン・DU担当

    森瀧春子/NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長

     

    「ICBUWサポーター拡大キャンペーン」実施中

    劣化ウラン兵器は、無差別的被害をもたらす非人道的兵器です。一日も早く全面的禁止を実現するため、ぜひあなたもICBUWサポーターになって、国際キャンペーンを支えてください!言うまでもありませんが、国際キャンペーンのさらなる展開には、チラシの作成、通信費、スタッフ経費など、かなりの資金が必要となります。何卒宜しくお願いいたします!
    カンパ振込先:
    郵便振替口座名: 「ICBUW・国際キャンペーン」 
    口座番号: 01310-0-83069
    [一口2,000円。多数口、大歓迎]


    【投票結果】(詳細は問い合わせ中)
    賛成:122カ国(非同盟諸国、日本、ドイツ、イタリア、オーストリア、スイス、リヒテンシュタイン、アイルランド、ニュージーランドを含む)反対:6カ国(アメリカ、イギリス、フランス、イスラエル、オランダ、チェコ)
    棄権:35カ国(ロシアなど)
    欠席:中国など

    ——————————————————————————————
    国連第一委員会[軍縮および安全保障関係]への修正決議案日本語訳
    2007年10月31日

     

    原文:英語

    第62回セッション第一委員会議題項目98
    一般的・完全な軍縮
    インドネシア:* 修正決議案

    [決議案タイトル]

    「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用による影響」

    国連総会は——

    前文第一項

    国連憲章に明記された諸目的と諸原則および国際人道法に従い——

    前文第二項

    武器規制と軍縮に関する交渉を前進させるのに不可欠な手段としての多国間協調主義を促進すべく決意し——

    前文第三項

    人類は、環境を保護するため直接的手段を取る必要をより強く認識しているが故に、そうした努力を脅かす事柄に対しては、いかなるものであっても、必要な措置を速やかに講じる必要があると確信し——

    前文第四項

    劣化ウランを含む武器・砲弾の使用が人体や環境に及ぼす、潜在的に有害な影響を考慮に入れつつ——

    主文第一項

    事務総長に対し、劣化ウランを含む武器・砲弾の使用がもたらす影響に関する、加盟国および関連国際諸機関の見解を求めること、そして、第63回総会において本件に関する報告書を提出することを要請し——

    主文第二項

    第63回国連総会の暫定的議題に、「劣化ウランを含む武器・砲弾の使用の影響」と題された項目を含めることを決議する。

    *国連「非同盟運動諸国」のメンバーである国連加盟国を代表して。

    ————————————————————————————————————

    [以下、英語原文]
    31 Oct. 2007
    Original: English
    Sixty-second session
    First Cimmitttee

    Agenda item 98
    General and complete disarmament

    Indonesia:* revised draft resolution
    Title:
    Effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium.

    The General Assembly,

    PP [Preparatory Paragraph]1. Guided by the purposes and principles enshrined in the Charter of the UN and the rules of Humanitarian International Law

    PP2. Determined to promote multilateralism as an essential means to carry forward negotiations on arms regulation and disarmament

    PP3. Convinced that as humankind is more aware of the need to take immediate measures to protect the environment, any event that could jeopardize such efforts requires urgent attention to implement the required measures

    PP4. Taking into consideration the potential harmful effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium on human health and the environment

    OP[Operative Paragraph]1. Requests the Secretary General to seek the views of Member States and relevant international organizations on the effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium, and to submit a report on this subject to the General Assembly at its 63rd session

    OP2. Resolves to include in the provisional agenda of its 63rd session an item entitled ‘effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium.’* On behalf of the State Members of the United Nations that are members of the Movement of Non-Aligned Countries.

    OP[Operative Paragraph]1. Requests the Secretary General to seek the views of Member States and relevant international organizations on the effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium, and to submit a report on this subject to the General Assembly at its 63rd session

    OP2. Resolves to include in the provisional agenda of its 63rd session an item entitled ‘effects of the use of armaments and ammunitions containing depleted uranium.’

    * On behalf of the State Members of the United Nations that are members of the Movement of Non-Aligned Countries.

  • 写真展:劣化ウラン被ばく、今も 禁止求め市民団体が写真展

    写真展:劣化ウラン被ばく、今も 禁止求め市民団体が写真展--あすから中区 /広島

    ◇イラクの子どもたち、兵器で健康障害

    市民団体「NO DU(劣化ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト」(嘉指信雄代表)は11月1~7日、中区袋町の広島市まちづくり市民交流プ ラザで、イラクの劣化ウラン被害などを訴える写真展「劣化ウラン兵器被害とNO DU国際禁止キャンペーンの現状」を開く。国連の「戦争と武力紛争による 環境収奪を防止する国際デー」(11月6日)に合わせたもの。入場無料。

    同団体の森滝春子事務局長によると、写真は湾岸戦争後の03年6月ごろにイラクを訪れ、劣化ウラン兵器の被害を調査した際の写真など約60点。写真では、放射線に苦しむ子どもたちの生きたいと必死に訴えている姿が写し出されている。

    劣化ウランを使った兵器は、染色体などに重大な影響を与えるとされる。放射線の半減期は44億年とされるため、9月にはチベット仏教の最高指導者 ダライ・ラマ14世が、使用禁止運動に支持を表明するなど、廃棄を求める声が世界中から上がっている。米国など一部の国は、同兵器と健康障害の因果関係な どを認めていない。

    一方で、国連総会では12月にも「DU兵器使用停止決議案」が提出・可決される見通しだ。可決されても即時全面停止にはつながらないが、劣化ウラン兵器の人体への影響が国連により初めて公式調査される。

    森滝事務局長は「イラクなどでは、劣化ウラン兵器で破壊された戦車の周辺で遊ぶ子どもたちが放射線被ばくするなど、今も新たな核被害が広がっている。写真展を通じて被爆地・ヒロシマから国際世論を高めたい」と呼びかけている。【吉川雄策】

    毎日新聞 2007年10月31日

     

    写真展:劣化ウラン被ばく、今も 禁止求め市民団体が写真展--あすから中区 /広島 – 毎日jp(毎日新聞)
  • 劣化ウラン弾:国連委、禁止決議を初採択へ

    劣化ウラン弾:国連委、禁止決議を初採択へ

    【ニューヨーク小倉孝保】インドネシアなど非同盟諸国が国連総会第1委員会(軍縮・安全保障)に、劣化ウランを含む武器・弾薬の使用禁止を求める 決議案を提出したことがわかった。劣化ウラン武器についてはフセイン政権時代のイラクが、加盟国から意見を聴くよう求める決議案を提出したが、使用禁止要 求決議案は初めて。委員会で11月1日に採択される見通しで、劣化ウラン弾使用に対する国際的な批判の高まりを象徴するとして注目される。

    決議案は、劣化ウランを含有する武器の使用が人間の健康や環境に潜在的な危害を及ぼすことを踏まえ、(1)国連事務総長に対し加盟国と関係国際機 関から劣化ウラン武器に関する意見を聴取、総会に報告するよう求める(2)劣化ウランを含む武器・弾薬の人体や環境に及ぼす影響に関する研究結果が出るま で、加盟国にそうした武器・弾薬の使用を禁止するよう求める(3)次期総会の暫定協議事項に、劣化ウランを含む武器・弾薬の使用に関する協議を加える-- ことを盛り込んだ。

    劣化ウランを含む武器・弾薬について、イラクが01、02年、事務総長に加盟国からの意見を聴取し、報告するよう求める決議案を提出したが、01 年は委員会で採択されたものの総会で否決。02年には委員会で否決された。当時のフセイン政権は国際的に孤立しており支持を集められなかった。

    今回の決議案は、使用中止を明確に求めているのが特徴。また、非同盟諸国としての提出であり、すでに110カ国以上が賛成の意向を示しているとい い、委員会採択は間違いないとみられる。劣化ウラン弾を使用し続ける米国などが反対するのは確実だが、決議案が委員会で採択された場合、11月下旬から開 かれる総会に諮られる。国際世論の高まりから劣化ウラン弾禁止への一歩になる可能性もある。

    毎日新聞 2007年11月1日 2時30分 (最終更新時間 11月1日 9時15分)

    劣化ウラン弾:国連委、禁止決議を初採択へ – 毎日jp(毎日新聞)
  • 劣化ウラン兵器:「禁止」削除し調査要求 国連委が採択、総会決議確実

    劣化ウラン兵器:「禁止」削除し調査要求 国連委が採択、総会決議確実

    【ニューヨーク小倉孝保】国連総会第1委員会(軍縮・安全保障)は1日、劣化ウラン兵器の影響調査を求める決議案を賛成多数で採択した。提案した非同盟諸国は当初、決議案に同兵器の使用禁止条項を含めていたが、採択直前に削除した。欧米の圧力があったとされ、同兵器の使用制限に根強い反発があることを証明した。ただ、決議案が今月後半からの総会で採択されるのはほぼ確実となり、劣化ウラン問題は初めて国連の場で動き出すことになる。

    決議案は、劣化ウランを含有する武器・弾薬の使用が健康や環境に潜在的に有害な影響を及ぼすことを考慮し、(1)国連事務総長に加盟国と関係国際機関から意見を聴取し、総会に報告するよう要求する(2)次期総会の暫定協議事項に使用に関する協議を含める--との内容。非同盟諸国や日本など122カ国が支持。米英仏やイスラエルなど6カ国は反対し、ロシアなど35カ国は棄権した。

    「人体や環境に及ぼす影響に関する研究結果が出るまで、加盟国に劣化ウランを含有する武器・弾薬の使用を禁止するよう求める」との条項は、採択前に非同盟諸国が削除した。 決議案の採決を前に、米国代表は「劣化ウラン弾の影響調査は米国防総省や北大西洋条約機構(NATO)がすでに行っている」と主張した。しかし、NATO内でもドイツやイタリアは決議案を支持した。

    非同盟諸国外交筋によると、欧米の一部から「使用禁止条項」の削除を要求された。欧米の反対によって総会で否決されることを危惧(きぐ)し、妥協に応じたという。 劣化ウラン兵器に関しては、01、02年にイラクから国連事務総長に調査を要求する決議案が提出された。01年は委員会で採択されたが、総会で否決。02年には委員会で否決されている。

    毎日新聞 2007年11月2日 東京夕刊

    劣化ウラン兵器:「禁止」削除し調査要求 国連委が採択、総会決議確実 – 毎日jp(毎日新聞)
  • 豊田直巳写真展・講演会のご案内

    「悲しみに満ちたイラクを歩き続けている
    湾岸戦争、経済制裁、イラク戦争。
    破壊され、硝煙が漂い、血が流された大地。

    劣化ウランに汚染され、暴力が支配する。
    人々は傷つき、苦しみ、恐怖に怯えていた。

    子どもたちは白血病や癌で『殺され』ゆく。

    しかし、そこには私たちと変わらぬ夢や希望もあった。
    そんな、写真の中の子どもたちと『出会って』欲しい。」

    (豊田直巳さんからのメッセージ)

    ■日時/会場

    【写真展】「戦火の子どもたち」
    日時:10月23日(火)~28日(日)
    09:00~19:00(最終日は17:00まで)
    会場:福岡市健康づくりセンター「あいれふ」1階コミュニティプラザ アクセスマップ
    福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号 電話092-751-7778 (少年科学文化会館の隣)
    ・地下鉄 赤坂駅下車、3番出口より徒歩4分。  
    ・西鉄バスで
    「長浜2丁目」バス停より徒歩約1分
    「法務局前」バス停より徒歩約3分
    「赤坂門」バス停より徒歩約4分
    ※お車でお越しの場合、駐車場はございますが有料です。
    入場無料(会場に自由カンパ箱を設置しています。)

    【講演会】豊田直巳スライド・トーク 「戦火の子どもたちと日本」
    賛助出演 オカリナ・山口裕之 ゴスペル歌手ソプラノ・建山理沙
    日時:10月27日(土)   午後2時から4時半
    会場:本願寺福岡会館・3階 アクセスマップ
    福岡市中央区黒門3-2 電話092-771-9081
    地下鉄 唐人町(とうじんまち)下車、6番出口より徒歩5分。
    参加費:当日大人1000円、前売り700円、大学高校生500円

    ■主催・後援

    ■主催・後援:豊田直巳写真展・講演会実行委員会(代表:石村善治)

    連絡先:092-621-6211(青柳行信)
    E-mail  y-aoyagi@r8.dion.ne.jp

    ■豊田写真展 後援 
    福岡県/福岡県教育委員会/福岡市/福岡市教育委員会/九州朝日放送/TVQ九州放送/毎日新聞社/読売新聞西武本社/RKB毎日放送/TNCテレビ西日本/FBS福岡放送/西日本新聞社/朝日新聞社/福岡県教職員組合/福岡市教職員組合

    ■豊田写真展・講演会 協賛
    核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡/ We Love 9条市民ネットワーク/JCJ(日本ジャーナリスト会議)福岡支部/ 沖縄とむすぶ市民行動・福岡/NGO「人権・正義と平和連帯フォーラム/ PP21ふくおか自由学校/念仏者九条の会・福岡/ たんぽぽとりで/戦争への道に反対する真宗者の会/カトリック福岡正義と平和協議会/ 明日のアジアにかける橋・九州/子どもを戦場に送らない!9条の会・ふくおか/ 婦人民主クラブ全国協議会福岡支部/くまのみの会 /日本聖公会九州教区宣教区/日本キリスト教婦人矯風会福岡支部/福岡地方バブテスト連合社会委員会/アムネスティ・インターナショナル福岡グループ /核戦争防止福岡県医師・歯科医師の会/日本基督教団九州教区福岡地区社会部/福岡県民主医療機関連合会/福岡YWCA 9条の会/福岡県保険医協会/非核の政府を求める福岡県の会/福岡市原爆被害者の会/福岡県原爆被害者団体協議会/九条の会・城南/田島九条の会/長住九条の会/六本松9条の会

    ■カンパのお願い

    『戦火の子どもたち』豊田直巳福岡写真展 は入場無料で協賛カンパだけが何よりの頼りです。どうぞ御協力下さい。
    協賛カンパ(個人:一口1000円より、何口でも。団体:任意)
    カンパ郵便振込口座名 豊田直巳「戦火の子どもたち」
    口座番号 01760-1-134363     
    *その際、名前の公表の「可」・「否」を記入して下さい。
    *ご遠方、ご都合で参加出来ない方も協賛カンパいただければ幸いです。

    **チラシ配布、ポスター掲示、マスコミ向け広報、口コミ、その他宣伝・広報にご協力ください。
    **本写真展の開催期間中、会場で搬入・展示・受付・会場係などのスタッフをしてくださるボランティアを募集しています。 

    ■豊田直巳<とよだなおみ>プロフィール

    フォトジャーナリスト
    1956年 静岡県生まれ。
    平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞(2003年)
    日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員

    豊田直巳公式ホームページ
    『境界線の記憶』
    www.ne.jp/asahi/n/toyoda/

    『写真展を広げる会』公式ブログ
    senka-kodomotachi.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_9201.html

    ★11月6日は「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」!★

    2001年の国連総会で、毎年11月6日を「戦争と武力紛争における環境収奪防止のための国際デー」とすることが宣言されました。
    www.un.org/depts/dhl/environment_war/
    これを受けて、ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)は、11月6日を「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」と設定し、ウラン兵器禁止に向けて毎年世界各地で連帯して取り組みが行われています。