Category: 国際キャンペーン

  • ご支援のお願い:ウラン兵器全面禁止に向けて

    —ICBUWの取り組み2007—(対日本政府/国連/ヨーロッパ議会など)
    2006年12月18日
    皆さま
    今年も残すところ後わずかとなりました。お忙しい毎日をお送りのことと存じます。
    今年はICBUW広島国際大会の成功のために、皆さんとともに全力で取組んできました。おかげさまで「ヒロシマから世界へ—届けよう“劣化ウランヒバクシャ”の声を!」という思いを実現できた大会となり、今後の運動の発展に向けた重要なステップとなりました。大会の報告論文集の作成は、年越しの「宿題」となりますが、翻訳と編集の作業に取り組んでいるところです。
    *日本政府への「申し入れ(案)」への賛同のお願い*
    「ICBUW広島アピール」でも確認された「ウラン兵器禁止」・「被害者支援・連帯」の思いを引き継ぎ、日本国内においても一層具体的に取り組んで行くため、下記のような「日本政府への申し入れ—ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査に向けて(案)」を提案させて頂きます。(すでに、11月「国際共同行動デー」に各地の集会などの取組みの中でも提案し、議論をお願いしているところです。)
    「申し入れ(案)」の趣旨は、項目の前文に記してありますが、「ウラン兵器の全面禁止と、イラクなどの被害地域への医療支援と汚染・被害調査に向け、積極 的な役割を果たすべき」ということを、改めて真正面から日本政府に突きつけたいと思います。嘉手納基地をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器の貯蔵問題など は、日本でのICBUWキャンペーンとしても取組まねばならない課題としてICBUW広島国際大会でも提起されました。現状では、これらの問題に関する日 本政府の態度を大幅に転換させることは決して容易なことではありません。しかし、新たな放射能汚染と被曝をもたらすウラン兵器の禁止を求めることは、「被 爆国日本」として当然なすべき国際的責務です。そして、それを求め続けることは、日本で禁止キャンペーンに取り組んでいる私たちの責任であると考えます。
    全国各地で「ウラン兵器禁止」に取り組む皆さん、反核・平和、環境保護、人権擁護、被害者支援など、さまざまな活動に取り組む皆さん、ICBUW広島国際 大会にご協力・ご参加下さった多くの皆さんの力を結集して、日本政府に申し入れたいと思います。「申し入れ(案)」への賛同(団体・個人)を何卒よろしく お願い致します。また、皆さんの周囲でも賛同者を拡げて下さるよう、お願い致します。「申し入れ(案)」の内容や項目について、具体的なご意見なども寄せ て頂ければ幸いです。広く皆さんと議論する中で、運動を拡げ強めてゆきたいと思います。
    日本政府への「申し入れ(案)」への賛同、及びご意見等は下記までご連絡下さい。
    嘉指信雄/E-mail: info@nodu-hiroshima.org
    森瀧春子/E-mail: haruko-m@f3.dion.ne.jp
    振津かつみ/E-mail: du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp
    政府への申し入れに際しては、関係省庁との交渉、「国際署名」の提出、国会議員への働きかけなども行いたいと考えております。(具体的な日程は現時点で決められませんが、来春2—3月以降を目標に準備を進めたいと思います。)
    *世界各国で展開されているキャンペーン*
    すでにメーリングリストなどでいくつかご紹介しておりますように、広島大会に参加した人々、被害者、科学者・医師、ジャーナリスト、ICBUWメンバー は、世界各地で精力的に活動を展開しています。11月の「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」も、ベルギー、イギリス、イタリア、アメリカ、カナ ダ、日本など、世界各国で取り組まれました。最近の動きの中から、いくつか主だったものを挙げてみます。
    (1) ICBUWは「国際共同行動デー」に際し、国連宛に、ウラン兵器禁止の意義とその実現に向けた戦略をまとめた「ICBUW-国連レポート2006」と「ICBUW広島アピール」を提出しました。
    (2) ICBUWのリア・ベルヤウさんらがロビー活動を展開しているベルギーでは、ウラン兵器全面禁止を定める法案の審議のための公聴会が「国防委員会」で開催 されました(11月20日)。今回証言をした一人は、ヒロシマ大会にも参加した元WHO専門官のベイヴァーストック博士です。(なおベルギーは、1995 年、世界で初めて「対人地雷の製造、使用、輸出、移譲禁止法」を成立させ、続いて、EUが対人地雷禁止に向けて共同行動を決定することとなります。)
    (3) フィンランドでは、9月の「核戦争防止国際医師会議(IPPNW)世界大会」やフィンランド政府へのロビー活動に引き続き、国会質問(9月)、国会議員への働きかけ(12月8日)などが取組まれています。
    (4) 中米のコスタリカでも、ICBUW創設メンバーのダマシオ・ロペスさんが、外相や国会議員と会談して「ウラン兵器禁止条約」への支持を求めるとともに、中 米の他の国々への働きかけも模索するなどのロビー活動を開始しました(11月)。ロペスさんは11月30日〜12月2日、米国アリゾナ州のナバホ自治区で 開催された「世界先住民ウラン・サミット」でもDU問題を報告し、ICBUWの評議会からの連帯のメッセージを届けました。
    (5) ヨーロッパ議会では白燐弾などとともに、劣化ウラン兵器の使用停止を求める決議が改めて採択されました(11月6日)ヨーロッパ議会による劣化ウラン兵器使用停止決議は、これで四回目になります。
    (6) アメリカでは、ジェラルド・マシューさん、ハーバート・リードさんらイラク戦争帰還兵とその家族の計16名が、「劣化ウラン被害賠償請求」を米国陸軍省に 求める訴えをニューヨークの連邦裁判所に出しています(2005年9月)。米国政府側は裁判の棄却請求を出していましたが、今年の9月、予審公聴会が開か れ、部分的ながらも原告側の訴えを認める裁決が下され、本格的に裁判が開始されることになりました。
    (7) 国連人権理事会によって設置された「レバノン調査委員会」も、その報告書(11月11日付、暫定版)の「勧告」の中で、クラスター爆弾の禁止とともに、 「特に一般市民に対し無差別的被害を及ぼす、劣化ウランを使用した兵器を含む幾つかの兵器」の違法性を問題にするよう国際機関に要請しました。
    [詳細は、ICBUWニュースレター “Friendly Fire”の12月号をご参照ください。ニュースレター “Friendly Fire”は、ICBUWメンバーの方々に配信されておりますが、ICBUWウェブサイトにもアップされております。なお、ICBUWのホームページのURLが変わり、内容も全面的にリニューアル中です。新しいURLは、 www.icbuw.org/です。]
    *ICBUWの取組み 2007*
    こうした世界各地での動きを加速させるため、「ウラン兵器禁止」がグルーバルな緊急課題であることを、さらに強く国際社会に訴えなければなりません。ICBUWは、ウラン兵器禁止に向けた具体的な国際的動きを作り出すことをめざし、各国政府、国際機関などに、さまざまルートでの働きかけを強めようと、来年の取組みの準備を進めています。
    (1) 2月にはイギリスでも、「劣化ウラン反対キャンペーン」(CADU)が中心になって、国会でのセミナーを開催するなどロビー活動が行われます(2月7日)。
    (2) 3月初旬にはジュネーヴで、ICBUWとして、国連機関、各国政府代表、軍縮関連NGOなどに向けたワークショップを含めたロビー活動を、「女性国際平和自由連名」(WILPF)や「国際平和ビューロー」の協力を得て行います。
    (3) 5月には、ブリュッセルのヨーロッパ議会内で、ウラン兵器禁止とイラクでの劣化ウラン被害調査支援などを呼びかける取り組みが予定されています。(5月14−16日)。イラクのジャワッド・アルアリ医師やアメリカのトマス・フェイジー博士などの講演に加え、豊田直巳さんの写真展・プリゼンテーションなどが予定されています。この画期的な試みは、ベルギーのICBUWメンバーが中心となって、欧州議会議員の支援を受けて取り組んでいます。
    (4) 秋には、ニューヨークで第4回ICBUW国際大会が計画されています。(広島大会のような形の”国際大会”ではなく、様々な平和・軍縮NGOなどに参加を呼びかけて、具体的なキャンペーンに焦点をあてた”実務的”ワークショップ形式となる見込みです。)
    これら世界の運動と結んで、日本でも、「国際署名」や「日本政府への申し入れ」など、皆さんとともに粘り強く運動を進めて行きたいと思います。
    *ICBUWのキャンペーンを支えて下さい!カンパのお願い*
    なお、ICBUWは、いままで会費などお願いせずに進めてきておりますが、以上のような国際的取り組みを本格的に展開していくためには、かなりの資金が必要となります。現在、英国の「劣化ウラン反対キャンペーン」(CADU)のスタッフが担ってくれているICBUW国際事務局も、ICBUWとしての専従スタッフの確保なども含め、国際キャンペーンを責任持って担える体制を整えなければなりません。そのため、国際的にもICBUW賛同グループ(個人も含む)の拡大キャンペーンと合わせてカンパ・キャンペーンに取り組むこととなりました。日本の皆さまにも、何卒ご理解・ご支援を宜しくお願いいたします。
    ICBUW国際キャンペーンについては、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」ホームページをご参照ください。
    *ICBUWへの加入(団体・個人)の申し込み先:
    *ICBUWへの資金カンパは、ICBUWホームページ上でもクレジットカードを使って行っていだけますが、日本国内でも下記の郵便振替口座に寄せていただくことができます。
    郵便振替口座名:ICBUW・国際キャンペーン
    口座番号:01310−0−83069
    一口:団体5,000円/個人1,000円 (複数口、大歓迎!)
    備考欄に「ICBUW賛同カンパ」と明記ください。
    ご協力のほど、重ねてお願い申し上げます。
    嘉指信雄(ICBUW評議員、アジア・太平洋地域コーディネーター)
    振津かつみ(ICBUW評議員)
    森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)
    ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査に関する日本政府への申し入れ(案)
    内閣総理大臣 安倍 晋三 様
    外務大臣   麻生 太郎 様
    経済産業大臣 甘利  明 様
    防衛庁長官  久間 文生 様
    ウラン兵器禁止を求める国際連合
    (ICBUW=International Coalition to Ban Uranium Weapons)
    今年8月、「ヒロシマから世界へ-届けよう“劣化ウランヒバクシャ”の声を!」とのICBUWの呼びかけに応え、被爆地ヒロシマに、世界各地からウラン兵器の被害者、専門家、活動家、ジャーナリストなどが集い、「ウラン兵器禁止を求める国際大会」を開きました。私たちは、ヒロシマ国際大会で確認されたアピールに基づき「被爆国日本」の政府に申し入れます。
    ウラン兵器は、ジュネーヴ条約などの国際人道・人権法に明らかに反する「無差別殺傷兵器」です。国連人権小委員会ではウラン兵器を、核兵器、化学兵器、クラスター爆弾、生物兵器など並んで「大量あるいは無差別な破壊をもたらす兵器」として批難する決議がなされ(1996,97,2002年決議)、アナン国連事務総長も「戦争と武力紛争による環境収奪を防止する国際デー」に際し、ウラン兵器の環境へ及ぼす危険性を指摘し批難しました(2002年)。欧州議会でもウラン兵器使用の「モラトリアム決議」(2001,03,05,06年)がなされました。
    ウラン兵器は、核燃料・核兵器の製造過程で生じた放射性廃棄物「劣化」ウランを素材にした兵器です。「劣化」ウランは、日本では「原子炉等規制法」で核燃料物質として規制されている放射性物質です。そのような「劣化」ウランが兵器としてイラクなどで大量に繰り返し使用され、その環境にばらまかれたのです。
    ウラン弾は、戦車などの強固な標的にあたると3000℃以上もの高温を発して燃え上がり、生じた酸化ウランの微粒子は戦場や試射場から遠く離れた地域まで拡散し、環境を広範囲に汚染します。兵士のみならず多くの一般の人々が長期に被曝します。またウラン兵器は、その試射・使用のみならず、製造・運搬・貯蔵など、全ての過程で汚染と被曝を引き起します。
    ウランは放射能毒性や化学毒性を持つ有害物質です。ウラン兵器使用の際に生じる酸化ウランの微粒子が吸入などによって体内に取り込まれ、人々の健康に有害な影響を及ぼすことを示す科学的知見が、すでに数多く報告されています。世界の多くの科学者がその危険性を指摘しています。
    ウランによる長期にわたる環境の汚染から、現在と将来の生態系や人々の健康を守るためには、「重大あるいは取り返しのつかない損害のおそれのあるところでは、十分な科学的確実性がない」場合でも対策を遅らせてはならないという「予防原則」からも、ウラン兵器を即刻禁止すべきです。
    米・英軍によるウラン弾の攻撃を受けたイラクの被災地域の医師たちは、住民の癌・白血病などの増加を報告し、「ウラン兵器をはじめとする戦争による深刻な環境破壊がその要因である」と訴えています。医療機器や医薬品の不足する困難な中で治療にあたっているイラクの医師たちは、具体的な医療支援と、独立した汚染・被害調査への協力を国際社会に求めています。
    欧米ではウラン兵器が使用された地域からの帰還兵の多くが健康障害を訴えています。米国コネチカット州などでは、帰還兵の汚染検査・健康登録を行う州条例が制定されました。またニューヨーク連邦裁判所は、劣化ウラン被曝したイラク帰還兵が国に対し損害賠償請求の訴訟を起こすことを認める裁決を下しました(2006年9月26日)。
    嘉手米軍納基地には2001年に40万発ものウラン弾が貯蔵されていたことが米軍の資料でも明らかになっています。日本国内での、このようなウラン兵器の貯蔵・運搬・試射などを決して容認することはできません。
    日本政府は、ウラン兵器の使用・試射・運搬・貯蔵などの全面禁止と、イラクなどの被害地域への医療支援と汚染・被害調査に向け、積極的な役割を果たすべきです。とりわけ、新たな放射能汚染と被曝をもたらすウラン兵器の禁止を求めることは、「被爆国日本」として当然なすべき国際的責務です。
    このような状況をふまえ、私達は日本政府に以下の事項を要請します。
    1. ウラン兵器が国際人道・人権法に反する「無差別殺傷兵器」であることを踏まえ、ウラン兵器全面禁止を求める「国連決議」の採択、さらに「禁止条約」の締結に向け、具体的外交努力を行うこと。
    2. 嘉手納米軍基地のウラン兵器貯蔵の現状を明らかにするよう米国政府に求めること。
    もし現在も嘉手納基地にウラン兵器が貯蔵されているならば、すみやかな撤去を米国政府に求めること。
    嘉手納以外の在日米軍基地、寄港米艦船等についても同様に、ウラン兵器の貯蔵や搭載の有無、現状を明らかにさせること。
    3. 日本の原発・核燃料推進の中ですでに生じ、日本にある「劣化」ウランは厳重に管理し、日本がウラン兵器を製造・装備するようなことは決して行わないこと。
    日本の電力会社が米国に委託しているウラン濃縮過程で発生した「劣化」ウランが、米国でウラン兵器製造に軍事転用されないよう求め、その管理の実態を明らかにさせること。
    4. イラクの戦争被害地域への具体的な医療支援を行うこと。
    5. イラクから帰還した自衛隊員全員の適切なウラン被曝検査と健康調査をすみやかに行い、公表すること。
    6. 日本政府として、ウラン兵器の健康・環境影響に関する独自の科学的調査・評価を行い、公表すること。
    以上。
    ICBUW日本連絡先:
    嘉指信雄(ICBUW評議員、アジア・太平洋地域コーディネーター)
    〒731-5159 広島市佐伯区安芸五日市郵便局私書箱3号
    Tel: 090-7897-2095    E-mail: info@nodu-hiroshima.org
    森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)
    〒731-5135 広島市佐伯区海老園3-2-18
    Tel: 082-921-1263    E-mail: haruko-m@f3.dion.ne.jp
    振津かつみ(ICBUW評議員)
    〒663-8183 兵庫県西宮市里中町2-1-24
    Tel: 0798-44-2614   E-mail: du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp
    ICBUW国際事務局:
    International Coalition to Ban Uranium Weapons (ICBUW)
    Bridge 5 Mill 22a, Beswick Street, Ancoats, Manchester
    UK, M4 7HR
    ICBUW Homepage: www.icbuw.org
    Telephone: +44 (0)161 273 8293
    Fax: +44 (0)161 273 8293

    —ICBUWの取り組み2007—(対日本政府/国連/ヨーロッパ議会など)
    2006年12月18日
    皆さま
    今年も残すところ後わずかとなりました。お忙しい毎日をお送りのことと存じます。
    今年はICBUW広島国際大会の成功のために、皆さんとともに全力で取組んできました。おかげさまで「ヒロシマから世界へ—届けよう“劣化ウランヒバクシャ”の声を!」という思いを実現できた大会となり、今後の運動の発展に向けた重要なステップとなりました。大会の報告論文集の作成は、年越しの「宿題」となりますが、翻訳と編集の作業に取り組んでいるところです。

    *日本政府への「申し入れ(案)」への賛同のお願い*

    「ICBUW広島アピール」でも確認された「ウラン兵器禁止」・「被害者支援・連帯」の思いを引き継ぎ、日本国内においても一層具体的に取り組んで行くため、下記のような「日本政府への申し入れ—ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査に向けて(案)」を提案させて頂きます。(すでに、11月「国際共同行動デー」に各地の集会などの取組みの中でも提案し、議論をお願いしているところです。)
    「申し入れ(案)」の趣旨は、項目の前文に記してありますが、「ウラン兵器の全面禁止と、イラクなどの被害地域への医療支援と汚染・被害調査に向け、積極 的な役割を果たすべき」ということを、改めて真正面から日本政府に突きつけたいと思います。嘉手納基地をはじめ在日米軍基地でのウラン兵器の貯蔵問題など は、日本でのICBUWキャンペーンとしても取組まねばならない課題としてICBUW広島国際大会でも提起されました。現状では、これらの問題に関する日 本政府の態度を大幅に転換させることは決して容易なことではありません。しかし、新たな放射能汚染と被曝をもたらすウラン兵器の禁止を求めることは、「被 爆国日本」として当然なすべき国際的責務です。そして、それを求め続けることは、日本で禁止キャンペーンに取り組んでいる私たちの責任であると考えます。
    全国各地で「ウラン兵器禁止」に取り組む皆さん、反核・平和、環境保護、人権擁護、被害者支援など、さまざまな活動に取り組む皆さん、ICBUW広島国際 大会にご協力・ご参加下さった多くの皆さんの力を結集して、日本政府に申し入れたいと思います。「申し入れ(案)」への賛同(団体・個人)を何卒よろしく お願い致します。また、皆さんの周囲でも賛同者を拡げて下さるよう、お願い致します。「申し入れ(案)」の内容や項目について、具体的なご意見なども寄せ て頂ければ幸いです。広く皆さんと議論する中で、運動を拡げ強めてゆきたいと思います。
    日本政府への「申し入れ(案)」への賛同、及びご意見等は下記までご連絡下さい。

    嘉指信雄/E-mail: info@nodu-hiroshima.org
    森瀧春子/E-mail: haruko-m@f3.dion.ne.jp
    振津かつみ/E-mail: du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp

    政府への申し入れに際しては、関係省庁との交渉、「国際署名」の提出、国会議員への働きかけなども行いたいと考えております。(具体的な日程は現時点で決められませんが、来春2—3月以降を目標に準備を進めたいと思います。)

    *世界各国で展開されているキャンペーン*

    すでにメーリングリストなどでいくつかご紹介しておりますように、広島大会に参加した人々、被害者、科学者・医師、ジャーナリスト、ICBUWメンバー は、世界各地で精力的に活動を展開しています。11月の「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」も、ベルギー、イギリス、イタリア、アメリカ、カナ ダ、日本など、世界各国で取り組まれました。最近の動きの中から、いくつか主だったものを挙げてみます。
    (1) ICBUWは「国際共同行動デー」に際し、国連宛に、ウラン兵器禁止の意義とその実現に向けた戦略をまとめた「ICBUW-国連レポート2006」と「ICBUW広島アピール」を提出しました。 (2) ICBUWのリア・ベルヤウさんらがロビー活動を展開しているベルギーでは、ウラン兵器全面禁止を定める法案の審議のための公聴会が「国防委員会」で開催 されました(11月20日)。今回証言をした一人は、ヒロシマ大会にも参加した元WHO専門官のベイヴァーストック博士です。(なおベルギーは、1995 年、世界で初めて「対人地雷の製造、使用、輸出、移譲禁止法」を成立させ、続いて、EUが対人地雷禁止に向けて共同行動を決定することとなります。)
    (3) フィンランドでは、9月の「核戦争防止国際医師会議(IPPNW)世界大会」やフィンランド政府へのロビー活動に引き続き、国会質問(9月)、国会議員への働きかけ(12月8日)などが取組まれています。
    (4) 中米のコスタリカでも、ICBUW創設メンバーのダマシオ・ロペスさんが、外相や国会議員と会談して「ウラン兵器禁止条約」への支持を求めるとともに、中 米の他の国々への働きかけも模索するなどのロビー活動を開始しました(11月)。ロペスさんは11月30日〜12月2日、米国アリゾナ州のナバホ自治区で 開催された「世界先住民ウラン・サミット」でもDU問題を報告し、ICBUWの評議会からの連帯のメッセージを届けました。
    (5) ヨーロッパ議会では白燐弾などとともに、劣化ウラン兵器の使用停止を求める決議が改めて採択されました(11月6日)ヨーロッパ議会による劣化ウラン兵器使用停止決議は、これで四回目になります。
    (6) アメリカでは、ジェラルド・マシューさん、ハーバート・リードさんらイラク戦争帰還兵とその家族の計16名が、「劣化ウラン被害賠償請求」を米国陸軍省に 求める訴えをニューヨークの連邦裁判所に出しています(2005年9月)。米国政府側は裁判の棄却請求を出していましたが、今年の9月、予審公聴会が開か れ、部分的ながらも原告側の訴えを認める裁決が下され、本格的に裁判が開始されることになりました。
    (7) 国連人権理事会によって設置された「レバノン調査委員会」も、その報告書(11月11日付、暫定版)の「勧告」の中で、クラスター爆弾の禁止とともに、 「特に一般市民に対し無差別的被害を及ぼす、劣化ウランを使用した兵器を含む幾つかの兵器」の違法性を問題にするよう国際機関に要請しました。
    [詳細は、ICBUWニュースレター “Friendly Fire”の12月号をご参照ください。ニュースレター “Friendly Fire”は、ICBUWメンバーの方々に配信されておりますが、ICBUWウェブサイトにもアップされております。なお、ICBUWのホームページのURLが変わり、内容も全面的にリニューアル中です。新しいURLは、 www.icbuw.org/です。]

    *ICBUWの取組み 2007*

    こうした世界各地での動きを加速させるため、「ウラン兵器禁止」がグルーバルな緊急課題であることを、さらに強く国際社会に訴えなければなりません。ICBUWは、ウラン兵器禁止に向けた具体的な国際的動きを作り出すことをめざし、各国政府、国際機関などに、さまざまルートでの働きかけを強めようと、来年の取組みの準備を進めています。

    (1) 2月にはイギリスでも、「劣化ウラン反対キャンペーン」(CADU)が中心になって、国会でのセミナーを開催するなどロビー活動が行われます(2月7日)。
    (2) 3月初旬にはジュネーヴで、ICBUWとして、国連機関、各国政府代表、軍縮関連NGOなどに向けたワークショップを含めたロビー活動を、「女性国際平和自由連名」(WILPF)や「国際平和ビューロー」の協力を得て行います。
    (3) 5月には、ブリュッセルのヨーロッパ議会内で、ウラン兵器禁止とイラクでの劣化ウラン被害調査支援などを呼びかける取り組みが予定されています。(5月14−16日)。イラクのジャワッド・アルアリ医師やアメリカのトマス・フェイジー博士などの講演に加え、豊田直巳さんの写真展・プリゼンテーションなどが予定されています。この画期的な試みは、ベルギーのICBUWメンバーが中心となって、欧州議会議員の支援を受けて取り組んでいます。
    (4) 秋には、ニューヨークで第4回ICBUW国際大会が計画されています。(広島大会のような形の”国際大会”ではなく、様々な平和・軍縮NGOなどに参加を呼びかけて、具体的なキャンペーンに焦点をあてた”実務的”ワークショップ形式となる見込みです。)

    これら世界の運動と結んで、日本でも、「国際署名」や「日本政府への申し入れ」など、皆さんとともに粘り強く運動を進めて行きたいと思います。

    *ICBUWのキャンペーンを支えて下さい!カンパのお願い*

    なお、ICBUWは、いままで会費などお願いせずに進めてきておりますが、以上のような国際的取り組みを本格的に展開していくためには、かなりの資金が必要となります。現在、英国の「劣化ウラン反対キャンペーン」(CADU)のスタッフが担ってくれているICBUW国際事務局も、ICBUWとしての専従スタッフの確保なども含め、国際キャンペーンを責任持って担える体制を整えなければなりません。そのため、国際的にもICBUW賛同グループ(個人も含む)の拡大キャンペーンと合わせてカンパ・キャンペーンに取り組むこととなりました。日本の皆さまにも、何卒ご理解・ご支援を宜しくお願いいたします。
    ICBUW国際キャンペーンについては、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」ホームページをご参照ください。

    *ICBUWへの加入(団体・個人)の申し込み先:
    info@nodu-hiroshima.org
    *ICBUWへの資金カンパは、ICBUWホームページ上でもクレジットカードを使って行っていだけますが、日本国内でも下記の郵便振替口座に寄せていただくことができます。
    郵便振替口座名:ICBUW・国際キャンペーン
    口座番号:01310−0−83069
    一口:団体5,000円/個人1,000円 (複数口、大歓迎!)
    備考欄に「ICBUW賛同カンパ」と明記ください。

    ご協力のほど、重ねてお願い申し上げます。

    嘉指信雄(ICBUW評議員、アジア・太平洋地域コーディネーター)
    振津かつみ(ICBUW評議員)
    森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査に関する日本政府への申し入れ(案)

    内閣総理大臣 安倍 晋三 様
    外務大臣   麻生 太郎 様
    経済産業大臣 甘利  明 様
    防衛庁長官  久間 文生 様

    ウラン兵器禁止を求める国際連合
    (ICBUW=International Coalition to Ban Uranium Weapons)

    今年8月、「ヒロシマから世界へ-届けよう“劣化ウランヒバクシャ”の声を!」とのICBUWの呼びかけに応え、被爆地ヒロシマに、世界各地からウラン兵器の被害者、専門家、活動家、ジャーナリストなどが集い、「ウラン兵器禁止を求める国際大会」を開きました。私たちは、ヒロシマ国際大会で確認されたアピールに基づき「被爆国日本」の政府に申し入れます。
    ウラン兵器は、ジュネーヴ条約などの国際人道・人権法に明らかに反する「無差別殺傷兵器」です。国連人権小委員会ではウラン兵器を、核兵器、化学兵器、クラスター爆弾、生物兵器など並んで「大量あるいは無差別な破壊をもたらす兵器」として批難する決議がなされ(1996,97,2002年決議)、アナン国連事務総長も「戦争と武力紛争による環境収奪を防止する国際デー」に際し、ウラン兵器の環境へ及ぼす危険性を指摘し批難しました(2002年)。欧州議会でもウラン兵器使用の「モラトリアム決議」(2001,03,05,06年)がなされました。
    ウラン兵器は、核燃料・核兵器の製造過程で生じた放射性廃棄物「劣化」ウランを素材にした兵器です。「劣化」ウランは、日本では「原子炉等規制法」で核燃料物質として規制されている放射性物質です。そのような「劣化」ウランが兵器としてイラクなどで大量に繰り返し使用され、その環境にばらまかれたのです。
    ウラン弾は、戦車などの強固な標的にあたると3000℃以上もの高温を発して燃え上がり、生じた酸化ウランの微粒子は戦場や試射場から遠く離れた地域まで拡散し、環境を広範囲に汚染します。兵士のみならず多くの一般の人々が長期に被曝します。またウラン兵器は、その試射・使用のみならず、製造・運搬・貯蔵など、全ての過程で汚染と被曝を引き起します。
    ウランは放射能毒性や化学毒性を持つ有害物質です。ウラン兵器使用の際に生じる酸化ウランの微粒子が吸入などによって体内に取り込まれ、人々の健康に有害な影響を及ぼすことを示す科学的知見が、すでに数多く報告されています。世界の多くの科学者がその危険性を指摘しています。
    ウランによる長期にわたる環境の汚染から、現在と将来の生態系や人々の健康を守るためには、「重大あるいは取り返しのつかない損害のおそれのあるところでは、十分な科学的確実性がない」場合でも対策を遅らせてはならないという「予防原則」からも、ウラン兵器を即刻禁止すべきです。
    米・英軍によるウラン弾の攻撃を受けたイラクの被災地域の医師たちは、住民の癌・白血病などの増加を報告し、「ウラン兵器をはじめとする戦争による深刻な環境破壊がその要因である」と訴えています。医療機器や医薬品の不足する困難な中で治療にあたっているイラクの医師たちは、具体的な医療支援と、独立した汚染・被害調査への協力を国際社会に求めています。
    欧米ではウラン兵器が使用された地域からの帰還兵の多くが健康障害を訴えています。米国コネチカット州などでは、帰還兵の汚染検査・健康登録を行う州条例が制定されました。またニューヨーク連邦裁判所は、劣化ウラン被曝したイラク帰還兵が国に対し損害賠償請求の訴訟を起こすことを認める裁決を下しました(2006年9月26日)。
    嘉手米軍納基地には2001年に40万発ものウラン弾が貯蔵されていたことが米軍の資料でも明らかになっています。日本国内での、このようなウラン兵器の貯蔵・運搬・試射などを決して容認することはできません。
    日本政府は、ウラン兵器の使用・試射・運搬・貯蔵などの全面禁止と、イラクなどの被害地域への医療支援と汚染・被害調査に向け、積極的な役割を果たすべきです。とりわけ、新たな放射能汚染と被曝をもたらすウラン兵器の禁止を求めることは、「被爆国日本」として当然なすべき国際的責務です。
    このような状況をふまえ、私達は日本政府に以下の事項を要請します。
    1. ウラン兵器が国際人道・人権法に反する「無差別殺傷兵器」であることを踏まえ、ウラン兵器全面禁止を求める「国連決議」の採択、さらに「禁止条約」の締結に向け、具体的外交努力を行うこと。
    2. 嘉手納米軍基地のウラン兵器貯蔵の現状を明らかにするよう米国政府に求めること。
    もし現在も嘉手納基地にウラン兵器が貯蔵されているならば、すみやかな撤去を米国政府に求めること。
    嘉手納以外の在日米軍基地、寄港米艦船等についても同様に、ウラン兵器の貯蔵や搭載の有無、現状を明らかにさせること。
    3. 日本の原発・核燃料推進の中ですでに生じ、日本にある「劣化」ウランは厳重に管理し、日本がウラン兵器を製造・装備するようなことは決して行わないこと。
    日本の電力会社が米国に委託しているウラン濃縮過程で発生した「劣化」ウランが、米国でウラン兵器製造に軍事転用されないよう求め、その管理の実態を明らかにさせること。
    4. イラクの戦争被害地域への具体的な医療支援を行うこと。
    5. イラクから帰還した自衛隊員全員の適切なウラン被曝検査と健康調査をすみやかに行い、公表すること。
    6. 日本政府として、ウラン兵器の健康・環境影響に関する独自の科学的調査・評価を行い、公表すること。

    以上。

    ICBUW日本連絡先:
    嘉指信雄(ICBUW評議員、アジア・太平洋地域コーディネーター)
    〒731-5159 広島市佐伯区安芸五日市郵便局私書箱3号
    Tel: 090-7897-2095    E-mail: info@nodu-hiroshima.org
    森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)
    〒731-5135 広島市佐伯区海老園3-2-18
    Tel: 082-921-1263    E-mail: haruko-m@f3.dion.ne.jp
    振津かつみ(ICBUW評議員)
    〒663-8183 兵庫県西宮市里中町2-1-24
    Tel: 0798-44-2614   E-mail: du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp

    ICBUW国際事務局:
    International Coalition to Ban Uranium Weapons (ICBUW)
    Bridge 5 Mill 22a, Beswick Street, Ancoats, Manchester
    UK, M4 7HR
    ICBUW Homepage: www.icbuw.org
    Telephone: +44 (0)161 273 8293
    Fax: +44 (0)161 273 8293
    Email: info@bandepleteduranium.org

  • 劣化ウラン兵器禁止に向けた最近の動き

    ベルギー議会公聴会/ヨーロッパ議会決議/国連人権理事会への勧告

    2006年11月23日

    皆様

    劣化ウラン兵器禁止に向けた、ベルギー議会、ヨーロッパ議会、国連人権理事会における最近の動きをお知らせいたします。それぞれ大変重要な動きだと思いますので、ICBUWのニュースから紹介させていただきます。(ICBUWニュースの原文は一番下に貼付)

    1. 11月20日、ベルギー議会で、劣化ウラン兵器問題に関する公聴会が開かれましたが、その様子を伝える報告が、写真とともに、ICBUWホームページ www.icbuw.org/en/a/88.html にアップされました。[なお、ICBUWのホームページのURLが変わり、内容も全面的にリニューアル中です。新しいURLは、 www.icbuw.org/です。]

     


    すでにお知らせしておりますように、ベルギーの国会には、「ウラン兵器禁止法案」(ベルギーとして、[劣化]ウラン兵器の製造、売買、使用などに一切関わらないことを定める法律)がすでに提出されており、今回の公聴会は、この法案の審議のためのものです。 
    今回の公聴会は、劣化ウラン兵器問題に取り組んできているベルギーの政治家、ICBUWメンバーなどの努力で実現したもので、ICBUW広島大会にも参加した元WHO放射線部門専門官のキース・ベイヴァーストック博士などが劣化ウランの危険性について証言しました。 
    なおベルギーは、1995年、世界で初めて「対人地雷の製造、使用、輸出、移譲禁止法」を成立させ、続いて、EUが対人地雷禁止に向けて共同行動を決定することとなります。ベルギーでの動きを注目したいと思います。

    1. 11月6日、ヨーロッパ議会にて、白燐弾などとともに、劣化ウラン兵器の使用停止を求める決議が改めて採択されました。ヨーロッパ議会による劣化ウラン兵器使用停止決議は、これで四回目になります。
    2. 国 連人権理事会によって設置された「レバノン調査委員会」の報告書(11月11日付の暫定的バージョン)は、「人道的援助と復興」、「子どもの犠牲者」、 「国際人道法の尊重」、「兵器」、「国際人道法及び人権の違反に対する補償」などに関する16項目の「勧告」を人権理事会に対し提出していますが、「兵 器」セクションに入る「勧告10」では、クラスター爆弾を早急に違法化することに加えて、劣化ウラン兵器など、一般市民にも無差別的被害を及ぼす兵器の 「合法性」を問題にするよう関連国際機関に対し要請しています。

    「勧告10」の直訳は下記の通りです。 
    「人権理事会は、国際法によって禁止された兵器のリストにクラスター爆弾を加えるための緊急行動を押し進めようイニシアチブを取るべきである。人権理事会 は、「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)」(過度に傷害を与え又は無差別に効果を及ぼすことがあると認められる通常兵器の使用の禁止又は制限に関す る条約)や「対人地雷禁止条約」(対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約)の締約国会議などの関連国際機関に対し、特に一般市 民に対し無差別的被害を及ぼす、劣化ウランを使用した兵器を含む幾つかの兵器の合法性に関して検討することを要請すべきである。」

    [「レバノン調査委員会報告」 
    www.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/docs/CoI-Lebanon.pdf

     

    嘉指信雄 
    NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表

    [以下、ICBUWニュースの原文]

    Begin forwarded message:
    From: International Coalition to Ban Uranium Weapons <info@bandepleteduranium.org>
    Date: 2006年11月23日 0:08:16:JST
    To: undisclosed-recipients: ;
    Subject: Latest news from the EP, UN and Belgian Parliament

    *Latest DU News: *

    *1. Belgian Parliamentary Lobby Report now online:
    *
    *For Mother Earth’s David Heller reports on last weekend’s Belgian Parliamentary Hearing into DU weapons:

    www.icbuw.org/en/a/88.html

    _____________________________________

    **2. 22/11/06 Fourth European Parliament vote calls for ban on DU weapons*
    *
    European Parliament resolution on the Convention on the Prohibition of Biological and Toxin Weapons (BTWC), cluster bombs and conventional arms

    “upon the EU and its Member States to work hard to ensure that the scope of Protocol III to the CCW on Incendiary Weapons is expanded in order to prevent the further use of white phosphorus shells against military and civilian targets and *to stop the use of (depleted) uranium warheads;”(paragr.11)*

    _____________________________________

    **3. UN Human Rights Commission Report on Lebanon calls for action on DU weapons:* *

    REPORT of the Commission of Inquiry on Lebanon pursuant to Human Rights Council Resolution S-2/1 ADVANCED UNEDITED VERSION:

    www.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/docs/CoI-Lebanon.pdf

    Page 9 (weapons):
    The HRC should take the initiative to promote urgent action to include cluster munitions to the list of weapons banned under international law. The Council should request the relevant international bodies, including the Meetings of States Parties to the Convention on Prohibitions or Restrictions on the Use of Certain Conventional Weapons Which May Be Deemed to Be Excessively Injurious or to Have Indiscriminate Effects and to the Convention on the Prohibition of the Use, Stockpiling, Production and Transfer of Anti-Personnel Mines and on Their Destruction, *to address the legality of some weapons particularly indiscriminate to the civilian population, including weapons which use depleted uranium.*

     

  • 劣化ウラン兵器禁止に向けた最近の動き

    ベルギー議会公聴会/ヨーロッパ議会決議/
    国連人権理事会への勧告
    2006年11月23日
    皆様
    劣化ウラン兵器禁止に向けた、ベルギー議会、ヨーロッパ議会、国連人権理事会における最近の動きをお知らせいたします。それぞれ大変重要な動きだと思いますので、ICBUWのニュースから紹介させていただきます。(ICBUWニュースの原文は一番下に貼付)
    11月20日、ベルギー議会で、劣化ウラン兵器問題に関する公聴会が開かれましたが、その様子を伝える報告が、写真とともに、ICBUWホームページ http://www.icbuw.org/en/a/88.html にアップされました。[なお、ICBUWのホームページのURLが変わり、内容も全面的にリニューアル中です。新しいURLは、 www.icbuw.org/です。]
    すでにお知らせしておりますように、ベルギーの国会には、「ウラン兵器禁止法案」(ベルギーとして、[劣化]ウラン兵器の製造、売買、使用などに一切関わらないことを定める法律)がすでに提出されており、今回の公聴会は、この法案の審議のためのものです。
    今回の公聴会は、劣化ウラン兵器問題に取り組んできているベルギーの政治家、ICBUWメンバーなどの努力で実現したもので、ICBUW広島大会にも参加した元WHO放射線部門専門官のキース・ベイヴァーストック博士などが劣化ウランの危険性について証言しました。
    なおベルギーは、1995年、世界で初めて「対人地雷の製造、使用、輸出、移譲禁止法」を成立させ、続いて、EUが対人地雷禁止に向けて共同行動を決定することとなります。ベルギーでの動きを注目したいと思います。
    11月6日、ヨーロッパ議会にて、白燐弾などとともに、劣化ウラン兵器の使用停止を求める決議が改めて採択されました。ヨーロッパ議会による劣化ウラン兵器使用停止決議は、これで四回目になります。
    国 連人権理事会によって設置された「レバノン調査委員会」の報告書(11月11日付の暫定的バージョン)は、「人道的援助と復興」、「子どもの犠牲者」、 「国際人道法の尊重」、「兵器」、「国際人道法及び人権の違反に対する補償」などに関する16項目の「勧告」を人権理事会に対し提出していますが、「兵 器」セクションに入る「勧告10」では、クラスター爆弾を早急に違法化することに加えて、劣化ウラン兵器など、一般市民にも無差別的被害を及ぼす兵器の 「合法性」を問題にするよう関連国際機関に対し要請しています。
    「勧告10」の直訳は下記の通りです。
    「人権理事会は、国際法によって禁止された兵器のリストにクラスター爆弾を加えるための緊急行動を押し進めようイニシアチブを取るべきである。人権理事会 は、「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)」(過度に傷害を与え又は無差別に効果を及ぼすことがあると認められる通常兵器の使用の禁止又は制限に関す る条約)や「対人地雷禁止条約」(対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約)の締約国会議などの関連国際機関に対し、特に一般市 民に対し無差別的被害を及ぼす、劣化ウランを使用した兵器を含む幾つかの兵器の合法性に関して検討することを要請すべきである。」
    [「レバノン調査委員会報告」
    嘉指信雄
    NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表
    [以下、ICBUWニュースの原文]
    Begin forwarded message:
    From: International Coalition to Ban Uranium Weapons < info@bandepleteduranium.org>
    Date: 2006年11月23日 0:08:16:JST
    To: undisclosed-recipients: ;
    Subject: Latest news from the EP, UN and Belgian Parliament
    *Latest DU News: *
    *1. Belgian Parliamentary Lobby Report now online:
    *
    *For Mother Earth’s David Heller reports on last weekend’s Belgian Parliamentary Hearing into DU weapons:
    _____________________________________
    **2. 22/11/06 Fourth European Parliament vote calls for ban on DU weapons*
    *
    European Parliament resolution on the Convention on the Prohibition of Biological and Toxin Weapons (BTWC), cluster bombs and conventional arms
    “upon the EU and its Member States to work hard to ensure that the scope of Protocol III to the CCW on Incendiary Weapons is expanded in order to prevent the further use of white phosphorus shells against military and civilian targets and *to stop the use of (depleted) uranium warheads;”(paragr.11)*
    _____________________________________
    **3. UN Human Rights Commission Report on Lebanon calls for action on DU weapons:* *
    REPORT of the Commission of Inquiry on Lebanon pursuant to Human Rights Council Resolution S-2/1 ADVANCED UNEDITED VERSION:
    Page 9 (weapons):
    The HRC should take the initiative to promote urgent action to include cluster munitions to the list of weapons banned under international law. The Council should request the relevant international bodies, including the Meetings of States Parties to the Convention on Prohibitions or Restrictions on the Use of Certain Conventional Weapons Which May Be Deemed to Be Excessively Injurious or to Have Indiscriminate Effects and to the Convention on the Prohibition of the Use, Stockpiling, Production and Transfer of Anti-Personnel Mines and on Their Destruction, *to address the legality of some weapons particularly indiscriminate to the civilian population, including weapons which use depleted uranium.*

    ベルギー議会公聴会/ヨーロッパ議会決議/
    国連人権理事会への勧告
    2006年11月23日
    皆様
    劣化ウラン兵器禁止に向けた、ベルギー議会、ヨーロッパ議会、国連人権理事会における最近の動きをお知らせいたします。それぞれ大変重要な動きだと思いますので、ICBUWのニュースから紹介させていただきます。(ICBUWニュースの原文は一番下に貼付)
    11月20日、ベルギー議会で、劣化ウラン兵器問題に関する公聴会が開かれましたが、その様子を伝える報告が、写真とともに、ICBUWホームページ http://www.icbuw.org/en/a/88.html にアップされました。[なお、ICBUWのホームページのURLが変わり、内容も全面的にリニューアル中です。新しいURLは、 www.icbuw.org/です。]
    すでにお知らせしておりますように、ベルギーの国会には、「ウラン兵器禁止法案」(ベルギーとして、[劣化]ウラン兵器の製造、売買、使用などに一切関わらないことを定める法律)がすでに提出されており、今回の公聴会は、この法案の審議のためのものです。 今回の公聴会は、劣化ウラン兵器問題に取り組んできているベルギーの政治家、ICBUWメンバーなどの努力で実現したもので、ICBUW広島大会にも参加した元WHO放射線部門専門官のキース・ベイヴァーストック博士などが劣化ウランの危険性について証言しました。 なおベルギーは、1995年、世界で初めて「対人地雷の製造、使用、輸出、移譲禁止法」を成立させ、続いて、EUが対人地雷禁止に向けて共同行動を決定することとなります。ベルギーでの動きを注目したいと思います。
    11月6日、ヨーロッパ議会にて、白燐弾などとともに、劣化ウラン兵器の使用停止を求める決議が改めて採択されました。ヨーロッパ議会による劣化ウラン兵器使用停止決議は、これで四回目になります。国 連人権理事会によって設置された「レバノン調査委員会」の報告書(11月11日付の暫定的バージョン)は、「人道的援助と復興」、「子どもの犠牲者」、 「国際人道法の尊重」、「兵器」、「国際人道法及び人権の違反に対する補償」などに関する16項目の「勧告」を人権理事会に対し提出していますが、「兵 器」セクションに入る「勧告10」では、クラスター爆弾を早急に違法化することに加えて、劣化ウラン兵器など、一般市民にも無差別的被害を及ぼす兵器の 「合法性」を問題にするよう関連国際機関に対し要請しています。「勧告10」の直訳は下記の通りです。 「人権理事会は、国際法によって禁止された兵器のリストにクラスター爆弾を加えるための緊急行動を押し進めようイニシアチブを取るべきである。人権理事会 は、「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)」(過度に傷害を与え又は無差別に効果を及ぼすことがあると認められる通常兵器の使用の禁止又は制限に関す る条約)や「対人地雷禁止条約」(対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約)の締約国会議などの関連国際機関に対し、特に一般市 民に対し無差別的被害を及ぼす、劣化ウランを使用した兵器を含む幾つかの兵器の合法性に関して検討することを要請すべきである。」
    [「レバノン調査委員会報告」 http://www.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/docs/CoI-Lebanon.pdf]

    嘉指信雄 NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表
    [以下、ICBUWニュースの原文]
    Begin forwarded message:From: International Coalition to Ban Uranium Weapons < info@bandepleteduranium.org>Date: 2006年11月23日 0:08:16:JSTTo: undisclosed-recipients: ;Subject: Latest news from the EP, UN and Belgian Parliament
    *Latest DU News: *
    *1. Belgian Parliamentary Lobby Report now online:**For Mother Earth’s David Heller reports on last weekend’s Belgian Parliamentary Hearing into DU weapons:
    www.icbuw.org/en/a/88.html
    _____________________________________
    **2. 22/11/06 Fourth European Parliament vote calls for ban on DU weapons**European Parliament resolution on the Convention on the Prohibition of Biological and Toxin Weapons (BTWC), cluster bombs and conventional arms
    “upon the EU and its Member States to work hard to ensure that the scope of Protocol III to the CCW on Incendiary Weapons is expanded in order to prevent the further use of white phosphorus shells against military and civilian targets and *to stop the use of (depleted) uranium warheads;”(paragr.11)*
    _____________________________________
    **3. UN Human Rights Commission Report on Lebanon calls for action on DU weapons:* *
    REPORT of the Commission of Inquiry on Lebanon pursuant to Human Rights Council Resolution S-2/1 ADVANCED UNEDITED VERSION:
    www.ohchr.org/english/bodies/hrcouncil/docs/CoI-Lebanon.pdf
    Page 9 (weapons):The HRC should take the initiative to promote urgent action to include cluster munitions to the list of weapons banned under international law. The Council should request the relevant international bodies, including the Meetings of States Parties to the Convention on Prohibitions or Restrictions on the Use of Certain Conventional Weapons Which May Be Deemed to Be Excessively Injurious or to Have Indiscriminate Effects and to the Convention on the Prohibition of the Use, Stockpiling, Production and Transfer of Anti-Personnel Mines and on Their Destruction, *to address the legality of some weapons particularly indiscriminate to the civilian population, including weapons which use depleted uranium.*

  • ICBUW ホームページのリニューアル

    CBUW メーリングリストの開設
    2006年11月23日
    皆様
    (1)ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)のホームページがリニューアルされ、URLも変更になりましたので、お知らせいたします。
    新しいURLは、http://www.icbuw.org/ です。
    まだ、かなりの部分が作成中で、トップページに写真が一枚もアップされていない状態にありますが、ぜひ一度アクセスして、ご意見、アイデアをお寄せください。
    [なお、以前のURLのhttp://www.bandepleteduranium.org/にアクセスした場合、「Error」サインが出ますが、[Please go back to homepage]の [homepage]の部分をクリックすれば、新しいホームページにリンクされます。]
    (2)ICBUWのメンバーが自由に情報交換するためのメーリングリストが開設されました。英語でのメーリングリストですが、ICBUWの賛同団 体の皆さん、国際的なネットワークを作っていくため、ぜひ奮ってご参加ください。ICBUWメーリングリストへの参加申し込みは、ヤフーの下記アドレスで 簡単にできます。
    まだICBUWのメンバーでない方は、ぜひメンバーになってください。個人の方でもメンバーになっていただけます。申し込みは、NO DU ヒロシマ・プロジェクト、あるいは、ICBUW宛にメールをお送りください。
    「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」連絡先   info@nodu-hiroshima.org
    ICBUW連絡先   info@bandepleteduranium.org
    草々    嘉指(かざし)信雄    NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表

    CBUW メーリングリストの開設
    2006年11月23日
    皆様
    (1)ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)のホームページがリニューアルされ、URLも変更になりましたので、お知らせいたします。
    新しいURLは、http://www.icbuw.org/ です。
    まだ、かなりの部分が作成中で、トップページに写真が一枚もアップされていない状態にありますが、ぜひ一度アクセスして、ご意見、アイデアをお寄せください。
    [なお、以前のURLのhttp://www.bandepleteduranium.org/にアクセスした場合、「Error」サインが出ますが、[Please go back to homepage]の [homepage]の部分をクリックすれば、新しいホームページにリンクされます。]
    (2)ICBUWのメンバーが自由に情報交換するためのメーリングリストが開設されました。英語でのメーリングリストですが、ICBUWの賛同団 体の皆さん、国際的なネットワークを作っていくため、ぜひ奮ってご参加ください。ICBUWメーリングリストへの参加申し込みは、ヤフーの下記アドレスで 簡単にできます。
    groups.yahoo.com/group/banuraniumweapons/
    まだICBUWのメンバーでない方は、ぜひメンバーになってください。個人の方でもメンバーになっていただけます。申し込みは、NO DU ヒロシマ・プロジェクト、あるいは、ICBUW宛にメールをお送りください。
    「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」連絡先   info@nodu-hiroshima.org ICBUW連絡先   info@bandepleteduranium.org

    草々    嘉指(かざし)信雄    NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表

  • IPPNW(核戦争防止国際医師会議)inフィンランド・ヘルシンキ報告

    ICBUW評議員の振津かつみさんが、フィンランドのヘルシンキで行なわれていたIPPNW(核戦争防止国際医師会議)に参加されました。帰国された振津さんによる取り組みの報告を紹介します。メーリングリスト[noduproject]からの転載です。

    (以下転載)


    皆さま

    先週14日にヘルシンキから戻りました。振津です。
    休む暇もなく翌日から時差ぼけの頭のまま仕事が始まってしまい…少し遅くなりましたが、とりあえずのご報告をさせて頂きます。

    現地での主な行動は下記でした。

    • 9月8日ー10日:IPPNW国際大会

    • 8日:フィンランド国防省訪問

    • 9日:IPPNW国際大会で分科会「ウラン兵器の健康影響」、NGOの野外集会参加(アピールと署名活動)

    • 11日:記者会見

    • 12日:国会議員レクチャー、国会内のホールでセミナー「イラクのバスラでの癌の推移/劣化ウランー45億年の健康リスク」

    • 13日:フィンランド外務省訪問

    今回の行動にはICBUWから、私と、先日の広島大会にも参加したベルギーのリア・ベルジャウさん(ICBUW評議員)が参加しました。フィンランド政 府や議員へのロビー活動、セミナーなどの準備は、フィンランドのICBUW支持グループ(Women for Peace, No More Nuclear Power Movement, Finnish Peace Committee) が積極的に担ってくれました。バスラのアルアリ先生は、全ての活動に参加して下さり、イラクの現状、ウラン兵器の危険性を私たちとともに訴えてくれまし た。また9日のIPPNWの分科会と12日のセミナーには、アルアリ先生に加え、キース・ベイバーストックさん、トーマス・フェージさんも協力して下さ り、科学者として、あるいは医師として劣化ウランの毒性を明確に主張し、ウラン兵器の禁止の必要性をともに訴えてくれました。IPPNWの大会でのDU問 題分科会は、ICBUWとIPPNWドイツ支部(ICBUWの創設団体のひとつでもある)との共催で準備し実現したものです。

    IPPNWの評議員や事務局へはさらなるプッシュをしなければなりませんし、フィンランド政府や国会議員へのロビー活動の今後のフォローなど、国際キャ ンペーンとも連携しながら継続した取組みがを行う必要があります。今回の行動では、ICBUWの国際キャンペーンを進める上でもいくつかの成果があったよ うに思います。私としても、今後の国内外での運動を進める上で、いろいろと勉強にもなりました。

    まだ整理ができていませんが、とりあえずの報告メモです。ご参照下さい。

    1)IPPNW世界大会での分科会「ウラン兵器の健康影響」など
    • IPPNWドイツの代表のアンジェリカ・クラウセンさんが司会。

    • アルアリ医師の話し:バスラの汚染状況、癌の疫学調査について報告。


    • トーマス・フェージさんの話し:劣化ウランの化学毒性・放射能毒性についての医学的解説、動物実験やこれまでの核開発の中での人的被害からわかることを報告。神経毒性も含めて「湾岸戦争症候群」の多彩な症状にも結びつくような健康影響について。


    • 振津の報告:ICBUWの活動、ウラン兵器禁止を求める根拠について。独自の科学的評価、被害者支援・医師への支援、被害調査・被害者支援・禁止に向けた国際機関や各国政府への働きかけなどを、IPPNWが具体的に積極的役割を担うよう提案。


    • 約30名の参加者、日本からもIPPNW大阪支部の方々をはじめ、広島、長崎からも参加。バスラからの医師の研修受け入れをされ、アルアリ先生とも交流のある、長崎大学の朝長教授も議論に参加。


    • 米国、ニュージーランドをはじめ、様々な国々の医師や医学生も参加した。時間が足りなかったが、熱心な質疑応答と議論がなされ、医師達の関心の高い様子がうかがわれた。


    • 分科会を主催した私達としては、IPPNW国際大会として、ウラン兵器禁止と被災者やイラクなどの被災地の医師への支援、独自の健康影響評価を行 うなどの内容の決議をあげるように分科会から提案する方向で前日まで議論をし、決議案の準備も進めていた。しかし当日の朝になって、IPPNWの事務局か ら話しがあり、「すでに2年前の北京の大会の時にIPPNWとしてはウラン兵器禁止を求めるICBUWの立場を支持する決議をしているので、今回新たな決 議はしない。提案は受け入れられない。」とのことで、残念ながらこちらも急遽、対応を変えざるをえなかった。IPPNWの事務局の言い分としては、「北京 大会の際にDU分科会から出された決議案の一部(下記)についてはIPPNWとして正式に採択した」とのこと。これは2年前の北京大会で、嘉指さん、森瀧 さんがIPPNWドイツのメンバーとともに頑張って下さった「成果」でもある。しかし、なぜかIPPNWのウェブサイトでも、どの公式文書でも、このこと についての明確な表明がされていないのが実態。今後、ドイツのメンバーとも連携してこのことを明確にさせてゆくと同時に、IPPNWが基本的にICBUW のウラン兵器禁止要求を支持していることを国際的にも、各国でも、大いに宣伝して、ロビー活動にも活かしてゆこうということになった。新しいIPPNWの 評議員にDUの資料を送りつける、具体的な行動提起の勧告を送るなど、今後も中からのプッシュを続ける予定。 
      二年前に「採択した」内容というのは下記です。
      “IPPNW supports a general and comprehensive prohibition of the development, production, transport, storage, possession, transfer and use of uranium ammunition, uranium armour-plate and of any other military use of uranium, as proposed by the International Coalition for Ban on Uranium Weapons (ICBUW).”
      「IPPNWは、『ウラン兵器禁止を求める国際連合』(ICBUW)が提案している、ウラン兵器、ウラン装甲板、及びウランのその他のいかなる軍事利用も、その開発・輸送・貯蔵・所有・譲渡そして使用に至るまで、全般的・包括的に禁止を求めることを支持する。」

    • 分科会以外でも署名、チラシ、資料、ニュースレターの配布など、宣伝活動を積極的に行った。

    2)フィンランドの市民グループとの連携で行ったロビー活動、交流など
    *国防省訪問:
    国防省広報部長のJyrki Livonen氏と約1時間にわたり会談。
    (国防省と聞いて構えていた私にとっては、彼のとても「フレンドリー」な対応に少なからず驚きました。もちろん「官僚」なので、返答には限界があるものの…下記のようないくつか興味深い対応がありました。)

    「フィンランド軍はウラン兵器を使用したことはないし、現在は装備してはいない。将来的にも使用しない。1950年から70年にかけてソビエト製のウラン兵器を少しだけ装備していたが、現在ははずして保管してある。今後ウラン兵器を購入するつもりはない。」とのこと。

    「5年前、コソボへの平和維持人員の派遣の時にフィンランドでも問題になったので、劣化ウラン弾には関心を持っている。」とのこと(フィンランドはイラクには派兵していない)。

    「ウラン兵器による汚染が人体に有害である」という基本的な認識は持っており、ウラン兵器の汚染を受けたバスラからのアルアリ先生の報告には強い関心を示 して話しを熱心に聞き質問などもしていた。「ウラン兵器が使用され、汚染している地域への人員、兵員の派遣には、自国のスタッフや兵士を守る義務があるの で、それなりの手だてをとる必要があると認識している。」とのこと。ちょうどレバノンへの250名の「平和維持軍」派遣がフィンランド国会で決議されたと ころだったので、「イスラエルにレバノンでの攻撃にウラン兵器を使用したかどうか確認すべきではないか」というこちらの質問に対し、「これは外交上の問題 なので外務省の担当だ」として直接の回答は避けたが、「6週間後の実際の派兵までにできるだけ情報を得られるように努力したい」「確かな情報が得られない 場合は独自に放射能汚染を測定するなり対処する」「いまや、どこの地域紛争においてもウラン兵器が使用される可能性がある。問題はもはや、使用されたかど うかよりも、どの地域で、どれほどの量が使用されたかが問題だ。」と、答えた。

    フィンランドは人口が530万人という小さな国だが、周囲の大国の狭間で、支配をうけたり戦闘にまきこまれたりしてきた歴史がある。第二次世界大戦で フィンランド軍は、最終的にナチスドイツの支配の下にソ連に侵攻することとなり、「敗戦国」として終戦を迎えた。そのような経験からか、戦後は東西冷戦の 中でも一定独自の外交ポリシーを持ち「平和維持活動」などにも力を入れることを政策のひとつの柱にしてきたそうだ(フィンランド政府の「肩を持つつ」もり はありませんが、同じく「平和維持活動」を頻繁に口にするようになった日本政府とは、少なくともウラン兵器の健康影響に対する認識などは、かなり違う印象 を受けました)。

    *外務省訪問:
    外交と安全保障担当の次官のMarkus Lyra氏と30分ほどやりとりをした。

    「フィンランドとしても、ウラン兵器禁止決議の提案・支持国のひとつになって、国連でも、欧州議会でも国際的なイニシアティブを発揮してほしい。」とのこ ちらの要望に対し、「今回の国連総会では、新しい議題を持ち出すのは時期的に難しい。来年の春以降なら(次の総会に向けて)検討の余地があるかも。」との 返答。「他にどのような国々が提案・支持国になる可能性があるのか」と、気にしていた。

    「ベルギー、ニュージーランドなどでは、すでにロビー活動も進められている。スェーデン、イタリアなど他の欧州諸国でも可能性はある」…とこちらから返答 (「ウラン兵器に関する国連決議」は、「禁止条約」実現への動きを前進させるためのひとつステップとして、ICBUWでも「決議案」も含めて議論を進めて いるものです)。

    「イスラエルに対してウラン兵器を使用したかどうか尋ねるべきではないかという問い」については、明確な返答はなかった。

    *国会議員との会談:保守、中道も含めて5つの政党(フィンランドでは全部で8つの政党があるとのこと。このような会談に5党も出席することはあまりない このようです)の議員が参加して私達のレクチャーを受けた。特に、「左派連合」、「緑の国会議員」は積極的にICBUWのキャンペーンに対する支持を表 明。

    *セミナー「イラクのバスラでの癌の推移/劣化ウランー45億年の健康リスク」フィンランドの市民グループ(Women for Peace, No More Nuclear Power Movement, Finnish Peace Committee)と、国会議員のグループ「左派連合」「緑の国会議員」の共催。90名余の参加あり。多くはフィンランドの市民活動家だが、この時期に 開かれたIPPNW、国際平和ビューロー(IPB)など、他の国際会議に参加した欧州の活動家(イタリア、イギリス、エストニアなど…)もけっこう参加し ていた。「国際反核法律家協会」(IALANA)の国際コンサルタントでもあるニュージーランドのアラン・ウェア氏も参加し積極的に議論に加わった。イラ ク大使館からも数名、フィンランドの国会議員も数名参加。司会は「左派連合」のPentti Tiusanen氏(環境委員会メンバー)。「緑の国会議員」のHeidi Hautalaさんも連帯の挨拶をし、「禁止条約」を求めることへの支持を表明し、国会内でこの問題を必ず取り上げ、フィンランド政府が国連決議などの実 現にも積極的な役割を担うように迫ってゆくとの表明をした。国連平和維持活動に参加したフィンランドの退役軍人も発言し、コソボで使用された劣化ウラン弾 の問題を訴えた。アルアリ先生、振津、リアさん(ベルギーでのロビー活動を中心に)、トーマス・フェージさん、キース・ベイバーストックさんがそれぞれ報 告。イラクでの被害に関連した質問、国連決議の支持国の候補について、またウラン兵器と核兵器との違いなどについてなど、様々な質問や意見が出され、熱心 な議論がなされた。

    私達の帰国後、フィンランドの No More Nuclear Power Movementのメンバーから連絡があり、「左派連合」のTiusanen氏が早速、国会議長に対して「フィンランドが国連でのウラン兵器禁止の決議を 支持するために具体的な行動を取る意志があるかどうか」についての質問状を提出したとのこと。

    *記者会見:地元の新聞社とラジオ局が取材。翌日の新聞の一面記事にアルアリ先生のインタビューなどが掲載された。ラジオ局は、後日、20分番組を2回にわたって放送する予定とのこと。イラクの現状だけでなく、ICBUWの活動、フィンランドの市民グループの取組み、フェージさんの「歯のプロジェクト」の 話しなども含めて。


    *その他、NGOの集会・交流会などにも参加し、同時期にヘルシンキで開催されていたいくつかの国際会議、欧州地域会議に参加していた、人権、平和、軍縮、反核、環境保護など様々なNGOの人々との交流を持つことができた(詳細は割愛します)。

    *今回のロビー活動などを通じて…
    日本の政府はフィンランド政府などとは違って、アメリカの戦争政策「べったり」ですが…それだからこそ、ICBUWとしてもっと日本政府に対してもウラン兵器の問題を突きつけてゆく必要があると、改めて強く感じた次第です。先日の広島大会でも関心を集めた嘉手納基地のウラン兵器貯蔵の問題も重要な課題の ひとつです。すでに多くの方々が指摘しているように、サマワから帰ってきた自衛官の問題もあります。 
    日本政府にウラン兵器の危険性を認めさせ、被害地域への本当の意味での支援や、何よりもウラン兵器禁止のための真剣な外交努力などもするように求めてゆ くことも大切です。今後も、全国でウラン兵器反対に取組む皆さんとともに、運動を拡げ、少しずつでも前に進めてゆければと思います。11月の国際共同行動 も、世界の運動ともつなげて、全国の皆さんとともに取組みたいと思います。

    まとまらない報告で、だらだらと書いてしまい申し訳ありません。
    まだまだいろいろあるのですが、もう少し整理してまた別の機会に改めて報告させて頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。

    振津かつみ/ICBUW評議員

     

  • IPPNW(核戦争防止国際医師会議)inフィンランド・ヘルシンキ報告

    CBUW評議員の振津かつみさんが、フィンランドのヘルシンキで行なわれていたIPPNW(核戦争防止国際医師会議)に参加されました。帰国された振津さんによる取り組みの報告を紹介します。メーリングリスト[noduproject]からの転載です。
    (以下転載)
    皆さま
    先週14日にヘルシンキから戻りました。振津です。
    休む暇もなく翌日から時差ぼけの頭のまま仕事が始まってしまい…少し遅くなりましたが、とりあえずのご報告をさせて頂きます。
    現地での主な行動は下記でした。
    9月8日ー10日:IPPNW国際大会
    8日:フィンランド国防省訪問
    9日:IPPNW国際大会で分科会「ウラン兵器の健康影響」、NGOの野外集会参加(アピールと署名活動)
    11日:記者会見
    12日:国会議員レクチャー、国会内のホールでセミナー「イラクのバスラでの癌の推移/劣化ウランー45億年の健康リスク」
    13日:フィンランド外務省訪問
    今回の行動にはICBUWから、私と、先日の広島大会にも参加したベルギーのリア・ベルジャウさん(ICBUW評議員)が参加しました。フィンランド政 府や議員へのロビー活動、セミナーなどの準備は、フィンランドのICBUW支持グループ(Women for Peace, No More Nuclear Power Movement, Finnish Peace Committee) が積極的に担ってくれました。バスラのアルアリ先生は、全ての活動に参加して下さり、イラクの現状、ウラン兵器の危険性を私たちとともに訴えてくれまし た。また9日のIPPNWの分科会と12日のセミナーには、アルアリ先生に加え、キース・ベイバーストックさん、トーマス・フェージさんも協力して下さ り、科学者として、あるいは医師として劣化ウランの毒性を明確に主張し、ウラン兵器の禁止の必要性をともに訴えてくれました。IPPNWの大会でのDU問 題分科会は、ICBUWとIPPNWドイツ支部(ICBUWの創設団体のひとつでもある)との共催で準備し実現したものです。
    IPPNWの評議員や事務局へはさらなるプッシュをしなければなりませんし、フィンランド政府や国会議員へのロビー活動の今後のフォローなど、国際キャ ンペーンとも連携しながら継続した取組みがを行う必要があります。今回の行動では、ICBUWの国際キャンペーンを進める上でもいくつかの成果があったよ うに思います。私としても、今後の国内外での運動を進める上で、いろいろと勉強にもなりました。
    まだ整理ができていませんが、とりあえずの報告メモです。ご参照下さい。
    1)IPPNW世界大会での分科会「ウラン兵器の健康影響」など
    IPPNWドイツの代表のアンジェリカ・クラウセンさんが司会。
    アルアリ医師の話し:バスラの汚染状況、癌の疫学調査について報告。
    トーマス・フェージさんの話し:劣化ウランの化学毒性・放射能毒性についての医学的解説、動物実験やこれまでの核開発の中での人的被害からわかることを報告。神経毒性も含めて「湾岸戦争症候群」の多彩な症状にも結びつくような健康影響について。
    振津の報告:ICBUWの活動、ウラン兵器禁止を求める根拠について。独自の科学的評価、被害者支援・医師への支援、被害調査・被害者支援・禁止に向けた国際機関や各国政府への働きかけなどを、IPPNWが具体的に積極的役割を担うよう提案。
    約30名の参加者、日本からもIPPNW大阪支部の方々をはじめ、広島、長崎からも参加。バスラからの医師の研修受け入れをされ、アルアリ先生とも交流のある、長崎大学の朝長教授も議論に参加。
    米国、ニュージーランドをはじめ、様々な国々の医師や医学生も参加した。時間が足りなかったが、熱心な質疑応答と議論がなされ、医師達の関心の高い様子がうかがわれた。
    分 科会を主催した私達としては、IPPNW国際大会として、ウラン兵器禁止と被災者やイラクなどの被災地の医師への支援、独自の健康影響評価を行 うなどの内容の決議をあげるように分科会から提案する方向で前日まで議論をし、決議案の準備も進めていた。しかし当日の朝になって、IPPNWの事務局か ら話しがあり、「すでに2年前の北京の大会の時にIPPNWとしてはウラン兵器禁止を求めるICBUWの立場を支持する決議をしているので、今回新たな決 議はしない。提案は受け入れられない。」とのことで、残念ながらこちらも急遽、対応を変えざるをえなかった。IPPNWの事務局の言い分としては、「北京 大会の際にDU分科会から出された決議案の一部(下記)についてはIPPNWとして正式に採択した」とのこと。これは2年前の北京大会で、嘉指さん、森瀧 さんがIPPNWドイツのメンバーとともに頑張って下さった「成果」でもある。しかし、なぜかIPPNWのウェブサイトでも、どの公式文書でも、このこと についての明確な表明がされていないのが実態。今後、ドイツのメンバーとも連携してこのことを明確にさせてゆくと同時に、IPPNWが基本的にICBUW のウラン兵器禁止要求を支持していることを国際的にも、各国でも、大いに宣伝して、ロビー活動にも活かしてゆこうということになった。新しいIPPNWの 評議員にDUの資料を送りつける、具体的な行動提起の勧告を送るなど、今後も中からのプッシュを続ける予定。
    二年前に「採択した」内容というのは下記です。
    “IPPNW supports a general and comprehensive prohibition of the development, production, transport, storage, possession, transfer and use of uranium ammunition, uranium armour-plate and of any other military use of uranium, as proposed by the International Coalition for Ban on Uranium Weapons (ICBUW).”
    「IPPNWは、『ウラン兵器禁止を求める国際連合』(ICBUW)が提案している、ウラン兵器、ウラン装甲板、及びウランのその他のいかなる軍事利用も、その開発・輸送・貯蔵・所有・譲渡そして使用に至るまで、全般的・包括的に禁止を求めることを支持する。」
    分科会以外でも署名、チラシ、資料、ニュースレターの配布など、宣伝活動を積極的に行った。
    2)フィンランドの市民グループとの連携で行ったロビー活動、交流など
    *国防省訪問:
    国防省広報部長のJyrki Livonen氏と約1時間にわたり会談。
    (国防省と聞いて構えていた私にとっては、彼のとても「フレンドリー」な対応に少なからず驚きました。もちろん「官僚」なので、返答には限界があるものの…下記のようないくつか興味深い対応がありました。)
    「フィンランド軍はウラン兵器を使用したことはないし、現在は装備してはいない。将来的にも使用しない。1950年から70年にかけてソビエト製のウラン兵器を少しだけ装備していたが、現在ははずして保管してある。今後ウラン兵器を購入するつもりはない。」とのこと。
    「5年前、コソボへの平和維持人員の派遣の時にフィンランドでも問題になったので、劣化ウラン弾には関心を持っている。」とのこと(フィンランドはイラクには派兵していない)。
    「ウラン兵器による汚染が人体に有害である」という基本的な認識は持っており、ウラン兵器の汚染を受けたバスラからのアルアリ先生の報告には強い関心を示 して話しを熱心に聞き質問などもしていた。「ウラン兵器が使用され、汚染している地域への人員、兵員の派遣には、自国のスタッフや兵士を守る義務があるの で、それなりの手だてをとる必要があると認識している。」とのこと。ちょうどレバノンへの250名の「平和維持軍」派遣がフィンランド国会で決議されたと ころだったので、「イスラエルにレバノンでの攻撃にウラン兵器を使用したかどうか確認すべきではないか」というこちらの質問に対し、「これは外交上の問題 なので外務省の担当だ」として直接の回答は避けたが、「6週間後の実際の派兵までにできるだけ情報を得られるように努力したい」「確かな情報が得られない 場合は独自に放射能汚染を測定するなり対処する」「いまや、どこの地域紛争においてもウラン兵器が使用される可能性がある。問題はもはや、使用されたかど うかよりも、どの地域で、どれほどの量が使用されたかが問題だ。」と、答えた。
    フィンランドは人口が530万人という小さな国だが、周囲の大国の狭間で、支配をうけたり戦闘にまきこまれたりしてきた歴史がある。第二次世界大戦で フィンランド軍は、最終的にナチスドイツの支配の下にソ連に侵攻することとなり、「敗戦国」として終戦を迎えた。そのような経験からか、戦後は東西冷戦の 中でも一定独自の外交ポリシーを持ち「平和維持活動」などにも力を入れることを政策のひとつの柱にしてきたそうだ(フィンランド政府の「肩を持つつ」もり はありませんが、同じく「平和維持活動」を頻繁に口にするようになった日本政府とは、少なくともウラン兵器の健康影響に対する認識などは、かなり違う印象 を受けました)。
    *外務省訪問:
    外交と安全保障担当の次官のMarkus Lyra氏と30分ほどやりとりをした。
    「フィンランドとしても、ウラン兵器禁止決議の提案・支持国のひとつになって、国連でも、欧州議会でも国際的なイニシアティブを発揮してほしい。」とのこ ちらの要望に対し、「今回の国連総会では、新しい議題を持ち出すのは時期的に難しい。来年の春以降なら(次の総会に向けて)検討の余地があるかも。」との 返答。「他にどのような国々が提案・支持国になる可能性があるのか」と、気にしていた。
    「ベルギー、ニュージーランドなどでは、すでにロビー活動も進められている。スェーデン、イタリアなど他の欧州諸国でも可能性はある」…とこちらから返答 (「ウラン兵器に関する国連決議」は、「禁止条約」実現への動きを前進させるためのひとつステップとして、ICBUWでも「決議案」も含めて議論を進めて いるものです)。
    「イスラエルに対してウラン兵器を使用したかどうか尋ねるべきではないかという問い」については、明確な返答はなかった。
    *国会議員との会談:保守、中道も含めて5つの政党(フィンランドでは全部で8つの政党があるとのこと。このような会談に5党も出席することはあまりない このようです)の議員が参加して私達のレクチャーを受けた。特に、「左派連合」、「緑の国会議員」は積極的にICBUWのキャンペーンに対する支持を表 明。
    *セミナー「イラクのバスラでの癌の推移/劣化ウランー45億年の健康リスク」フィンランドの市民グループ(Women for Peace, No More Nuclear Power Movement, Finnish Peace Committee)と、国会議員のグループ「左派連合」「緑の国会議員」の共催。90名余の参加あり。多くはフィンランドの市民活動家だが、この時期に 開かれたIPPNW、国際平和ビューロー(IPB)など、他の国際会議に参加した欧州の活動家(イタリア、イギリス、エストニアなど…)もけっこう参加し ていた。「国際反核法律家協会」(IALANA)の国際コンサルタントでもあるニュージーランドのアラン・ウェア氏も参加し積極的に議論に加わった。イラ ク大使館からも数名、フィンランドの国会議員も数名参加。司会は「左派連合」のPentti Tiusanen氏(環境委員会メンバー)。「緑の国会議員」のHeidi Hautalaさんも連帯の挨拶をし、「禁止条約」を求めることへの支持を表明し、国会内でこの問題を必ず取り上げ、フィンランド政府が国連決議などの実 現にも積極的な役割を担うように迫ってゆくとの表明をした。国連平和維持活動に参加したフィンランドの退役軍人も発言し、コソボで使用された劣化ウラン弾 の問題を訴えた。アルアリ先生、振津、リアさん(ベルギーでのロビー活動を中心に)、トーマス・フェージさん、キース・ベイバーストックさんがそれぞれ報 告。イラクでの被害に関連した質問、国連決議の支持国の候補について、またウラン兵器と核兵器との違いなどについてなど、様々な質問や意見が出され、熱心 な議論がなされた。
    私達の帰国後、フィンランドの No More Nuclear Power Movementのメンバーから連絡があり、「左派連合」のTiusanen氏が早速、国会議長に対して「フィンランドが国連でのウラン兵器禁止の決議を 支持するために具体的な行動を取る意志があるかどうか」についての質問状を提出したとのこと。
    *記者会見:地元の新聞社とラジオ局が取材。翌日の新聞の一面記事にアルアリ先生のインタビューなどが掲載された。ラジオ局は、後日、20分番組を2回に わたって放送する予定とのこと。イラクの現状だけでなく、ICBUWの活動、フィンランドの市民グループの取組み、フェージさんの「歯のプロジェクト」の 話しなども含めて。
    *その他、NGOの集会・交流会などにも参加し、同時期にヘルシンキで開催されていたいくつかの国際会議、欧州地域会議に参加していた、人権、平和、軍縮、反核、環境保護など様々なNGOの人々との交流を持つことができた(詳細は割愛します)。
    *今回のロビー活動などを通じて…
    日本の政府はフィンランド政府などとは違って、アメリカの戦争政策「べったり」ですが…それだからこそ、ICBUWとしてもっと日本政府に対してもウラ ン兵器の問題を突きつけてゆく必要があると、改めて強く感じた次第です。先日の広島大会でも関心を集めた嘉手納基地のウラン兵器貯蔵の問題も重要な課題の ひとつです。すでに多くの方々が指摘しているように、サマワから帰ってきた自衛官の問題もあります。
    日本政府にウラン兵器の危険性を認めさせ、被害地域への本当の意味での支援や、何よりもウラン兵器禁止のための真剣な外交努力などもするように求めてゆ くことも大切です。今後も、全国でウラン兵器反対に取組む皆さんとともに、運動を拡げ、少しずつでも前に進めてゆければと思います。11月の国際共同行動 も、世界の運動ともつなげて、全国の皆さんとともに取組みたいと思います。
    まとまらない報告で、だらだらと書いてしまい申し訳ありません。
    まだまだいろいろあるのですが、もう少し整理してまた別の機会に改めて報告させて頂きたいと思いますので、よろしくお願い致します。
    振津かつみ/ICBUW評議員
  • ICBUW 広島大会 賛同者・参加者の皆様への御礼

    みなさま
    「NO DU劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会」開催に当たりましては、皆様のご協力ご尽力によりまして、多くの国内外の参加者を得て、充実した内容と展望のある大会となりました。心からお礼申し上げます。
    NODU国際大会広島現地実行委員会事務局として、遅くなりましたがとりあえずのお礼を申し上げます。
    長崎・福岡での諸行動に参加された海外代表の皆さんも、本日すべて広島から送り出したところです。
    内外参加者数は海外からの参加者40数名を含め約1,000名に上りました。
    50件を超えるプレゼンテーションを受けての4日間にわたる討議はまだまだ時間が足りないほどの内容だったと思われますが、これから総括を行っていきたいと思っております。
    大会の様子をとりあえず垣間見ていただくには、すでにお知らせしておりますように「NODUヒロシマ・プロジェクトの大会ホームページの動画配信 をご覧ください。
    これから後まとめに入るわけですが、国際大会の報告集作成は来年1月を目指して取り組みます。1冊2000円ですでに大会期間中より予約受付を始めています。
    詳細は以下をご覧ください。
    「ICBUW広島大会記録集」発行のお知らせ
    ***********************
    現地実行委員会事務局長 森瀧 春子

    みなさま
    「NO DU劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会」開催に当たりましては、皆様のご協力ご尽力によりまして、多くの国内外の参加者を得て、充実した内容と展望のある大会となりました。心からお礼申し上げます。
    NODU国際大会広島現地実行委員会事務局として、遅くなりましたがとりあえずのお礼を申し上げます。長崎・福岡での諸行動に参加された海外代表の皆さんも、本日すべて広島から送り出したところです。 内外参加者数は海外からの参加者40数名を含め約1,000名に上りました。50件を超えるプレゼンテーションを受けての4日間にわたる討議はまだまだ時間が足りないほどの内容だったと思われますが、これから総括を行っていきたいと思っております。 大会の様子をとりあえず垣間見ていただくには、すでにお知らせしておりますように「NODUヒロシマ・プロジェクトの大会ホームページの動画配信 をご覧ください。 これから後まとめに入るわけですが、国際大会の報告集作成は来年1月を目指して取り組みます。1冊2000円ですでに大会期間中より予約受付を始めています。詳細は以下をご覧ください。
    「ICBUW広島大会記録集」発行のお知らせ ***********************
    現地実行委員会事務局長 森瀧 春子

  • 「ICBUW広島大会記録集」発行のお知らせ

    発行予定日:2007年始め
    内容:それぞれの発表原稿の一部または全部。できるだけ、大会全体の記録がバランス良く収録されるようにしたいと存じますが、ページ数の制約などのため、必ずしも発表の全てを収録することができるかどうか分かりませんので、その点、何卒ご了承ください。
    予約価格:日本語版・英語版各2,000円(プラス送料/国内の場合、1部500円。海外の場合、船便は1部1,000円、航空便は1部1,500円。2部以上の場合は、それぞれ実費相当額。)
    ご購入ご希望の方は、大会期間中に受付にて予約されるか、あるいは、下記まで郵便振替にてお申し込みください。その際、備考欄に、日本語版・英語版の別、申し込み部数を明記ください。
    郵便振替口座名:ICBUW・国際キャンペーン
    口座番号:01310-1-83069
    (「ICBUW広島大会記録集」と明記して下さい)
    お問い合わせ先:
    090-7500-8687(雨宮)
    090-9064-4705(森瀧)

    発行予定日:2007年始め
    内容:それぞれの発表原稿の一部または全部。できるだけ、大会全体の記録がバランス良く収録されるようにしたいと存じますが、ページ数の制約などのため、必ずしも発表の全てを収録することができるかどうか分かりませんので、その点、何卒ご了承ください。
    予約価格:日本語版・英語版各2,000円(プラス送料/国内の場合、1部500円。海外の場合、船便は1部1,000円、航空便は1部1,500円。2部以上の場合は、それぞれ実費相当額。)
    ご購入ご希望の方は、大会期間中に受付にて予約されるか、あるいは、下記まで郵便振替にてお申し込みください。その際、備考欄に、日本語版・英語版の別、申し込み部数を明記ください。
    郵便振替口座名:ICBUW・国際キャンペーン口座番号:01310-1-83069(「ICBUW広島大会記録集」と明記して下さい)
    お問い合わせ先:info@nodu-hiroshima.org090-7500-8687(雨宮) 090-9064-4705(森瀧)

  • ウラン兵器禁止を求める国際署名

    世界の人々と声を合わせて[劣化]ウラン兵器禁止を求めよう!
    「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からのお願い

    [劣化]ウラン兵器の全面的禁止と被害者支援を求める声が、世界中から上がっています。これらの声をひとつに合わせ、国際的キャンペーンを展開するため、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW=International Coalition to Ban Uranium Weapons)が、2003年10月、ベルギーで結成されました。本部事務局はイギリス・マンチェスターのCADU(CampaignAgainst Depleted Uranium)に置かれ、参加・賛同団体は、アメリカ・イギリス・日本・ドイツ・ベルギー・イタリアなど20カ国80団体にのぼっています。(詳しくは、下記リストを参照ください。)

     

    [1] ICBUWにご参加・ご賛同を!

    日本からもさらに多くの方々がICBUWにご参加・ご賛同くださいますよう、お願いいたします!(参加ご希望の団体・個人の方は、下記の「国内問合せ先」までご連絡下さい)

    ICBUW では、ウラン兵器とその被害についての疫学・環境汚染調査の呼びかけ、禁止条約案の提案、NGOや国連・各国政府などへのロビー活動、インターネットなど 様々な手段を用いてのキャンペーンの展開、被害者支援などの課題について準備を進めています。(詳しくは、ICBUWやNO DU ヒロシマ・プロジェクト、ヒバク反対キャンペーン等のホームページを参照ください。)

     

    [2]「国際署名キャンペーン」第6次集約:2006年末日

    ICBUWでは、「国際社会による被害者支援」の規定も含む「ウラン兵器の全面的禁止条約」の締結などをめざし、「国際署名キャンペーン」に取り組んでいます。今までに20万筆以上が寄せられ、その一部は、2005年5月のNPT会議の際には国連事務総長と軍縮局長宛てに、また、同年11月のジュネーヴ・ワークショップでは、国連欧州本部軍縮局ロマンモレ部長に手渡されました。通常の署名用紙は、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」ホームページよりダウンロードできます。また、オンライン署名(www.bandepleteduranium.org)も行われており、毎日、世界の実に様々な地域、国から署名が着実に加えられ続けています。

    私たちの声を結集して、各国政府、国連などの国際機関へ強く働きかけましょう!この署名キャンペーンは「禁止条約」の実現まで続けられます.

     

    [3]11月6日は「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」!

    国連総会により、この日が「戦争と武力紛争における環境破壊を防止する国際デー」とされていることを踏まえ、ICBUWによって設定されました。日本でも、世界各地の運動と連帯して、思い思いの取り組みをしませんか!

    ICBUW参加・賛同団体リストより(2006年月5月現在、20ヶ国60団体)オランダ:LAKA基金/RISQ  ベルギー:For Mother Earth  イギリス:CADU/Our Common Future/ラッセル平和基金 ドイツ:IPPNW(核戦争に反対する国際医師の会)独支部/IALANA(反核法律家国際協会)独支部 フランス:WILPF(平和と自由のための国際女性同盟)仏支部 イタリア:Peacelink スイス:IPPNWスイス支部  コソボ:Kosovo Youth Network ルーマニア:MamaTerra ウクライナ:Soldiers of Peace アメリカ:MTP(軍事毒物プロジェクト)/IDUST/Grassroots Actions for Peace/BANDU/Centre for Safe Energy/ GPA-Atlanta/ Ground Zero Center for Non-Violent Action/平和を求める退役軍人会・マサチューセッツ州3支部 カナダ:IICPH(人々の健康を憂慮する国際研究所) ニュージーランド:Peace Movement Aotearoa プエルトリコ:CRDV インド:IIPDP(インド平和軍縮環境保護研究所)/SEEDS India パキスタン:Sustainable Peace & Development Organization

    日本:(23団体:賛同順)

    NO DU ヒロシマ・プロジェクト/ヒバク反対キャンペーン/核兵器廃絶をめざすヒロシマの会/長崎の証言の会/劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエー ション/インド・パキスタンの青少年と平和交流する会/アジアの友と手をつなぐ広島市民の会/京都反核医師の会/ニューヒューマニズム・フォーラム?ヨコ ハマ/ウラニウム兵器禁止条約実現キャンペーン/原水禁国民会議/地球救出アクション97/原発の危険性を考える宝塚の会/京都原発研究会/劣化ウラン廃 絶キャンペーン(東京)/NO!! 小型核兵器サッポロ・プロジェクト/ストップ!劣化ウラン弾キャンペーン(東京)/ヒューマン・シールド神戸/広島県高教組(広島県高等学校教職員組合)/ひろしま地球村/第九条の会・ヒロシマ/Hiroshima Speaks Out/大阪保険医協会?反核・平和委員会/核戦争に反対する医師の会・愛知/サーバイバル地球生き残り運動/広島県教職員組合/核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡/広島国際開発協力/広島うたごえ協議会/

     

    ICBUW国際キャンペーン・国内連絡先

    「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」

    TEL: 090-9064-4705/090-7897-2095

    E-mail: info@nodu-hiroshima.org

    ウラン兵器禁止を求める国際署名

    Ban Uranium Weapons!   Save Children!   Save the Earth!

    ウラン兵器を禁止しよう! 子どもたちを救おう! 地球を救おう!

    ウラン兵器、いわゆる「劣化」ウラン兵器は、核燃料サイクルや核兵器の製造過程で排出される放射性廃棄物の軍事利用です。ウラン兵器は環境に、広範囲の長期にわたる放射能汚染をもたらします。「劣化」ウランは、放射性毒性と化学毒性を持っているのです。

    罪のない市民、とりわけ子どもたちが、また、兵士、兵器製造工場労働者など多くの人々が、「劣化」ウランの被曝によるとされる健康被害を被っています。イ ラク南部など、アメリカとイギリスによって「劣化」ウラン弾による爆撃が行われた地域では、癌や白血病、先天障害の憂慮すべき増加が報告されています。

    少なくとも18の国々が、ウラン兵器を所有しています。ウラン兵器の使用は、現行の人道的国際法に真っ向から反するものです。

    ウラン兵器は、地球を慈しむ人間的世界の創造とはとうてい相容れないことを、私たち市民は諸国政府や国連に声を合わせて訴えなければなりません。皆さん一人一人の署名がそのための力となるのです!

    私たちは、以下の要求に対する支持を呼びかけます。

    1) ウラン兵器の使用を直ちにやめること

    2) ウラン兵器を使用した全ての地域を明らかにし、不発弾・汚染物を直ちに撤去し厳重に管理すること

    3) 「劣化」ウランによる被害者と被災地域の健康被害・環境汚染調査を行うこと

    4) 「劣化」ウランによる被害者への医療支援と補償を行うこと

    5)  ウラン兵器の開発、生産、蓄積、試射、売買をやめること

    6)  「ウラン兵器禁止条約」を締結すること

     

    署名簿集約先:  「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」

    〒731-5135広島市佐伯区海老園3-2-18 森瀧春子気付け

    賛同カンパ振込先:  郵便振替 口座名「ICBUW・国際キャンペーン」口座番号<01310-0-83069>

     

    ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)
    The International Coalition to Ban Uranium Weapons

    c/o CADU Bridge 5 Mill, 22a Beswick Street, Ancoats, Manchester,UK  M4 7HR

    Telephone: +44 (0)161 273 8293 / 8283, Fax: +44 (0)161 273 8293

    Email:info@cadu.org.uk www.bandepleteduranium.org/

     

     

  • ウラン兵器禁止を求める国際署名

    世界の人々と声を合わせて[劣化]ウラン兵器禁止を求めよう!
    「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からのお願い
    [劣化]ウラン兵器の全面的禁止と被害者支援を求める声が、世界中から上がっています。これらの声をひとつに合わせ、国際的キャンペーンを展開するため、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW=International Coalition to Ban Uranium Weapons)が、2003年10月、ベルギーで結成されました。本部事務局はイギリス・マンチェスターのCADU(CampaignAgainst Depleted Uranium)に置かれ、参加・賛同団体は、アメリカ・イギリス・日本・ドイツ・ベルギー・イタリアなど20カ国80団体にのぼっています。(詳しくは、下記リストを参照ください。)
    [1] ICBUWにご参加・ご賛同を!
    日本からもさらに多くの方々がICBUWにご参加・ご賛同くださいますよう、お願いいたします!(参加ご希望の団体・個人の方は、下記の「国内問合せ先」までご連絡下さい)
    ICBUW では、ウラン兵器とその被害についての疫学・環境汚染調査の呼びかけ、禁止条約案の提案、NGOや国連・各国政府などへのロビー活動、インターネットなど 様々な手段を用いてのキャンペーンの展開、被害者支援などの課題について準備を進めています。(詳しくは、ICBUWやNO DU ヒロシマ・プロジェクト、ヒバク反対キャンペーン等のホームページを参照ください。)
    [2]「国際署名キャンペーン」第6次集約:2006年末日
    ICBUWでは、「国際社会による被害者支援」の規定も含む「ウラン兵器の全面的禁止条約」の締結などをめざし、「国際署名キャンペーン」に取り組んでいます。今までに20万筆以上が寄せられ、その一部は、2005年5月のNPT会議の際には国連事務総長と軍縮局長宛てに、また、同年11月のジュネーヴ・ワークショップでは、国連欧州本部軍縮局ロマンモレ部長に手渡されました。通常の署名用紙は、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」ホームページよりダウンロードできます。また、オンライン署名(http://www.bandepleteduranium.org)も行われており、毎日、世界の実に様々な地域、国から署名が着実に加えられ続けています。
    私たちの声を結集して、各国政府、国連などの国際機関へ強く働きかけましょう!この署名キャンペーンは「禁止条約」の実現まで続けられます.
    [3]11月6日は「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」!
    国連総会により、この日が「戦争と武力紛争における環境破壊を防止する国際デー」とされていることを踏まえ、ICBUWによって設定されました。日本でも、世界各地の運動と連帯して、思い思いの取り組みをしませんか!
    ICBUW参加・賛同団体リストより(2006年月5月現在、20ヶ国60団体)オランダ:LAKA基金/RISQ  ベルギー:For Mother Earth  イギリス:CADU/Our Common Future/ラッセル平和基金 ドイツ:IPPNW(核戦争に反対する国際医師の会)独支部/IALANA(反核法律家国際協会)独支部 フランス:WILPF(平和と自由のための国際女性同盟)仏支部 イタリア:Peacelink スイス:IPPNWスイス支部  コソボ:Kosovo Youth Network ルーマニア:MamaTerra ウクライナ:Soldiers of Peace アメリカ:MTP(軍事毒物プロジェクト)/IDUST/Grassroots Actions for Peace/BANDU/Centre for Safe Energy/ GPA-Atlanta/ Ground Zero Center for Non-Violent Action/平和を求める退役軍人会・マサチューセッツ州3支部 カナダ:IICPH(人々の健康を憂慮する国際研究所) ニュージーランド:Peace Movement Aotearoa プエルトリコ:CRDV インド:IIPDP(インド平和軍縮環境保護研究所)/SEEDS India パキスタン:Sustainable Peace & Development Organization
    日本:(23団体:賛同順)
    NO DU ヒロシマ・プロジェクト/ヒバク反対キャンペーン/核兵器廃絶をめざすヒロシマの会/長崎の証言の会/劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエー ション/インド・パキスタンの青少年と平和交流する会/アジアの友と手をつなぐ広島市民の会/京都反核医師の会/ニューヒューマニズム・フォーラム?ヨコ ハマ/ウラニウム兵器禁止条約実現キャンペーン/原水禁国民会議/地球救出アクション97/原発の危険性を考える宝塚の会/京都原発研究会/劣化ウラン廃 絶キャンペーン(東京)/NO!! 小型核兵器サッポロ・プロジェクト/ストップ!劣化ウラン弾キャンペーン(東京)/ヒューマン・シールド神戸/広島県高教組(広島県高等学校教職員組合)/ひろしま地球村/第九条の会・ヒロシマ/Hiroshima Speaks Out/大阪保険医協会?反核・平和委員会/核戦争に反対する医師の会・愛知/サーバイバル地球生き残り運動/広島県教職員組合/核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡/広島国際開発協力/広島うたごえ協議会/
    ICBUW国際キャンペーン・国内連絡先
    「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」
    TEL: 090-9064-4705/090-7897-2095
    ウラン兵器禁止を求める国際署名
    Ban Uranium Weapons!   Save Children!   Save the Earth!
    ウラン兵器を禁止しよう! 子どもたちを救おう! 地球を救おう!
    ウラン兵器、いわゆる「劣化」ウラン兵器は、核燃料サイクルや核兵器の製造過程で排出される放射性廃棄物の軍事利用です。ウラン兵器は環境に、広範囲の長期にわたる放射能汚染をもたらします。「劣化」ウランは、放射性毒性と化学毒性を持っているのです。
    罪のない市民、とりわけ子どもたちが、また、兵士、兵器製造工場労働者など多くの人々が、「劣化」ウランの被曝によるとされる健康被害を被っています。イ ラク南部など、アメリカとイギリスによって「劣化」ウラン弾による爆撃が行われた地域では、癌や白血病、先天障害の憂慮すべき増加が報告されています。
    少なくとも18の国々が、ウラン兵器を所有しています。ウラン兵器の使用は、現行の人道的国際法に真っ向から反するものです。
    ウラン兵器は、地球を慈しむ人間的世界の創造とはとうてい相容れないことを、私たち市民は諸国政府や国連に声を合わせて訴えなければなりません。皆さん一人一人の署名がそのための力となるのです!
    私たちは、以下の要求に対する支持を呼びかけます。
    1) ウラン兵器の使用を直ちにやめること
    2) ウラン兵器を使用した全ての地域を明らかにし、不発弾・汚染物を直ちに撤去し厳重に管理すること
    3) 「劣化」ウランによる被害者と被災地域の健康被害・環境汚染調査を行うこと
    4) 「劣化」ウランによる被害者への医療支援と補償を行うこと
    5)  ウラン兵器の開発、生産、蓄積、試射、売買をやめること
    6)  「ウラン兵器禁止条約」を締結すること
    署名用紙をダウンロード
    署名簿集約先:  「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」
    〒731-5135広島市佐伯区海老園3-2-18 森瀧春子気付け
    賛同カンパ振込先:  郵便振替 口座名「ICBUW・国際キャンペーン」
    口座番号<01310-0-83069>
    ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)
    The International Coalition to Ban Uranium Weapons
    c/o CADU Bridge 5 Mill, 22a Beswick Street, Ancoats, Manchester,UK  M4 7HR
    Telephone: +44 (0)161 273 8293 / 8283, Fax: +44 (0)161 273 8293

    世界の人々と声を合わせて[劣化]ウラン兵器禁止を求めよう!「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)からのお願い
    [劣化]ウラン兵器の全面的禁止と被害者支援を求める声が、世界中から上がっています。これらの声をひとつに合わせ、国際的キャンペーンを展開するため、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW=International Coalition to Ban Uranium Weapons)が、2003年10月、ベルギーで結成されました。本部事務局はイギリス・マンチェスターのCADU(CampaignAgainst Depleted Uranium)に置かれ、参加・賛同団体は、アメリカ・イギリス・日本・ドイツ・ベルギー・イタリアなど20カ国80団体にのぼっています。(詳しくは、下記リストを参照ください。)

    [1] ICBUWにご参加・ご賛同を!
    日本からもさらに多くの方々がICBUWにご参加・ご賛同くださいますよう、お願いいたします!(参加ご希望の団体・個人の方は、下記の「国内問合せ先」までご連絡下さい)
    ICBUW では、ウラン兵器とその被害についての疫学・環境汚染調査の呼びかけ、禁止条約案の提案、NGOや国連・各国政府などへのロビー活動、インターネットなど 様々な手段を用いてのキャンペーンの展開、被害者支援などの課題について準備を進めています。(詳しくは、ICBUWやNO DU ヒロシマ・プロジェクト、ヒバク反対キャンペーン等のホームページを参照ください。)

    [2]「国際署名キャンペーン」第6次集約:2006年末日
    ICBUWでは、「国際社会による被害者支援」の規定も含む「ウラン兵器の全面的禁止条約」の締結などをめざし、「国際署名キャンペーン」に取り組んでいます。今までに20万筆以上が寄せられ、その一部は、2005年5月のNPT会議の際には国連事務総長と軍縮局長宛てに、また、同年11月のジュネーヴ・ワークショップでは、国連欧州本部軍縮局ロマンモレ部長に手渡されました。通常の署名用紙は、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」ホームページよりダウンロードできます。また、オンライン署名(http://www.bandepleteduranium.org)も行われており、毎日、世界の実に様々な地域、国から署名が着実に加えられ続けています。
    私たちの声を結集して、各国政府、国連などの国際機関へ強く働きかけましょう!この署名キャンペーンは「禁止条約」の実現まで続けられます.

    [3]11月6日は「ウラン兵器禁止を求める国際共同行動デー」!
    国連総会により、この日が「戦争と武力紛争における環境破壊を防止する国際デー」とされていることを踏まえ、ICBUWによって設定されました。日本でも、世界各地の運動と連帯して、思い思いの取り組みをしませんか!
    ICBUW参加・賛同団体リストより(2006年月5月現在、20ヶ国60団体)オランダ:LAKA基金/RISQ  ベルギー:For Mother Earth  イギリス:CADU/Our Common Future/ラッセル平和基金 ドイツ:IPPNW(核戦争に反対する国際医師の会)独支部/IALANA(反核法律家国際協会)独支部 フランス:WILPF(平和と自由のための国際女性同盟)仏支部 イタリア:Peacelink スイス:IPPNWスイス支部  コソボ:Kosovo Youth Network ルーマニア:MamaTerra ウクライナ:Soldiers of Peace アメリカ:MTP(軍事毒物プロジェクト)/IDUST/Grassroots Actions for Peace/BANDU/Centre for Safe Energy/ GPA-Atlanta/ Ground Zero Center for Non-Violent Action/平和を求める退役軍人会・マサチューセッツ州3支部 カナダ:IICPH(人々の健康を憂慮する国際研究所) ニュージーランド:Peace Movement Aotearoa プエルトリコ:CRDV インド:IIPDP(インド平和軍縮環境保護研究所)/SEEDS India パキスタン:Sustainable Peace & Development Organization
    日本:(23団体:賛同順)
    NO DU ヒロシマ・プロジェクト/ヒバク反対キャンペーン/核兵器廃絶をめざすヒロシマの会/長崎の証言の会/劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエー ション/インド・パキスタンの青少年と平和交流する会/アジアの友と手をつなぐ広島市民の会/京都反核医師の会/ニューヒューマニズム・フォーラム?ヨコ ハマ/ウラニウム兵器禁止条約実現キャンペーン/原水禁国民会議/地球救出アクション97/原発の危険性を考える宝塚の会/京都原発研究会/劣化ウラン廃 絶キャンペーン(東京)/NO!! 小型核兵器サッポロ・プロジェクト/ストップ!劣化ウラン弾キャンペーン(東京)/ヒューマン・シールド神戸/広島県高教組(広島県高等学校教職員組合)/ひろしま地球村/第九条の会・ヒロシマ/Hiroshima Speaks Out/大阪保険医協会?反核・平和委員会/核戦争に反対する医師の会・愛知/サーバイバル地球生き残り運動/広島県教職員組合/核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡/広島国際開発協力/広島うたごえ協議会/

    ICBUW国際キャンペーン・国内連絡先
    「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」
    TEL: 090-9064-4705/090-7897-2095
    E-mail: info@nodu-hiroshima.org
    ウラン兵器禁止を求める国際署名
    Ban Uranium Weapons!   Save Children!   Save the Earth!
    ウラン兵器を禁止しよう! 子どもたちを救おう! 地球を救おう!

    ウラン兵器、いわゆる「劣化」ウラン兵器は、核燃料サイクルや核兵器の製造過程で排出される放射性廃棄物の軍事利用です。ウラン兵器は環境に、広範囲の長期にわたる放射能汚染をもたらします。「劣化」ウランは、放射性毒性と化学毒性を持っているのです。
    罪のない市民、とりわけ子どもたちが、また、兵士、兵器製造工場労働者など多くの人々が、「劣化」ウランの被曝によるとされる健康被害を被っています。イ ラク南部など、アメリカとイギリスによって「劣化」ウラン弾による爆撃が行われた地域では、癌や白血病、先天障害の憂慮すべき増加が報告されています。
    少なくとも18の国々が、ウラン兵器を所有しています。ウラン兵器の使用は、現行の人道的国際法に真っ向から反するものです。
    ウラン兵器は、地球を慈しむ人間的世界の創造とはとうてい相容れないことを、私たち市民は諸国政府や国連に声を合わせて訴えなければなりません。皆さん一人一人の署名がそのための力となるのです!
    私たちは、以下の要求に対する支持を呼びかけます。
    1) ウラン兵器の使用を直ちにやめること
    2) ウラン兵器を使用した全ての地域を明らかにし、不発弾・汚染物を直ちに撤去し厳重に管理すること
    3) 「劣化」ウランによる被害者と被災地域の健康被害・環境汚染調査を行うこと
    4) 「劣化」ウランによる被害者への医療支援と補償を行うこと
    5)  ウラン兵器の開発、生産、蓄積、試射、売買をやめること
    6)  「ウラン兵器禁止条約」を締結すること

    署名用紙をダウンロード

    署名簿集約先:  「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」
    〒731-5135広島市佐伯区海老園3-2-18 森瀧春子気付け
    賛同カンパ振込先:  郵便振替 口座名「ICBUW・国際キャンペーン」口座番号<01310-0-83069>
    ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)
    The International Coalition to Ban Uranium Weapons
    c/o CADU Bridge 5 Mill, 22a Beswick Street, Ancoats, Manchester,UK  M4 7HR
    Telephone: +44 (0)161 273 8293 / 8283, Fax: +44 (0)161 273 8293
    Email: info@cadu.org.uk   www.bandepleteduranium.org/