Category: 禁止キャンペーン

  • フォトジャーナリスト李時雨氏の不当拘束に抗議し、即時釈放を求める!

    皆様

    8月6日に広島で開催しました「第4回NO DU交流会」では、下記の「緊急アピール/イ・シウ氏の不当拘束に抗議し、即時釈放を求める!」を 参加者の総意で発しました。 アピールにもありますように、イ・シウさんは、昨年8月広島で開催された「第3回ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)国際大会」に参加し、嘉手 納米軍基地でのウラン兵器貯蔵の問題など、私たち日本の運動にとっても重要な問題提起をしてくださいました。

    「非人道的・無差別殺傷兵器」である対人地雷やウラン兵器についてイ・シウさんがこれまで行ってきた取材活動に対して、日本と世界の多くの人々がとても強 い尊敬の念を抱いていること、そして、不当逮捕に強く抗議すると同時に即刻の釈放を求めていることを韓国政府にも伝えるべく、下記アピールを在日大韓民国 大使館(柳明桓・在日大使宛)に送付しました。また、韓国でイ・シウさんを支えている人々を通じて、本人にも届けたいと思います。

    イ・シウ氏の即時釈放を求める署名を受け付けています。
    アムネスティ・インターナショナルも、韓国法務大臣にイ・シウ氏の
    無条件釈放を求める国際要請
    を実施しています。

     

    [NODUメーリングリストより転載]

    李時雨氏の即時釈放を求める嘆願書を送って下さい!

    李時雨氏の釈放を裁判所に求めるため、団体が裁判所宛てに嘆願書を提出すると効果があります。

    嘆願書作成にあたっては、次のことに留意して下さい。

    ・長さはA4用紙1枚程度(嘆願書の作成ガイドがアムネスティインターナショナルにあります)。

    ・裁判官の心情に訴える内容を書いて下さい。

    ・末尾に団体の代表者氏名も記入して下さい。

    1)嘆願書の提出期限

    李氏が釈放されるまで要請行動は続けられますが、取り急ぎ、第10次公判の2日前(9月18日)までにお送り下さい。ハングルへの翻訳が必要な場合は、お早めにお送り下さい。

    2)嘆願書の集約先

    ハングルの嘆願書は、次の対策委員会に直接お送り下さい。

    「平和写真作家 李時雨 釈放対策委員会」

    121-010 ソウル特別市麻浦区阿硯洞 424-35 芸苑ビル 1階

    「統一準備(Preparing Toward One KOREA)」事務所

    Tel: 02-392-3615 / Fax: 02-364-8328

    E-mail: nkone@hanmail.net / Web: www.siwoo.pe.kr/

    3)日本語・英語の嘆願書を送る場合

    日本語・英語の嘆願書を送る場合は、次のメールアドレスにお送り下さい。

    oga1@dream.ocn.ne.jp (緒方:ストーンウォーク・コリア日本側実行委員)

    韓国の支援者に転送し、ハングル翻訳後に対策委員会に送ります。

    イ・シウさんは、4月の逮捕・拘束から、数ヶ月にわたって抗議のハンガーストライキをされたとのことで、体調も心配です。韓国では、7月から、公判も始まったと伝えられています。一日も早く、イ・シウさんが釈放され、自由な立場でフォトジャーナリストとしての活動を再開できますことを心から願っています。

    すでに「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」からは、イ・シウさんの逮捕直後(4月26日付)に抗議の緊急声明が出されています。(同協会のウェブ・サイトに掲載されています。)

    また、「ストーンウォーク・コリア」の皆さんは、6月に韓国で、抗議の取り組みをされたとのことです。(この取組みについては、行動に参加された福岡の方々から、別途、ご報告があるかと思います。)

    韓国内外、世界の各地から、強い抗議の声を届けたいと思います。

    ICBUW運営委員:嘉指信雄 ・森瀧春子・ 振津かつみ

     

    韓国国内および嘉手納米軍基地のウラン兵器貯蔵について発表するイ・シウ氏(ICBUW広島大会)

    緊急アピール

    イ・シウ氏の不当拘束に抗議し、即時釈放を求める!


    昨年8月に広島で開催したICBUW国際大会に参加し、ウラン兵器の禁止に向け、ともに議論し交流した韓国のフォトジャーナリスト李時雨(イ・シウ)氏が、今年4月、韓国において「国家保安法違反」などの嫌疑で突然拘束されたことに、私たちは、驚きと怒りを禁じ得ませんでした。李時雨氏が大会で報告してくれた、日本、韓国を含むアジア地域の米軍基地でのウラン兵器貯蔵についての情報は、米国の平和市民団体が、同国の情報公開法に基づいて合法的に開示させた資料を紹介したものでした。彼は、アジア地域でも、危険なウラン兵器の配備をなくし、基地周辺住民の安全を確保するために、重要な資料を私たちに紹介してくれました。基地の存在する国々の国民は、これらの情報を、当然、知る権利があるものと私達は考えます。

    「非人道的・無差別殺傷兵器」である対人地雷やウラン兵器について、これまで李時雨氏が行ってきた取材活動は、合法的な手段に基づいて行われてきたものと私たちは信じています。李時雨氏の拘束は、報道の自由と、人々の知る権利を抑圧するものです。

    李時雨氏は、この拘束に抗議して長期にわたるハンガーストライキを行い、抑圧に屈しない強い意志を貫いておられますが、健康状態が非常に心配されます。

    私たちは李時雨氏の不当拘束に強く抗議し、即刻の釈放を求めます。


    2007年8月6日

    被爆62周年 広島にて


    第4回劣化ウラン兵器禁止交流集会 参加者一同

    ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)

     

    嘆願書

    フォト・ジャーナリスト李時雨(イ・シウ)氏の

    無罪解放を強く求めます

     

    ソウル中央地方裁判所所長殿

    2007年9月13日

    イ・シウ氏は、昨年8月広島で開催された「第3回ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)国際大会」に参加し、韓国や嘉手納米軍基地での、いわゆる「劣化ウラン兵器」の貯蔵について報告をしてくださいました。この嘆願書は、この「第3回ICBUW国際大会」を、多くの方の支援・協力をえて現地実行委員会として組織しました「NO DU (劣化ウラン兵器禁止)ヒロシマ・プロジェクト」のメンバー一同によるものです。

    イ・シウ氏の対人地雷問題や基地問題などに関する写真報道は、被害者への深い人間的共感と強い公共精神に貫かれたものであり、国際的に大変高い評価を得てきています。昨年の「ICBUW広島大会」でのイ・シウ氏の報告も、きわめて貴重なものであり、マスコミによっても広く取り上げられました。しかし、「2001年当時、在韓米軍基地には計約300万発の劣化ウラン弾が貯蔵されていて、沖縄の嘉手納米軍基地にも約40万発貯蔵されていた」といった情報は全て、米空軍によって「機密解除扱い」になっていた記録をアメリカの平和団体「アメリカン・フレンズ奉仕委員会」(American Friends Service Committee)ハワイ支部のメンバーが「情報公開法」に基づき取得したものであり、全く合法的なものです。

    したがって、「国家保安法」違反の疑いによる、今回のイ・シウ氏の拘留に関しては、すでに「アムネスティ・インターナショナル」からも即時釈放を求めるアピールが発せられていますように、私たちも、全く根拠のない不当なものだと考えます。

    今年8月6日広島で開催されました「第4回NO DU交流会」においても、「イ・シウ氏の不当拘束に抗議し、即時釈放を求める緊急アピール」が参加者の総意で採択され、すでに、在日大韓民国大使館(柳明桓・在日大使宛)および貴裁判所に届けられておりますが、改めて、「NO DU ヒロシマ・プロジェクト」として嘆願書を提出させていただく次第です。

    私たちは、昨年広島でイ・シウ氏ご本人にお会いし、言葉を交わす中で、その大変温厚で謙虚な人柄と、内に秘められた強靱な人道的精神にきわめて強い感銘を受けました。私たちは、イ・シウ氏が一日も早く解放されることを心より願っています。          敬具

     

    「NO DUヒロシマ・プロジェクト」一同

    代表:嘉指信雄(かざし・のぶお)

    事務局長:森瀧春子(もりたき・はるこ)

     

    連絡先:

    事務局住所:〒731-5135広島市佐伯区海老園3-2-18 森瀧方

    電子メール: info@nodu-hiroshima.org

    電話:+81-90-7897-2095(嘉指/在アメリカ):+81-90-9064-4705(森瀧)

    [追記:9月14日、「イ・シウ氏保釈」という嬉しい知らせが届きましたが、裁判が続いている状況には変わりがありません。一日も早い、無罪解放を求めて行きたいと思います。]

     

  • 第4回ICBUW国際大会「世界を脅かすウラン兵器」

    ――2007年10月2-3日、ニューヨーク――

    2007年8月14日

    皆様


    大変遅くなってしまいましたが、今年の10月上旬、ニューヨークで開催されるICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際大会)の第4回国際大会「世界を脅かすウラン兵器」のプログラム案がほぼ固まりましたのでお知らせいたします。(下掲)

    昨年8月広島で開催された第3回大会と比べますと、会期は2日間で半分の長さですが、アメリカにおける劣化ウラン問題の現状と様々な取り組みー帰還兵によ る訴訟、国や州における立法、製造工場周辺などにおける汚染、科学的研究など―に焦点をあてたプログラムになっています。会場は、国連本部ビルの真向かい に位置するUNチャーチセンター内の会議場です。

    また、大会の後、国連各国代表部や財団・基金などへのロビー活動、さらに、10月6日(土)には屋外でのアピール集会も予定されております。

    ウラン兵器を最も大量に所有し使用し続けている米国において、また国連本部のあるニューヨークで国連総会会期中に開催される今回の大会は、昨年の広島大会に引き続き、世界に向けてウラン兵器禁止を訴え、被害者の声を発信する重要なステップになるものと考えます。

    できましたら、日本からもできるだけ多くの方にご参加いただきたく存じます。

    ご支援の程、何卒宜しくお願いいいたします。


    ICBUW運営委員

    ・嘉指信雄 (NO DUヒロシマ・プロジェクト代表)

    ・森瀧春子 (NO DUヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    ・振津かつみ (ヒバク反対キャンペーン・DU担当)

    第4回ICBUW国際大会のポスターをダウンロード

    ニューヨーク大会についての問い合わせ先:

    horizons@cc22.ne.jp(嘉指)

    du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp(振津)

     

    「ICBUWサポーター拡大キャンペーン」実施中

    劣化ウラン兵器は、無差別的被害をもたらす非人道的兵器です。
    一日も早く全面的禁止を実現するため、ぜひあなたもICBUWサポーターになって、国際キャンペーンを支えてください!
    ニューヨーク大会は、深刻な資金不足に直面しております。ご支援の程、何卒宜しくお願いいいたします。

    カンパ振込先:

    郵便振替口座名: 「ICBUW・国際キャンペーン」
    口座番号: 01310-0-83069

    [一口2,000円。多数口、大歓迎]

    ニューヨーク大会参加団体からのお知らせ

    JIM-NET 第4回ICBUW国際大会のお知らせとお願い

     

    第4回ICBUW国際大会 ―「世界を脅かすウラン兵器」―

    2007年10月2-3日、ニューヨーク
    プログラム(暫定:8月14日現在)

    2007年10月2日(火)、UNチャーチセンター2階、777 UN プラザ

    9AM-11AM: コーヒータイム

    ・開会・歓迎の言葉・・・タラ・ソーントン(ICBUW)

    ・「イラクの子どもたちの絵」の展示について・・・佐藤真紀

    (JIM-NET/日本イラク医療支援ネットワーク)

    [今回の大会中、会場には、「イラクの子どもたちが描いた絵」が展示されます。]


    11AM-1PM: 第1セッション「各国からのレポート」

    司会:ダグ・ウィア(ICBUW)


    11AM-1PM: 昼食


    2:00-3:30PM: 第2セッション「劣化ウラン関連法をめぐる動き」

    ・合衆国議会・・・ジム・マクダーモット下院議員(ワシントン州)/フィルナー下院議員/グレーテル・マンロー(ICBUW)

    ・ベルギー・・・ダーク・ヴァンマーレン(ベルギー議会議員?)

    ・EU・・・・・EU議員(予定)/リア・ヴェルヤオ(ICBUW)

    ・合衆国州法・・・メリッサ・ステリー(湾岸戦争帰還兵)/ジョアン・ウォーカー(ニューヨーク州法について)

    司会:マンフレート・モーア(ICBUW/国際赤十字顧問/国際人権法)


    3:45-5:15PM: 第3セッション 「劣化ウラン:製造者、使用者、被害者―様々な訴訟ケース」

    ・帰還兵:ジェラルド・マシュー/ハーバート・リード(イラク戦争帰還兵)

    ・製造施設:アライアント・テック(ミネソタ)・・・・ジョン・ラフォージュ(ICBUW)

    ナショナル・レッド・コロニー(ニューヨーク)・・・・トム・エリス

    スターメット(コンコード・マサチューセッツ)・・・・グレーテル・マンロー(ICBUW)

    ・米軍基地:マリリア・ケリー(ローレンス・リヴァモア研究所)

    司会:タラ・ソーントン(ICBUW)


    2007年10月3日(水)、UNチャーチセンター2階、777 UN プラザ

    9:00-12:00AM: 第4セッション 「“劣化ウランは安全?”―神話を崩す科学的報告」

    ・ダイアン・スターン博士(金属毒性学者/北アリゾナ大学):重金属としての(化学毒性による)ウランのDNA損傷

    ・ディビット・カーペンター博士(医師・疫学者/健康・環境研究所/ニューヨーク州立アルバニー大学):25年間にわたり大気中へ劣化ウランを放出した(ウラン兵器製造)工場の労働者と周辺住民の尿中劣化ウラン調査

    ・ロザリー・バーテル博士(疫学者):劣化ウランの健康への影響

    ・ジャネット・シャルマン博士(医師・毒性学者/西ミシガン大学):市民と兵士の劣化ウラン被害者(FedExの従業員の劣化ウラン被曝事故の労災裁判など)

    司会:振津かつみ(ICBUW/医師・放射線遺伝学)トーマス・フェイジー博士(医師・病理学者/マウント・サイナイ医科大学)


    正午-1:00PM  昼食


    1:00-3:30PM: 第5セッション「劣化ウラン兵器廃絶への道」

    ・ICBUWのロードマップ・・・・ダグ・ウィア(ICBUW)

    ・国連決議案・・・・アラン・ウェア(ニュージーランド、国際法専門家、PNNDコーディネーター)

    ・国連枠外の選択肢・・・・ヒューマン・ライツ・ウォッチ(地雷・クラスター爆弾禁止キャンペーン担当者)/国連代表(ノルウェーあるいはオーストリア)

    ・EUにおける取り組み「ヨーロッパを非劣化ウラン地域へ」・・・・EU議会議員・スタッフ

    司会:嘉指信雄(ICBUWアジア太平洋地域コーディネーター)

    マンフレート・モア(ICBUW/国際赤十字法律顧問)


    3:45-5:15PM: まとめ/閉会

    司会:リア・ヴェルヤオ/ダグ・ウィア(ICBUW)


    5:00-7:00PM: 夕食/休憩


    7:00-9:00PM: レセプション(UNチャーチセンター)

    ・歓迎の言葉・・・・森滝春子(ICBUW/NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    ・写真家・豊田直巳氏撮影・提供のスライド・ショー

    ・財団・基金関係者などとのインフォーマルな意見交換・交流


    2007年10月6日(土)

    正午-2:00PM: 屋外集会

    基調演説・・・・マクダーモット下院議員

  • お礼とお詫び:第4回NO DU 交流会(8/6、広島)

    昨日の「第4回NO DU(劣化ウラン兵器禁止)交流会」および一昨日の原水禁関連集会「劣化ウラン問題を考える」には、多くの方々が、お忙しい中、また遠路はるばるご参加くださいました。本当にありがとうございました。特に「NO DU 交流会」は、60名程の方々がご参加くださり、とても熱気ある集会となりました。

    多くの方が、写真家の豊田直巳さんによる写真プリゼンテーションは、大変印象的で問題提起に富んだものだったし、EU議会議員レベッカ・ハルムズさんによる、ヨーロッパ地域における取り組み(「EUを非ウラン兵器地域化する構想」など)についての報告には大変元気づけられたと感想を伝えてくださいました。

    ただ、通訳にかなりの時間を費やさざるを得なかった上、予想外の事情(フセイン時代の毒ガス攻撃被害を訴えるため来広されたクルド人の方によるアピールなど)も重なり、十分に質疑・応答、意見交換の時間を持つことができませんでしたこと、心よりお詫び申し上げます。来年の「交流会」ではプログラムの時間配分に一層配慮したいと思います。今回にこりず、今後も何卒宜しくお願いいたします。

    [10月2ー3日には、ニューヨークにて、第4回ICBUW国際大会が開催されます。お知らせが遅れ、ご迷惑をおかけしておりますが、ようやくプログラムもほぼ固まりましたので、近日中にメールでお知らせできるかと思います。]

    ICBUW運営委員

    ・嘉指信雄 (NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表)

    ・森瀧春子 (NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    ・振津かつみ (ヒバク反対キャンペーン・DU担当)

  • 8月、広島でNO DU(劣化ウラン兵器禁止)集会二つ

    8月5、6日、広島で、下記の二つの催しを開きます。

    世界各地のウラン兵器被害の現状、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)の取組みや対日本政府交渉などの報告をするとともに、禁止キャンペーンのさらなる前進のため、国内外の各地で取組まれている皆さんと交流ができればと思います。

    今年3月、ベルギーで「ウラン兵器禁止法」が可決されたことにより、国際キャンペーンは新たな局面に入りました。対人地雷止に続いて、クラスター爆弾の禁止条約作りが始まった勢いも活かしつつ、ウラン兵器禁止に向けた大きなうねりを作り出して行きたいと思います。

    全国各地でウラン兵器禁止、イラク支援などに取組んでおられる皆さん、ぜひご参加下さい!


    呼びかけ:ICBUW運営委員

    ・嘉指信雄(NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表)

    ・森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    ・振津かつみ(ヒバク反対キャンペーン・DU 担当)

    2007年夏の行事チラシをダウンロード(PDF)

    催しへの問い合わせは下記:

    info@nodu-hiroshima.org(嘉指)
    du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp(振津)

    1) 8月5日(日)「劣化ウラン問題を考える」(原水禁大会関連企画)

    時間:9:30~12:30
    場所:「東方2001」3階
    JR広島駅から北口から徒歩約5分(広島市東区光町2-7-31)  
    アクセスマップ

    報告(順不同):
    ・「EU議会写真展からセルビア取材へ~劣化ウラン問題を巡る旅から~(スライド上映)」
    豊田直巳(フォトジャーナリスト) 
    ・「ウラン兵器の危険性/対日本政府の取組み」 
    振津かつみ(ICBUW運営委員/科学チーム)
    ・「ICBUWの国際的な取組み」
    嘉指信雄(ICBUWアジア・太平洋地域コーディネーター)


    主催:ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)

    *5月14-16日、ブリュッセルのEU議会内にて豊田直巳写真展『ウラン兵器の人的被害』が、EU議員有志とICBUWによる共同企画として開催されま した。その後、豊田さんはセルビアを訪れ、NATO軍による攻撃を受けた地域での劣化ウラン弾除去作業の取材もして来られました。その時の状況も含めて、 EU議会での展示写真を使ったプリゼンテーションをしていただきます。また、ICBUW運営委員からは、はじめての方々にもわかりやすくウラン兵器をめぐ る問題、国内外でのICBUWの活動などを紹介します。

     

    2)8月6日(月)「第4回NO DU(劣化ウラン兵器禁止)交流集会」

    時間:13:30~15:30
    場所:「広島市まちづくり市民交流プラザ」北棟5F研修室A/B 
    アクセスマップ
    JR広島駅南口より市内電車(広島電鉄宇品線 )乗車:「袋町」駅下車 徒歩約3分
    (広島市中区袋町6番36号 TEL082(545)3911)

    内容:
    第一部「国際キャンペーンの現状と展望」(順不同)
    ・「ヨーロッパを”ウラン兵器禁止地帯”へ!」(仮題)
    レベッカ・ハルムズ(欧州議会議員、緑の党/欧州自由連合=EFA)
    ・「ICBUWの国内外での取組み」(報告:ICBUW運営委員)

    第二部「国内外での取組みと交流」(順不同)
    ・「何故、日本政府は劣化ウラン問題に冷淡なのか?~最近の取材から感じること(スライド上映)」
    豊田直巳(フォトジャーナリスト)

    ・「インド・ジャドゥゴダにおける反ウラン鉱山開発運動」
    テジャスウィニ・マダブシ(インド・セントラル大学生/インド反ウラン運動プロジェクト=MAUP)
    ・「カナダでの平和活動とDU問題への取り組み」
    乗松聡子(カナダ・バンクーバー/NGO「ピース・フィロソフィー・センター」代表)


    *参加費:資料代700円
    *呼びかけ:ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)/NODUヒロシマ・プロジェクト

    *ウラン兵器禁止に取組む全国の皆さん、イラク医療支援、反核・平和、人権擁護、環境保護など、さまざまな運動に取組む皆さんとともに、被爆地・広島で、交流を深めたいと思います。ぜひ、ご参加下さい!

    [報告者プロフィール]

    レベッカ・ハルムズさんはドイツ選出の欧州(EU)議会議員で、今年5月にブリュッセルの欧州議会内での写真展/ウラン兵器問題フォーラムの開催を支え て下さった議員のひとりです。今回は、欧州での原発・エネルギー問題に関する運動を報告するために原水禁の招待で来日されます。私たちの「交流集会」で は、緑の党/欧州自由連合(EFA)のEU議会議員を代表し、EU議会でのウラン兵器モラトリアム(使用停止)決議、ベルギーでの禁止法可決、今後の”欧 州ウラン兵器禁止地帯”をめざす取組みなど、お話ししていただく予定です。

    テジャスウィニ・マダブシさんは、インドのハイドゥラバードで反核・反ウラン鉱山の活動に取組んでおられる大学生の女性活動家です。ジャドゴダウラン鉱山 周辺の家々を訪問し、貧困と差別に苦しむ人々の生活にも接しながら、健康調査にも取組んでおられます。今回は、「インド・パキスタン青少年と平和交流をす すめる会」の招待で、10名の若者のインド側のリーダーとして来日されます。

    ・ 乗松(のりまつ)聡子さんは、バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学講師をされながら、NGO「ピース・フィロソフィー・センター」代表として平和活動に取り組んできておられます。

     

  • 新たな局面に入った国際キャンペーン

    ――EU議会で写真展と国際フォーラム開催――

    [1]豊田直巳写真展:5月14-16日 『ウラン兵器の人的被害』(The Human Cost of Uranium Weapons)

    5月14-16日、ブリュッセルのEU議会内にて豊田直巳写真展

    『ウラン兵器の人的被害』(The Human Cost of UraniumWeapons)とともに国際フォーラム『ウラン兵器禁止に向けて』が開催された。これらは、EU議員有志とICBUWによる共同企画である。 15日午後6時から、EU議会ビル3階大回廊の展示会場で開かれた「オープニング・レセプション」には、百名程の人が集まり、豊田直巳さん、森滝春子さ ん、それに、今回の企画で中心的役割を担ったEU議会議員、エルス・デ・グローエンさん(オランダ)、アンゲリカ・ベールさん(ドイツ)などの、それぞれ 熱のこもったスピーチに耳を傾けた。

    オープニング式典での豊田直巳さんの挨拶から

    「・・・ウラン兵器を使用するアメリカ政府も、そのアメリカ政府を支援する日本政府もウラン兵器の危険性を認めていません。しかし、日本では兵器でなくともウランを撒き散らすことは違法なのです。日本政府は自国内では危険とされるウランを、イラクやバルカン、あるいはアフガニスタンで使用する際には「危険はない」という矛盾を犯しているのです。私としては、3月に「ウラン兵器禁止」を決議した、ここベルギーのように、一国も早く日本が、普通の国になることを願います。同時に、EU議会が、そしてEU参加する国々が、ウラン兵器の廃絶をすることを願っています。おそらく、それがここに掲げた写真に写った人々の願いでもあると信じています。犠牲者への支援と、そして、新たな犠牲者を作らないために。」

    ***

    スピーチの後、しばらく参加者は、三々五々、写真を見ながら言葉を交わしていたが、大型サイズの写真が伝える劣化ウラン被害の現実への驚愕と憤りを多くの人が語っていた。今後、『豊田直巳写真展/ウラン兵器の人的被害』写真展は、ヘルシンキ、バンクーバーなどで開催の予定。(ヘルシンキでは、9月13-21日、フィンランド議会内での開催が決定)他に、ロンドン、ローマなどでも今回の写真展を見たEU議会議員の協力を得て開催の可能性が出てきている。

     

    [2]国際フォーラム「劣化ウラン兵器禁止に向けて」

    2007年5月15日9:30-13:00、EU議会ビル内会議室

    写真展の開催に合わせて、5月15日午前には、国際フォーラムが同じくEU議会ビル内で開かれ、EU議会議員、活動家、ジャーナリストなど数十名が参加した。(下掲プログラム参照)

    ***
    ベルギーで禁止法案が可決されたことにより、劣化ウラン兵器国際禁止キャンペーンは新たな局面に入ったと言えよう。今回のEU議会での取り組みは、その出発点を画すものとなった。
    写真展オープニングのスピーチの中で、ドイツのアンゲリカ・ベールさんは、「ヨーロッパを“非ウラン兵器地帯”にしよう」との提案をし、大きな拍手を持って迎えられた。(スピーチ全文は下掲)国際フォーラムの中で、司会の一人、キャロライン・ルーカス議員(イギリス)も、この構想に全幅の賛同を表明した。また、フォーラムの直後、参加したEU議会議員たちが、改めて、劣化ウラン兵器禁止問題に関する質問状をEU議会に提出し、ルイーザ・モルガンティーニEU議会副議長(イタリア選出)も同様の趣旨の見解を発表した。
    対人地雷止に続いて、クラスター爆弾の禁止条約作りが始まった勢いも活かしつつ、劣化ウラン兵器禁止に向けた大きなうねりを作り出して行きたい。
    ICBUWでは、今年10月には、第4回ICBUW国際大会をニューヨークで開く。できれば、この時期に「ウラン兵器に関する決議案」を国連第一委員会(軍縮、安全保障関連)に提出するため、各国代表部へのロビー活動に取り組んでいる。今後一層のご支援をお願いする次第である。

    「ICBUWサポーター拡大キャンペーン」実施中

    劣化ウラン兵器は、無差別的被害をもたらす非人道的兵器です。 一日も早く全面的禁止を実現するため、ぜひあなたもICBUWサポーターになって、国際キャンペーンを支えてください!

    カンパ振込先: 郵便振替口座名: 「ICBUW・国際キャンペーン」

    口座番号: 01310-0-83069

    [一口:個人2,000円、団体5,000円。多数口、大歓迎]

    [「個人:一口1,000円」でお願いして参りましたが、この度、改めて「サポーター拡大キャンペーン」に取り組むにあたり、個人サポーターには一口2,000円、団体会員には一口5,000円をお願いすることとなりました。言うまでもありませんが、国際キャンペーンを進めるにあたっては、チラシやパンフレットの作成費、事務局運営費などなど、かなりの資金が必要となります。事情をご理解くださり、ご支援の程、何卒宜しくお願いいたします。]

    嘉指(かざし)信雄/ICBUW運営委員、アジア太平洋地域コーディネーター 振津かつみ/ICBUW運営委員、科学チーム 森滝春子/ICBUW運営委員

    [なお、今までは、ICBUWの中心的メンバーを「評議員」(board member)と呼んで参りましたが、より実際のあり方に相応しい「運営委員」(steering committee member)という名称を用いることとなりました。また、ブリュッセルでの運営委員会で、新たに森滝春子さんが「運営委員」に加わることとなりました。(現在、ICBUW運営委員は9名)海外のメンバーとも力を合わせながら、精一杯頑張って参りますので、一層のご支援をお願いいたします。]

     

    豊田直巳写真展『ウラン兵器の人的被害』 オープニングでの挨拶:2007年5月14日

    アンゲリカ・ベール(Angelika Beer):EU議会議員(緑の党)、ドイツ

    皆さん

    この写真展、そして明日の「ウラン兵器禁止にむけたフォーラム」を開催することができましたことを嬉しく思います。この催しを行うことによって、私たちの共通の目標でありますウラン兵器禁止に向け、さらなる一歩を踏み出したいと思います。ICBUWと豊田直己さんには、心から御礼申し上げたいと思います。

    劣化ウランを兵器に用いることは大きな脅威です。それは、環境を広範に汚染し、兵士や市民も含む人々に深刻な被害を及ぼします。劣化ウラン(U238)の半減期は45億年にも及ぶため、武力紛争の終了後も長期にわたって、何世代もの間、自然や人間に脅威を与え続けるのです。

    ですから、ここ欧州議会内での、この写真展を機会に、ウラン兵器禁止へ向た努力を続けると同時に、欧州において何ができるかを改めて問い直したいと思います。幸いにも、欧州議会では、これまですでに、このような兵器の禁止決議をあげるなどの呼びかけを行ってまいりました。しかしながら、もっと、やるべきことがあります。欧州連合(EU)のレベルで、最も力を入れて取組むべき課題が三つあると思います。

    第一に、EUを「非ウラン兵器地帯」(uranium weapon freezone)にするための取組みです。この問題は、各国の政権に委ねられるわけですが、「非ウラン兵器地帯」政策をEUとして掲げることにより、加盟国に圧力をかけることができると思います。

    第二に、世界での役割を担うことのできるEUが、ウラン兵器禁止の国際条約の採択に向けた流れを推進すべきです。ウラン兵器は、国際法の様々な原則に照らして違法なものではありますが、しかし、明確な禁止によってのみ、確かな結果が得られるのだと思います。

    第三に、EUは、軍隊派遣について、次のような確固たる原則を定めるべきです。EUの軍隊はウラン兵器やウランを含む装甲板などを決して使用しないこと。また、同盟国が、そのような装備を使用するような作戦には、EUの兵士を任務につかせることはしない、ということです。

    ウラン兵器を世界から無くすには、大きな献身的努力が必要なことは明らかです。ICBUWや豊田直巳さんが、行っているような活動が必要なのです。特に、豊田さんの献身的なお仕事は、彼にしかできないような、この問題へのアプローチです。彼の写真は、武力紛争でのウラン兵器使用で引き起されたと考えられる被害の真実を、私たちに伝えてくれています。それを、私たちの胸に深く刻み込んでくれます。彼の写真が、重要な役割を果たしてくれることを願っております。ありがとうございました。(振津かつみ訳)

     

    国際フォーラム「ウラン兵器禁止に向けて」プログラム

    司会:エルス・デ・グローエン(EU議会議員、オランダ)、キャロリン・ルーカス博士(EU議会議員、イギリス)
    スピーカー
    ・ 振津かつみ博士(医師・放射線学者、日本)
    「ウラン兵器が禁止されるべき科学的・医学的理由」
    ・ ジャワッド・アル-アリ博士(バスラ教育病院がんセンター長、イラク)
    「バスラにおける“がん研究”:資金問題及び様々な障害」
    ・ トマス・フィエジー博士(医師、マウントサイナイ病院、アメリカ)
    「何故、劣化ウラン兵器から発生する塵は危険か」
    ・ ジェラルド・マシュー(イラク戦争帰還兵、アメリカ)
    「劣化ウランと私」
    ・ エマニュエル・ジェイコブ(EUROMIL=「ヨーロッパ軍人組織連合」代表、ベルギー) 
    「劣化ウラン兵器の使用に関するEUROMILの見解」
    ・ ヴィム・ヴァン・デン・ブルク((EUROMIL=「ヨーロッパ軍人組織連合」オランダ代表、オランダ)
    「劣化ウラン兵器は兵士にとってメリットを持つか?」
    ・ 嘉指信雄(ICBUWアジア太平洋地域コーディネーター、NO DU ヒロシマ・プロジェクト代表)
    「作られつつあるICBUWキャンペーン:その成果と課題」


    [付記:なお、今回のベルギー滞在中、ブリュッセルから汽車で1時間45分程、フランスとの国境のすぐ近くにあるイーペルの町まで、豊田さんや森滝さんと一緒に日帰りで足を伸ばすことができた。イーペルは、第一次大戦中、毒ガスが化学兵器として初めて大量に使われ、長く悲惨な戦闘が繰り返されたところ。数ヶ月続いた1917年の戦いでは、50万人近い死傷者を出したと言われる。イーペルで使われたことから「イペリット」とも呼ばれるマスタードガスは、第二次大戦中、広島の大久野島でも製造され、中国戦線で使用されたことでも知られている。ローマ時代からの古い歴史をもつというイーペルの街は、第一次大戦でほとんど完全に破壊尽くされたが、今は、見事に復元され、一見したところ、典型的なヨーロッパ中世風の観光都市に見える。だが、城塞への出入り口となっている大きな石造りの門には無数の兵士の名前が刻まれ、白い墓標の群れがそこかしこに散在している。ヒロシマ・ナガサキと並んで、イーペルが「平和都市」として大きな象徴的意義を担っている所以が納得された。実際、世界に先駆けてベルギーが可決してきた、対人地雷禁止法(1995)、クラスター爆弾禁止法(2006)、そして劣化ウラン弾禁止法(2007)は、1933年に成立した「兵器法」(特定兵器の製造や売買などを禁止する法律)に追加条項を加え発展させる形で作られてきている。「ヒロシマ・ナガサキ」の経験にもかかわらず、軍縮問題に消極的な日本との違いを改めて考えさせられた。(嘉指)]
  • 8日政府交渉の報告/ウラン兵器禁止と被害者支援について

    出発前の慌ただしい中で、十分なご報告ができずに申し訳ありません。交渉内容の詳細につきましては、後日、テープ起こしなどもした上で、改めてご報告させて頂きたいと思います。下記はとりあえずのメモですので、ご了承下さい。

    政府の主な回答:

    1.ウラン兵器の国際的全面禁止に向けた日本政府の外交努力について (外務省)

    ・劣化ウランの影響評価については国際機関で調査が行われているが、これまでのところ確定的な結果が得られていない。日本政府としては国

    際機関の評価を注視してゆきたい。

    ・禁止については、「特定通常兵器禁止制限条約」(CCW)の協議の中でウラン兵器禁止の動きがない。国際的動きを注視する。

    ・ベルギーでの禁止法など、新たな動きに対しては回答はなし。こちらの再度の問いかけに対し、「国際的な動きを注視している」と繰り返す

    のみで、実際には法案もまだ見ていないかった。

    ・「被爆国日本」の責務については、特に回答もなし。

    ・劣化ウランの潜在的危険性を認めるか否かについては「国内での劣化ウランの規制と、兵器としての劣化ウランの禁止は別問題。」と。

    ・ウラン兵器が、非人道的兵器かどうかということについては、何らかの確定的な結論に国際社会では至っていないので注視している。

    2.日本国内の米軍基地に貯蔵されているウラン兵器について(外務省)

    ・在日米軍が保有する戦闘能力の詳細と特定の弾薬の保管場所、これについては公表しないという方針を米側は示している。

    ・劣化ウラン弾については、政府から米側に管理に万全を期するよう申し入れている。米国としても厳重な管理の基準の元に安全な管理に万全

    を期している。

    ・訓練については劣化ウラン弾を使用しないとの通知を米側から受けている。

    ・米軍の指定地域で劣化ウラン弾の搭載や保管しているか否かについては、在日米軍が日米安保条約の目的を達成する上での運用の問題。改め

    て米側から過去の実績をふくめ、事情聴取する必要があるとは考えていない。

    ・嘉手納基地のウラン兵器貯蔵の問題については、昨年8月に報道があったことは承知している。海兵隊が寄港してイラクへ出向すること自体は問題であるとは考えていない。

    3.日本の原発・核燃料推進の中ですでに生じている「劣化ウラン」について(経済産業省、内閣府・原子力安全委員会、防衛省)

    ・原子力安全委員会:劣化ウランは核燃料物質であり使用については国の許可が必要。仮に国内で劣化ウラン弾の製造、使用、移動の申請が出されれば、平和目的以外に利用される恐れがあるので許可されない。国内で発生した劣化ウランについては、厳重に管理している。

    ・防衛省:劣化ウランを使用した武器はない。今後も保有する計画はない。

    ・経済産業省:日本の電力会社が米国に委託しているウラン濃縮過程で発生した劣化ウランは、平和目的に限って利用されることを確保するということにはなっていない。民間の企業契約なので、政府はその実態を把握する立場にない。

    4.イラクの戦争被害地域への具体的な医療支援に関連して(外務省)

    ・イラクへの支援は医療分野を重点にしている。2月に新たに無償資金協力1億ドルを決定している。その3分の2は病院修復などの支援。そのような支援を通じて、癌患者に対してもそのための基礎的な支援も行っている。

    ・消耗品の支援ができないというのは、必ずしも正しくはない。イラクに対するODAはNGOと連携して考えている。その観点から日本プラットホームという形でNGOと協力しながら行っている。それには医薬品も含まれている。

    ・近隣国へ難民が多く流入している。そういった中で受け入れ国側でいろんな事情がある。ビザの問題は受け入れ国の主権にかかわる問題なので、日本政府としてそれについて、指示をするような状況にはない。交渉の中で、こちらから、現地の困難な実情を訴えると、「ケース・バイ・ケース」で対応することもできるとの返答。

    5.イラクから帰還した自衛隊員全員のウラン被曝検査と健康調査について(防衛省)

    ・劣化ウラン弾の健康への被害は、確定的なものはない。イラク復興支援については、万が一のために、放射線検知器を携帯、通常と異なる放射線レベルを検知した場合にはその場所に立ち入らないよう指示、砂嵐の場合には防塵マスクを配布。仮に劣化ウラン汚染があっても、自衛隊員が自然界の放射線を越える放射線を、劣化ウランの粉塵を大量に吸い込むということは考えにくいと認識している。自衛隊員の検診項目は一般的なもので問題ない。劣化ウラン弾の影響を考慮した特別な健康診断や追跡調査は必要ない。

    ・健康影響評価は国際的な機関が行っており、日本が独自に影響調査をする必要はない。

  • 8日政府交渉の報告/ウラン兵器禁止と被害者支援について

    2007年5月12日

    皆様

    「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」についての政府への申し入れに、全国から多くの方々のご賛同を頂き、ありがとうございました。おかげさまで、最終的には賛同者129団体、561個人となりました。(下記の賛同者リストをご参照下さい。政府提出後の追加も含む。)5月8日には、政府交渉に先だって、「国際署名」の一部(現在、世界で約23万筆)と、「申し入れ書」を賛同者リストとともに提出致しました。

    8日の院内学習会/対政府交渉には、約40名の市民の方々が各地から参加して下さり(議員、議員秘書、マスコミ関係者も含めると60名)、たいへん熱気のある行動となりました。平日の昼間にもかかわらず、都合をつけてご参加下さった皆さま、ほんとうにありがとうございました。準備段階で、各党の議員に院内学習会/対政府交渉の案内をさせて頂きましたが、国会情勢も逼迫する中、残念ながら関心はありながらも参加して頂けない議員もおられました。多忙な中を、福島みずほ、辻元清美両議員が、院内学習会に参加して下さり、福島さんは引き続き政府交渉でも、私たちとともに政府に質問と申し入れをして下さいました。

    今回の対政府交渉は、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)として日本政府に対し、「被爆国日本の政府としての責務を果たし、放射能汚染と新たなヒバクをもたらすウラン兵器禁止へ向けた外交努力を積極的に行うよう」真正面から求めた初めての機会となりました。また、ベルギーでの運動の成果として実現した「ウラン兵器禁止法」の意義を示し、「予防原則」の立場からも即刻禁止すべきことを主張し、ICBUWの国際的な取組みとも結んで、政府に迫るりました。そして、ウラン兵器の攻撃を受けたイラクの地域への医療支援に取組む「日本イラク医療支援ネットワーク」(JIM-Net)のメンバー(佐藤真紀さん、原文次郎さん)からも切実な現場の問題が訴えられ、政府の支援のあり方を改めて問うものとなりました。

    外務省は、「被爆国日本」の政府としての主体的、積極的な外交政策を展開する意欲も意志も全く感じられない対応に終止しました。そして、「国内法では核燃料物質として法的に明確に規制されている劣化ウランが、兵器で使用されていることを認めるのか」…と、迫られ「民生利用と兵器としての利用は別」と居直りました。

    日米関係など、日本政府の外交政策の根幹にかかわる問題が背景にある中で、今回の交渉だけで「すぐ目に見える成果」や「新しい政府の見解」が得られるというわけにはゆかず、全体を通じて「平行線」の議論にならざると得ませんでした。しかし、一方で、政府の見解の矛盾点も、客観的に浮き彫りになったのではないかと思います(劣化ウランそのものの危険性の評価についての、国内と外交での「ダブル・スタンダード」、「被爆国日本」といいながら放射能汚染と被曝をもたらしているウラン兵器に対して容認していること…など)。時間も限られ、全ての質問項目について、議論をすることが残念ながらできませんでしたが、ウラン兵器を非人道的・無差別殺傷兵器として批難した「国連人権委員会決議」や、予防原則に基づく議論の上に可決したベルギーの「ウラン兵器禁止法」をどう見るか、などの問題も含め、納得のゆく返答がなされなかったいくつかの課題については、「宿題事項」として早急に文書回答を求めたいと思います。

    今回の院内学習会/政府交渉は、反省点や不十分点はいろいろとありますが、それらをしっかり押さえながらも、何が私たちの運動にとっての「成果」だったのかを確認し、皆さんと一緒に今後の取組みにつなげてゆきたいと思います。

    特に、嘉手納をはじめ、日本国内の米軍基地の「ウラン兵器貯蔵」の問題は、引き続き日本の運動として取組まねばならない課題です。今後、私たちとしても米国の平和運動などとも連携して情報公開を求めたいと思います。また弾薬庫での事故時(火災や航空機の墜落など)の具体的な危険性なども指摘しながら、再度、政府の対応を求めたいと思います。

    先日来、お知らせしておりますように、嘉指、森瀧、振津は、写真家の豊田直巳さんとともに、来週のブリュッセルの欧州連合(EU)議会での写真展、ワークショップなどに参加するために、本日(12日)出発します。ベルギーでは、「ウラン兵器禁止法」の実現に尽力された人々、議員とも交流をしてきたいと思います。また、その次の週には、ICBUWのメンバー数名とともにジュネーヴで、3月の取組みに引き続き、キューバ、南アフリカ、イタリアなどの国連代表へのロビー活動、WHOの放射線環境影響問題の担当者との会談を行う予定です。

    これら一連の行動をふまえ、今後のICBUWとしての国内外での取組みを、具体的に進めてゆきたいと考えています。

    今後ともどうぞよろしくご協力のほどお願い致します。


    嘉指信雄(ICBUWアジア・太平洋地域コーディネーター)

    森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    振津かつみ(ICBUW評議員)

     

    出発前の慌ただしい中で、十分なご報告ができずに申し訳ありません。交渉内容の詳細につきましては、後日、テープ起こしなどもした上で、改めてご報告させて頂きたいと思います。下記はとりあえずのメモですので、ご了承下さい。

    政府の主な回答:

    1.ウラン兵器の国際的全面禁止に向けた日本政府の外交努力について (外務省)

    ・劣化ウランの影響評価については国際機関で調査が行われているが、これまでのところ確定的な結果が得られていない。日本政府としては国

    際機関の評価を注視してゆきたい。

    ・禁止については、「特定通常兵器禁止制限条約」(CCW)の協議の中でウラン兵器禁止の動きがない。国際的動きを注視する。

    ・ベルギーでの禁止法など、新たな動きに対しては回答はなし。こちらの再度の問いかけに対し、「国際的な動きを注視している」と繰り返す

    のみで、実際には法案もまだ見ていないかった。

    ・「被爆国日本」の責務については、特に回答もなし。

    ・劣化ウランの潜在的危険性を認めるか否かについては「国内での劣化ウランの規制と、兵器としての劣化ウランの禁止は別問題。」と。

    ・ウラン兵器が、非人道的兵器かどうかということについては、何らかの確定的な結論に国際社会では至っていないので注視している。

    2.日本国内の米軍基地に貯蔵されているウラン兵器について(外務省)

    ・在日米軍が保有する戦闘能力の詳細と特定の弾薬の保管場所、これについては公表しないという方針を米側は示している。

    ・劣化ウラン弾については、政府から米側に管理に万全を期するよう申し入れている。米国としても厳重な管理の基準の元に安全な管理に万全

    を期している。

    ・訓練については劣化ウラン弾を使用しないとの通知を米側から受けている。

    ・米軍の指定地域で劣化ウラン弾の搭載や保管しているか否かについては、在日米軍が日米安保条約の目的を達成する上での運用の問題。改め

    て米側から過去の実績をふくめ、事情聴取する必要があるとは考えていない。

    ・嘉手納基地のウラン兵器貯蔵の問題については、昨年8月に報道があったことは承知している。海兵隊が寄港してイラクへ出向すること自体は問題であるとは考えていない。

    3.日本の原発・核燃料推進の中ですでに生じている「劣化ウラン」について(経済産業省、内閣府・原子力安全委員会、防衛省)

    ・原子力安全委員会:劣化ウランは核燃料物質であり使用については国の許可が必要。仮に国内で劣化ウラン弾の製造、使用、移動の申請が出されれば、平和目的以外に利用される恐れがあるので許可されない。国内で発生した劣化ウランについては、厳重に管理している。

    ・防衛省:劣化ウランを使用した武器はない。今後も保有する計画はない。

    ・経済産業省:日本の電力会社が米国に委託しているウラン濃縮過程で発生した劣化ウランは、平和目的に限って利用されることを確保するということにはなっていない。民間の企業契約なので、政府はその実態を把握する立場にない。

    4.イラクの戦争被害地域への具体的な医療支援に関連して(外務省)

    ・イラクへの支援は医療分野を重点にしている。2月に新たに無償資金協力1億ドルを決定している。その3分の2は病院修復などの支援。そのような支援を通じて、癌患者に対してもそのための基礎的な支援も行っている。

    ・消耗品の支援ができないというのは、必ずしも正しくはない。イラクに対するODAはNGOと連携して考えている。その観点から日本プラットホームという形でNGOと協力しながら行っている。それには医薬品も含まれている。

    ・近隣国へ難民が多く流入している。そういった中で受け入れ国側でいろんな事情がある。ビザの問題は受け入れ国の主権にかかわる問題なので、日本政府としてそれについて、指示をするような状況にはない。交渉の中で、こちらから、現地の困難な実情を訴えると、「ケース・バイ・ケース」で対応することもできるとの返答。

    5.イラクから帰還した自衛隊員全員のウラン被曝検査と健康調査について(防衛省)

    ・劣化ウラン弾の健康への被害は、確定的なものはない。イラク復興支援については、万が一のために、放射線検知器を携帯、通常と異なる放射線レベルを検知した場合にはその場所に立ち入らないよう指示、砂嵐の場合には防塵マスクを配布。仮に劣化ウラン汚染があっても、自衛隊員が自然界の放射線を越える放射線を、劣化ウランの粉塵を大量に吸い込むということは考えにくいと認識している。自衛隊員の検診項目は一般的なもので問題ない。劣化ウラン弾の影響を考慮した特別な健康診断や追跡調査は必要ない。

    ・健康影響評価は国際的な機関が行っており、日本が独自に影響調査をする必要はない。

     

    ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査に関する日本政府への申し入れ賛同団体・個人(129団体、561個人)

    [2007.5.8現在]

    団体:

    [北海道] 核の諸問題を考える会、沙流川を守る会、山道アイヌ語学校スタッフ、苫小牧の自然を守る会、健康をつくる会、No!!小型核兵器(DU)サッポロ・プロジェクト、パレスチナ連帯・札幌

    [福島] 双葉地方原発反対同盟

    [千葉] 市民ネットワーク千葉県「平和部会」、自由放送、grassroots、

    [埼玉]核戦争を防止する埼玉県医師・歯科医師の会、平和懇談会はんのう、平和懇談会いるま

    [東京]原水爆禁止日本国民会議、劣化ウラン研究会、原発・核燃とめようかい、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM- Net)、社会市民連合とうきょう、核戦争に反対する医師の会、ひきこもり九条の会、イラク・ホープネットワーク、たんぽぽ舎、いろりばた会議、都労連交流会、全国保険医団体連合会、原子力資料情報室、全日本民主医療機関連合会、JR東労組青年部、グローバルピースキャンペーン、ハーモニクスライフセンター、STOP!劣化ウラン弾キャンペーン、劣化ウラン廃絶キャンペーン(CADU-JAPAN)、清瀬・戦争を語りつぐ会、「サダコ」・虹基金、NPO法人PEACEON、劣化ウラン兵器禁止市民ネットワーク、ウラニウム兵器禁止条約実現キャンペーン(UWBAN)・東京、発信する子どもたち、日本YWCA、チェルノブイリ子ども基金、平和憲法を広める狛江連絡会、多摩平和イベント実行委員会

    [神奈川] WE21ジャパン大和、WE21ジャパン厚木、WE21みやまえ、WE21ジャパン青葉、WE21ジャパン・さいわい、WE21ジャパンほどがや、ニューヒューマニズム・フォーラム・ヨコハマ、WE21ジャパンさかえ

    [長野] あづみの道草あかとんぼの会、公共事業と災害を考える会、筑摩野の風景をはぐくむ会[新潟]脱原発をめざす新潟市民フォーラム[石川]核戦争を防止する石川医師の会

    [岐阜] 平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声

    [愛知] 核のごみキャンペーン・中部、不戦へのネットワーク

    [三重] No!劣化ウラン兵器三重の会

    [福井]「止めなくちゃ!げんぱつ」連絡会

    [滋賀] 滋賀県平和人権運動センター

    [京都]京都原発研究会、グリーン・アクション、京都平和フォーラム、京都府歯科保険医協会、アジェンダ・プロジェクト

    [大阪]科学技術問題研究会、日高原発に反対する大阪の会、ヒバク反対キャンペーン、地球救出アクション97、若狭連帯行動ネットワーク、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西、オルター、大阪東南フオーラム平和・人権・環境、大阪府保健医協会、松原市教職員組合(JTU松原)、ノーニュークス・アジアフーラム・ジャパン、国際女性年連帯委員会、戦争はいやや!核なんかいらへん!2007年実行委員会、大阪平和人権センター、「月桃の花」歌舞団、ウラニウム兵器禁止条約実現キャンペーン、吹田市教職員組合、JTU大阪府高等学校教職員組合

    [奈良]反原発奈良教職員の会、奈良脱原発ネットワーク、奈良平和フォーラム

    [和歌山] 和歌山県平和フォーラム

    [兵庫]原発の危険性を考える会、さよならウラン連絡会、NODU! 神戸プロジェクト、鈴蘭台食品公害セミナー、心といのちをはぐくむ会、憲法を守る芦屋市民の会、フォーラム・平和・人権・環境・ひょうご

    [広島]NO DUヒロシマプロジェクト、核兵器廃絶をめざすヒロシマの会、インド・パキスタン青少年と平和交流を進める会、原爆認定訴訟を支援する広島県民会議、広島被爆者相談所、広島県被爆者団体協議会、日本基督教団西中国教区核問題特別委員会、入れるな核艦船!飛ばすな核攻撃機!ピースリンク広島・呉・岩国、岡本非暴力平和研究所、第九条の会ヒロシマ、東北アジア情報センター、平和・環境・人権運動広島共同事務所、セイブ・ザ・イラクチルドレン広島、プルトニウム・アクション・ヒロシマ、日本基督教団第56回西中国教区総会参加者一同、広島市キリスト教会連盟、ヒロシマ平和製作所、日本基督教団西中国教区・基地問題特別委員会

    [山口]原発いらん!山口ネットワーク、

    [福岡] 核・ウラン兵器廃絶キャンペーン福岡、日本キリスト教婦人矯風会・福岡支部、明日のアジアにかける橋九州、カトリック福岡正義と平和協議会、NGO「人権・正義と平和連帯フォーラム」

    [大分] 脱原発大分ネットワーク、ピースサイクルおおいた

    [長崎] 長崎県被爆二世の会、アジアとむすぶ市民の会・長崎、子どもの生存と平和のための童話館基金、ながさき女性平和会議、長崎の証言の会

    [沖縄] 沖縄平和運動センター

    個人:

    [北海道] 都筑ムツミ、上月民夫、小嶋洋子、山道ピリカ、山道サンニョ、山道ノンノ、アシリ・リラ、岡山裕子、佐々木アオイ、斉藤雅子、正岡絵理子、吉本正勝、吉本登志枝、川村友子、山川美明、山川進、館崎やよい、斉藤けい子、上野まゆみ、小形文子、野村和雄、本田宏、俵隈田マコト、松元保昭、荒川淳子、橘晃弘、元保昭、中山和則、児玉健次、児玉,照世

    [青森] 平野良一、日土潤

    [福島]石丸小四郎、鞍田東、鞍田東、青木裕一

    [新潟] 中村哲也

    [茨城]佐野俊正、根本がん、本木洋子

    [千葉]太田光征、斎藤優子、攝津正、きくちゆみ、崎山比早子、岩川保久、浅野真理

    [埼玉]うらきよみ、元山欣之、渡辺美緒貴、五十嵐由紀、稲月隆、細井明美、小林文雄、大畑豊、中嶋弘子、榎本登美枝

    [東京]伊藤成彦、市川ひろみ、斎藤美智子、佐藤真紀、福島和夫、森住卓、山崎久隆、紺野茂樹、西尾漠、阿部弘、渡辺美紀子、倉島純子、野村修身、古荘斗糸子、古荘暉、松田一樹、柳田真、山本勇祐、山村和法、豊田直巳、清水仁、肥田泰、加藤久美子、小島浩介、鎌仲ひとみ、横田満男、西村博子、長峰直子、川端国世、北林岳彦、大上文、杉原浩司、田中優、野中章弘、河野康弘、池田香代子、熊岡路矢、本多靜芳、奈良本英佑、畠山照子、湯川れい子、おおくにあきこ、松下真弓、ヤスミン植月千春、大地実、高草木博、坂巻真砂子、西方さやか、井坂勝則、志葉玲、小島康二郎、小峯茂嗣、百瀬宏、寺尾浩次、寺尾安子、中島裕子、相澤恭行、相澤香緒里、田尻満里子、鶴田真二、田村ゆかり、中嶋寛、佐々木敏彦、水谷明子、伊藤和子、茂垣達也、佐々木敏彦、伊藤啓子、三宅征子、栗田香子、安達由紀、原文次郎、村山敦子、阿部裕行、上條充、秋元隆

    [神奈川] 生方卓、仲田博康、松宮光興、小沼智子、加賀谷にれ、中島明子、大谷康夫、新井克己、久世公孝、神谷扶左子、鈴木則子、古屋泰、横山滋、中野廣幸、佐藤仁、羽角章、長谷川宏、杉山百合子、貞兼綾子、篠宮早苗、内海旬子、小関新弥、喜多麗、石井摩耶子、長野美保子、横関彩子、松崎良美、贄川恭子、渡邉広子、伊達みゆき、鈴木由美子、原順子、岩井健作、沖村民雄、里井弘子、山_由喜子、山_正英、前田みゆき、小川秀代、高橋ミキ子、田口美恵子、田口良枝、原育枝、鈴野めぐみ、新宮芳子、宮腰マキコ、古野恭代、竹村英明、高橋健作、横山剛、鈴木重忠、鈴木重美、吉川竹明、樫田秀樹、常石登志子、平山恵、上田惠一、堀井広伸、杉山眞澄

    [長野] 伊東順、大脇正昭、金津裕子、内山卓郎、江口時子、及川てい子、及川稜乙、立沢洋、立沢由美子、玉村昌代、松下奈々恵、三輪浩、矢口幸子、横川ちひろ、和田和人、和田ひさ

    [岐阜] 近藤ゆり子

    [愛知] 安楽知子、寺尾光身、久野秀明、山本みはぎ、中田妙佳、杉本隆也、酒井信、中川武夫、加藤友嘉、沢田昭二、

    [三重] 熊沢滋子

    [福井] 石地優、松下照幸、山崎隆敏、田代牧夫、

    [滋賀]池野正治、宮地英紀、高橋望

    [京都] 山田耕作、和田喜彦、尾崎一彦、スミス・アイリーン、川合一良、川合葉子、松原千里、曽我部陽子、浜辺勝美、富田道男、水野敬、藤岡惇、前川玲子

    [大阪]吉田美恵子、前田由隆、真野京子、猪又雅子、長沢啓行、久保きよ子、長沢由美、木下佳子、久保良夫、鎌橋照子、定森和枝、三田宜充、山崎清、三田恭子、稲岡美奈子、岡村達郎、山科和子、成瀬奈生子、小谷敬子、辻信子、日置雅之、臼井昭、足立睦美、高橋圭司、小池美知子、奥田ユキミ、英加純子、辻本由貴子、岡本和也、坂本進、本松都、福島和子、山内佳子、立野岡克、三木秀美、萩原容子、田島満、田島小幸、野口たい子、鎮西節子、堂元ふく子、堀本フミ子、山本次子、井上和歌、小森富美枝、大亦義朗、池田春海、前田登志恵、原三郎、岸上知三、岩本和敏、田中智代、明石全弘、岡本浩司、花房康子、松本亜季 ながさき由美子、安達志朗、稲岡宏蔵、美佐田和之、土屋敏明、大西悦夫、和田長久、佐野米子、成木弓恵、斉藤洵子、石田博、紅谷淑子、牛田等、長沢智行、中井かをり、牧江公子、西出和子、辻由紀子、中辻えり子、田嶋久美子、森本良子、北阪英一、小川亮、寺澤亘、富田穀、小山潔、鎌田英子、鎌橋武雄、竹本明代、森田留美、志水紀代子、小出裕章、浅井寿子、深田純子、橋野高明、島田大介、石打謹也、野島大輔

    [奈良] 中西克至、堀田美恵子、上島博、梅本善昭 、小谷勝彦、熊沢幸枝、明野明美、木曽恵、石原淳子

    [和歌山]山崎知行、山崎喜美子、住吉純子、木曽恵

    [兵庫] 橋本真佐男、小坂浩、寺西清、振津かつみ、建部暹、田中章子、中川慶子、遠山薫、北川れん子、小牧正子、津村富代、井上保子、稲田みどり、小林まゆみ、田村和子、松尾寛、田辺和裄、村井雅清、北川諭、北川順子、井上正弘、牧野紘子、末田一秀、藤井正子、平本憲孝、水野浩重、浜野研三、藤井正子、ロニー・アレキサンダー

    [岡山] 宇田川賢次、奥平純子、野田隆三郎、藤野武男、藤野美基子

    [広島] 嘉指信雄、森瀧春子、坪井直、青木克明、岡本三夫、渡辺力人、木原省治、溝田一成、武田靖彦、さとうしゅういち、藤井純子、脇山都、渡辺恭子、月下美孝、舟橋喜恵、雨宮功、伊達純、藤村寛、尾崎令枝、馬場浩太、岡本珠代、湯浅一郎、新田秀樹、平岡典道、西岡由紀夫、平賀伸一、松藤富隆、大月純子、小山和子、戸村良人、横原由紀夫、平志朗、木谷光太、大江厚子、安藤志保、金子哲夫、夏原信幸、上山耕平、丸屋博、東岡山治、市川真美恵、山内友子、小川清、山根眞三、渡辺道子、西澤宏、西嶋佳弘、中江洋一、三吉小祈、難波郁江、柴田もゆる、土屋恵子、三矢亮、溝口靖子、佐藤待子、柏本雄幸、石塚一、前田保成、徳永恂子、宇佐美睦朗、近藤洋子、小川幸太郎、三村篤実、沖村裕史、荒川純太郎、大川千鶴子、土井桂子、渡田正弘、島村真知子、西村寿子、浜根和子、利元克己、田室武勝、渡部朋子、佐々木孝、堀治喜、河合知義、中原隆伸、月下昌代、月下悟志、金信美幸、和久井美和子、松浦良子、竹原祐二、竹原千晴、山根美智子、長谷部光子、橋本真、工藤九八郎、若尾景子、内山豊子、光田昌子、西浦紘子、宮田信子、徳富誠子、戸田万里子、杉山ルミ子、杉原助、節家千津子、橋本照子、徳富すみれ、山先方子、遠山幸子、郭文鎬、山田順二

    [島根]宗盛興、東島勇人、金子健、

    [山口] 三浦翠、田村順玄、前田惠子、石川宣道、石川まなか、浦部頼子、森本將弘、金澤正善、大川清、中村政枝、川原浩蔵、高橋敏通、島敞史、小畑太作、加藤満、伊藤義明、遠藤年之、草地大作、安田浩規、河野孝也、永井司也、吉村田鶴子、鈴木恭子、鈴木ノブエ、鈴木澂、清田勝成、三輪従道、

    [高知] 山中賢一

    [愛媛] 小倉正、曽根康夫、阿部純子、

    [徳島] 井下俊

    [福岡] 青柳行信、緒方貴穂、石川晶子、濱生正直、木村公一、池田道子、岡元慎吉、藤原紀代子、藤原玄夫、服部多都子、田中廉、大堀満子、松波余年子、弓山満子、坂井貴司、足立力也、岩崎裕次

    [大分] 東本高志、岩崎静枝

    [長崎] 藤田祐幸、染木冨美代、崎山昇、戸田清、原和人、松崎涼子、西岡由香、森口貢、伊藤京一郎、宮部真知子

    [沖縄] 宜保幸男、矢ヶ崎克馬、浦崎成子

    [ケニア/ナイロビ]増古剛久

    [カナダ] 乗松聡子、落合栄一郎

    [イタリア] 齋藤ゆかり、山田真喜子

    [チュニジア] 庄司光一

    [アメリカ/シカゴ] ノーマ・フィールド

    [都道府県名/確認中]若山順子、下山久子、中林正子、上條充、福田久美子

    [匿名希望] 1名

     

  • 「ウラン兵器全面禁止」対政府交渉への賛同メッセージ

    「ウラン兵器全面禁止」対政府交渉への賛同メッセージ

    未来に亘り命を脅かし心を引き裂く非人道的兵器の存在そのものを、心から憎みます!

    劣化ウランへ兵器の全面禁止に日本政府も取り組んで下さい

    「無差別殺傷兵器」であり、新たな放射能汚染と被曝をもたらすウラン兵器の開発と使用禁止に向け、積極的に取り組むことを希望します。

    貴団体のご活動に心から敬意を表するとともに、日本政府への「申し入れ」に賛同します。

    劣化ウラン弾は核兵器ではないのですか。これを許容するのでは日本政府は明らかに二重基準ではないか。

    私たちが使っている電力のための原子力発電から劣化ウランが産出され、それが武器として使われていること、多くの人が知らないのではないでしょうか? このことを広く伝えるべきです。そして被爆国として劣化ウラン兵器の廃絶を推進することを求めます。

    戦争による唯一の被爆国として、私たちには忘れてはいけない義務があると思っています。その義務を日本政府も果たして欲しい。

    戦争によって平和が訪れたとしても、それは真の平和ではありません。

    イラクでのウラン兵器による被害、特に子どもたちが苦しみ、生命が無残に奪われていっている状況は深刻です。その上さらに、イラクとアフガンの子どもたちの生命を犠牲にして、自衛隊が米軍と協働していることに心が痛みます。

    イラクの子ども達の、異常な出生の写真をぜひ見てください。こんな大罪はありません。劣化ウランを含めて、兵器を作り出す、国家は、人道にたいする、いや、すべての地球上の生命ににたいする冒涜です。兵器は、地球環境の最大の破壊でしかありえません。即刻禁止にする、日本政府の責任ある英断を打ち出してください。

    放射性廃棄物を兵器に転用することなど地球に生きるあらゆる生命に対する冒涜です。一握りの人間にそのようなことが許されるはずはありません。日本政府には劣化ウラン兵器廃絶に向けて率先した活動を求めます。

    自分や自分の周囲の人々が被害に会わなければ関係ないという自己中心的で想像力の欠如した姿勢を、今に生きる私たち皆が改めるべきだと思います。年月と共にヒロシマ・ナガサキの惨状を忘れてしまうなんてあってはなりません!その一瞬で髪の毛1本も残さずこの世から消えてしまった人々の代弁をするのは、日本の私たちの役目です。

    劣化ウラン弾による被害の実態を明らかにするととともに被爆国として放射能の恐ろしさを世界に訴えてほしい。

    ウラン兵器は、戦争当事者だけでなく、何年にも渡って一般国民の中に被害者を出します。是非禁止させたいものです。

    「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」への積極的取り組みは、国際的な流れだと思います。被爆国である日本政府は、積極的に行動すべきです。

    日本政府のポジティブな姿勢こそが、悲劇を食い止める最大の武器になると思います。

    「無差別殺傷兵器」であり、新たな放射能汚染と被曝をもたらす劣化ウラン弾は禁止すべきです。

    劣化ウラン弾は核兵器です。非人道的で残酷な兵器です。直ちに使用禁止にしなければなりません。被爆国=日本の政府として速やかに決断してください。

    DUの被害について多くの人に知ってもらいたいです。

    非核三原則を国是とする被爆国の責任として政府は「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」を積極的に取り組むことを求めます。

    被爆国日本が最も関わらないといけない問題であるにもかかわらず、因果関係が立証されていないからという事を理由に、全く動こうとしない政府の重い腰をなんとか一緒に動かしていきたいと思います。

    過去アメリカ及びその他の国が使用したウラン兵器の調査、確認、謝罪、賠償を強く求めます。

    核兵器の危険性を訴えるこのような場において唯一の被爆国である日本がリーダーシップを取ることが世界の人々の中では非常に期待されている事と思います。

    これまでの被害者の方々を守っていけるよう、これから新たな被害者を生み出さないよう、願っています。

    唯一の被爆国として、これ以上核による被害を増やさないためにも劣化ウラン弾を含むすべての核兵器を禁止し、日本政府として被害者の支援と調査に全力を尽くされるよう要請します。

    米国に従うのが国益だなどという日本政府に期待することは何もありませんが、劣化ウラン兵器は核=原子力のごみを始末する方策であり、反対です。

    ウラン兵器の禁止のための努力を求めます。

    日本政府は、平和を切に願う原爆による最初の被爆国として、全世界のウラン兵器全面禁止と被害者支援と被害調査に向け、最善の努力と早急な行動を進める事を要求します。

    日本の原子力発電所用の濃縮ウラン燃料がアメリカで製造される際に発生する劣化ウランが、兵器の材料として利用されているのではと、心配です。

    広島、長崎、第五福竜丸を経験している国日本こそが「ウラン兵器全面禁止」を率先して訴えるべきです。

    賛同します。頑張ってください。

    本当の優しさとは・・・ 政府の責任でしっかり考えて欲しいと思います。

    いまだ広島や長崎の被害は続いています。それを知っている日本政府こそ、ウラン兵器の被害者を救済支援し、前面禁止を呼びかける使命があると思います。

    日本が平和のためにできることを、積み重ねていくことに、賛同します。

    ヒロシマ・ナガサキの体験を持つ国の政府として、核物質の軍事利用禁止を提唱すべきだと思います。日本に持ち込まれている劣化ウラン兵器についても当然調査し、撤去させるべきです。

    劣化ウランは地球の環境にとって大きな脅威である。地球環境を守るために原子力エネルギーの抜本的見直しが必要だが、当面、劣化ウランの武器使用を一切禁止する緊急の措置を求める。

    核戦争と国民の健康は対立するものです。劣化ウラン兵器は人類の健康を脅かす重大な脅威です。被爆国日本は劣化ウラン兵器禁止の先頭に立つべきです。

    劣化ウラン弾によるイラクの子どもたちの惨状を知るにつけ、かねがね反対の声を上げたいと思ってきました。今回このような政府への働きかけがあることを知り、心から賛同いたします。

    応援しています。わたし達の日本政府から動かしていきましょう!

    ウラン兵器が戦争に使われ、多くの生命を奪い、その後遺症による被害がいまなお人々を苦しめています。世界からウラン兵器が完全に廃絶されるよう、日本政府がその先頭に立つことを望みます。

    ウラン兵器が戦争に使われ、多くの人々が命を落とし、爆撃を受けた地域では、その後遺症に苦しむ日々が続いていることは、本当に悲惨です。

    一日も早い完全なウラン兵器の廃絶の先頭に、日本政府が立つことを望みます。

    被爆国である日本は劣化ウランを廃絶することを世界の先頭にたって発言すべだと思います。

    非常に重要な今回の機会です。皆さんのご活躍を祈っています。

    ウラン兵器の製造・使用が人類に対する犯罪であるということを政府の閣僚は理解しなければいけません。

    日本は世界の平和ためにできることがたくさんあります。とくに核廃絶にむけて世界の先頭にたって声を大きくしてください。

    ご活動に感謝します。子供たちの未来に軍事基地を残したくないという切実な思いで、10年間、地域での新たな米軍基地建設反対運動に参加しています。戦争や現代兵器がもたらす残酷極まりない現実はとても他人事とは思えません。一歩でも半歩でも、それをなくす方向へ、ともに進みたいですね。

    私は、最近になってやっとウラン兵器の恐ろしさ、おぞましさを知りました。今まで自分自身がそのような知識を持っていなかったこと、ニュースで報道されていたその名前に関心を抱かなかったことがとても悔しく感じられました。そしてそれ以上に、その恐ろしい影響力を知っていた(知っていて当然の)日本政府が、この兵器に対して、きちんとした対応をとってこなかったこと、とる姿勢を今も持っていないことに大変愕然といたしました。唯一の被爆国である日本が、率先してこのウラン兵器を禁止し、廃絶の努力をすることは当然であると考えます。

    原子力に頼る限り、矛盾は増すばかり。実は皆さん既にお気づきのはず。一朝一夕にはできませんが、今から始めましょう。国民はついてきます。

    非人道的な劣化ウラン兵器全面禁止を!

    ウラン兵器全面禁止は日本こそ率先して国際社会に訴えて欲しい課題。日本だからこそ説得力もあると思います。ぜひ積極的に政府に動いて欲しい。

    放射能の悲惨さを一番よく知っているこの国ですから、日本の政府が何より積極的にこの問題を考えて欲しいです。

    劣化ウラン弾などの核兵器は廃止すべきです。イラクなどでどれだけ子どもが被爆者になって苦しんでいるか想像してください。六ヶ所村の再処理工場の本格的な稼動にも絶対に反対です。

    申し入れには参加できませんが、皆様のたゆまない努力にいつも感服をしています。劣化ウラン兵器全廃の日を信じて、ともに歩みたいと思います。

    小さくともひとつひとつの歩みを大切に、劣化ウラン兵器廃絶に向けて力を合わせていきたいと思います。

    微力ながら、劣化ウラン兵器廃絶に向けた力のひとつになれればと思います。

    日本は、イラクの現状に関わっている(蚊帳の外ではない)国である、とはっきり認識しなければいけないし、その上で責任をもって、しっかりとしたシステムを作って、動いていかなければならないと考えます。

    今回、ウラン兵器の全面的禁止とその被害地域における医療支援を日本政府に求めようとなさること、諸手を挙げて賛成いたします。劣化ウランほど、上手に使えばこっそり人間を破壊できる卑劣な兵器はないのではないでしょうか?放射能を身に浴びるのを避けるため最近、米国兵士はリモートコントロールでウラン弾を落下させていると聞きます。こんなもので人を苦しめ、自分も苦しむ、それがこの地上で行なわれていることは、本当につらいです。どうか、日本政府にその使用の全面禁止と被害者救済を強く訴えてください。申し入れ案に賛成し、応援しています。

    WHOは劣化ウラン弾の健康被害等に関して、大切な知るべきことを発信していないのは、何故なのだろうと疑問に思っております。日本は原発だけに依存しないで、安全なエネルギ-対策をやっていってほしい。

    世界中の生まれ来るこどもたちに、美しい地球と平和が残されるためにも、ウラン兵器の全面禁止を被爆国としての日本政府が先頭にたって実現するよう尽力していただけることを期待いたします。

    劣化ウラン弾は核兵器です。全面禁止に取り組んでください。苦しむのは子どもたちです。

    日本政府にウラン兵器の使用全面禁止、及び被害者支援・被害調査を求めます。

    核・放射能の被害の恐ろしさを身をもって経験しているはずの日本がいまだに劣化ウランの害を認めず、正当化しているのは自殺行為です。この問題の解決こそ、日本が世界で指導力を発揮すべきことです。

    「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」は非常に重要な案件です。国際的な支援なしには被害者の人々を救うことは出来ません。日本は世界の先に立ってこの活動をしていくべきです。申し入れ行動のご成功をお祈りしております。

    核・放射能の被害の恐ろしさを身をもって経験しているはずの日本がいまだに劣化ウランの害を認めず、正当化しているのは自殺行為です。この問題の解決こそ、日本が世界で指導力を発揮すべきことです。

    「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」は非常に重要な案件です。国際的な支援なしには被害者の人々を救うことは出来ません。日本は世界の先に立ってこの活動をしていくべきです。申し入れ行動のご成功をお祈りしております。

    「美しい国」として、真の「国際貢献」を。

    日夜の国際的理解に向けての活動に敬服いたします。現在ヨーロッパにおりますが、諸外国の方々と話す機会があり、アメリカの人々を含む、ヨーロッパほか国際的に、この問題についての関心が広まっていることが分かります。直接的に活動に参加できませんが、今回も申し入れ活動のご成功をお祈りしております。

    ヒロシマナガサキの悲劇は世界のいかなるところでも繰り返してはならないと思います。劣化ウラン弾は核兵器です。日本政府は世界に先駆けて製造使用の禁止を決断し、国際社会に対しても製造使用禁止を呼びかけてください。

    被爆の経験を持つ日本は、恐ろしいウラン兵器を無くすために、より一層の努力をしなければならないと思います。歴史を踏まえた世界平和に向けての献身こそ、国民および世界中が日本政府に望んでいることです。ウラン兵器の全面禁止と被害者支援・調査に向けて、政府のリーダーシップを切望します。

    貴団体の活動に敬意を表し、心から賛同します。呼びかけにも感謝します。

    劣化ウラン兵器は環境や人へ重大な影響を及ぼします。唯一の被爆国、日本政府として、DU兵器の禁止の先頭に立ってください。

    核兵器は人間が作る最大の悪です。世界平和には順次の計画が必要です。核兵器の最大の悲劇を背負った日本の歴史を積極的に国際間の外交倫理にアピールするのが日本の責任です。

    日本政府が、無差別の殺傷兵器・被爆と放射能汚染をおこす劣化ウラン弾の使用と、あらゆる核兵器の保持・製造の禁止を、国際社会に訴え行動することを求めます。

    日本政府は、核兵器を地上からなくすことに全力を尽くして下さい。日本こそ説得力があるのです。

    全ての武力を放棄せよ!

    被爆国の経験を生かして、きちんとした調査をおこなうよう要請します。

    DUがもつ重金属毒性や放射能は人類のみならず地球環境も汚染している。DUは破壊と殺戮をもたらす以外何物でもない。日本政府は率先してDU廃止の行動を世界に向けて行うべきである。

    DU廃止に向けて政府が積極的に行動することを強く要請します。

    唯一の被爆国政府にしかできないこと・だからこそしなければならないことがあるのだと思います。

    佐藤真紀さんのイラク報告を聞き、劣化ウランによる被害で子ども達が次々と大事な命を落とす現実に衝撃を受けました。劣化ウラン兵器の全面禁止を求めます。

    平和憲法を遵守し、日本政府が率先して取り組むべきです。

    ウラン兵器廃止と被害者支援に日本政府は率先して取り組んでください。

    被爆国日本がリーダーシップを取って問題解決にあたるべき問題だと思います。対米盲従の風見鶏からそろそろ脱却して欲しいと思っております。

    「唯一の被爆国」として、世界に知られる日本の代表である貴政府こそ、国際社会の中での劣化ウラン兵器廃絶のリーダーシップをとるべきです。 申し入れの内容を真剣に考慮され、一つでも多くの提案を実行に移される事を要請します。

    一刻も早くこのような残酷な兵器を禁止させましょう!

    広島・長崎の被爆者が身をもって明らかにした低線量被爆,内部被曝の危険性を日本政府は世界に知らしめる責任があると思います。

    ウラン兵器は、広島・長崎の悲惨な経験を人間社会に拡大する、あってはならない非人道的兵器です。日本政府が私たちの経験を誠実に総括するなら、先頭に立ってその廃棄に立つべきです。

    唯一の被爆国日本は、ウラン兵器全面禁止を率先して世界に訴えるべきです。ウラン兵器による被害を受けている人たちの医療補助などを実施するよう求めます。

    NO!DU.NO!クラスター!

    核兵器はあらゆる生命を殺すものです。次の世代にも悪影響を残します。兵器にいいものはありませんが、その中でも核兵器は最悪です。

    劣化ウラン爆弾のウランは原子がバラバラで体内に分散している自然のウランと異なってナノパーティクルなどの微粒子状になって内部被曝を引き起こす危険性が考えられます。

    世界の中の日本に、広島にゆかりある者として、「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」につき、賛同します。

    唯一の被爆国の国民として、この非人道的な兵器に、強く反対の意を表します。

    イラク派兵の自衛隊員の健康調査を長期的に実施してください。結果を、すみやかに公表してください。

    日本政府は劣化ウラン弾を全面的に禁止するようアメリカ及び世界に訴えてください。これ以上劣化ウラン弾による被害を増やさないでください。

    原爆症弁護団の一員です。放射能の晩発性の影響を考えると劣化ウランによる被害は既に取り返しのつかないところにあるかもしれません。しかし、禁止するのに遅すぎることはないのです。何よりも禁止を急ぐことが大切です。

    JIM-NETの白血病の子どもに薬を送る活動を応援しているNPOです。がんや白血病で子どもたちがバタバタ倒れていきます。劣化ウラン弾は廃止すべきです。

  • 5/3 大阪で非核・平和学習会

    イラクに平和を!ウラン兵器の禁止を! 非核・平和 第13回学習会

    日時:5月3日、2時~4時半

    内容:

    1)憲法施行60年 憲法9条の意義を考える(報告:地球救出アクション事務局)

    2)ウラン兵器禁止 対政府交渉に向けて(報告:振津かつみ)

    場所:ヒューマインド(JR環状線・芦原橋駅下車7分)

    主催:地球救出アクション97、ヒバク反対キャンペーン

  • (5/8)「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」政府交渉/院内学習会

    皆様

    「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査」についての対政府交渉の日時、場所が決まりましたのでお知らせ致します。

    交渉に先だって、国会議員の方々にもこの問題への理解を深めて頂き、今後協力して取組んでもらうため、「院内学習会」も行います。


    日本におけるICBUWの活動として、国際的な流れに呼応して、日本政府に対しても、「無差別殺傷兵器」であり、新たな放射能汚染と被曝をもたらすウラン兵器の禁止に向けて努力するよう求め、嘉手納基地など在日米軍基地でのウラン兵器の貯蔵問題なども含めて正してゆく、第一歩にしたいと思います。また、イラクなどの被災地域の実情にそった医療支援について、政府の具体的な前向きの対応を求めたいと思います。

    交渉と院内学習会への参加、ご協力を、どうぞよろしくお願い致します。

    *対政府交渉と院内学習会の日時、場所

    場所:参議院会館/第1会議室(院内学習会と政府交渉は同じ会場です)

    日時:5月8日(火)

    1時半ー2時15分:劣化ウラン兵器問題・院内学習会

    2時15分ー2時半:交渉参加者・打ち合わせ

    2時半-4時半:対政府交渉(外務省、防衛省、経済産業省、内閣府・原子力安全委員会)

    *劣化ウラン兵器問題・院内学習会:

    内容:ウラン兵器全面禁止と被害者支援に向けて―国際的な動き/環境・健康影響/被害者支援の課題―

    報告者:嘉指信雄(ICBUW評議員、アジア・太平洋地域コーディネーター)/振津かつみ(ICBUW評議員)/佐藤真紀(日本イラク医療支援ネットワーク、事務局長)

    司会:  森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    5月8日当日は、午後1時に参議院会館1階ロビーで集合し、できるだけまとまって会場へ入りたいと思いますので、ご協力お願い致します。参加して下さる方々は、議員会館への通行証などの手続きもありますので、5月6日の夜までに下記のファックスかメイル宛で、担当の振津までご連絡下さい。その際、お手数ですが、ご都合で1時の集合には遅れて到着される予定の方、2時半からの「対政府交渉」のみの参加の方は、明記しておいて下さるようお願い致します。

    連絡先/振津:  E-mail: du-ban-hibaku@theia.ocn.ne.jp Fax: 0798-44-2614

    *対政府交渉の申し入れに際して各省に送ってある「公開質問状」を下記に掲載致します。

    当日は、これにそって話し合いを進めます。話し合い時間が限られておりますので、交渉の内容等についてのご意見がありましたら、あらかじめファックスかメイルで、振津までお寄せ頂けるとありがたいです。

    *交渉に際しては、全国の皆さんにご賛同頂いている「日本政府への申し入れ」と「国際署名」も手渡します。「申し入れ」には、全国から、128団体、556名の賛同が寄せられています。(5月6日賛同受付終了いたしました。皆様のご賛同・応援に感謝申し上げます。)

    assent

    「日本政府への申し入れ」の詳細は下記のページに掲載されています。

    日本政府への「申し入れ」賛同お願い/ 5月初め、対政府交渉へ – NODU Hiroshima Project

    ヒバク反対キャンペーン

    嘉指信雄(ICBUWアジア・太平洋地域コーディネーター)

    森瀧春子(NO DU ヒロシマ・プロジェクト事務局長)

    振津かつみ(ICBUW評議員)


    [ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査に関する公開質問状]

    2007年4月16日

    内閣総理大臣 安倍 晋三 様

    外務大臣   麻生 太郎 様

    経済産業大臣 甘利  明 様

    防衛大臣   久間 章生 様


    ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)

    私達は「ウラン兵器全面禁止と被害者支援・被害調査に関する日本政府への申し入れ」とあわせて、以下の質問状を提出致します。5月8日には、文書で回答し、私たちとの話し合いに応じて下さるよう求めます。

    1.ウラン兵器の国際的全面禁止に向けた日本政府の外交努力について(外務省)

    (1)環境と生態系を汚染するウラン兵器は、対人地雷などと同様に、戦闘終了後も長期にわたり、兵士だけでなく一般市民にも無差別に危害を与える兵器です。また、国境を越えて汚染が広がることによって、周辺の紛争当事国以外にも被害を与える可能性があります。このようなウラン兵器は、「ハーグ条約」(1907年)、「ジュネーヴ条約第一追加議定書」(1977年)などの国際人道・人権法に明らかに反する「無差別殺傷兵器」です。国連人権小委員会ではウラン兵器を、核兵器、化学兵器、クラスター爆弾、生物兵器など並んで「大量あるいは無差別な破壊をもたらす兵器」として批難する決議がなされ(1996,97,2002年決議)、アナン国連事務総長も「戦争と武力紛争による環境収奪を防止する国際デー」に際し、ウラン兵器の環境へ及ぼす危険性を指摘し批難しました(2002年)。欧州議会でもウラン兵器使用の「モラトリアム決議」(2001,03,05,06年)がされています。

    日本政府は、このような「非人道的兵器」「無差別殺傷兵器」であるウラン兵器が、イラクなどで繰り返し使用された事実に対し、「劣化ウラン弾は、特定通常兵器使用禁止制限条約(1980年)、いわゆるCCWによって規制対象とはなっておりませんので、禁止されていない」(2005年10月28日、国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会、谷川副大臣答弁)としてその使用を容認する立場をとっています。しかし、同じく「無差別殺傷兵器」である対人地雷については、CCWによる規制対象ではありませんが、国際社会の努力により独自に「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」(1997年採択、99年発効)によって規制されることになり、同条約に日本政府も1997年に署名し、翌年、国会承認されたのは周知のことです。クラスター爆弾についても、今年2月22、23日に開かれたオスロ会議での宣言に基づき、2008年までに「クラスター爆弾の使用、製造、移転および貯蔵を禁止」し、「被害者とそのコミュニティへの十分なケアと厚生、汚染地域における(不発弾)の除去、リスク教育、及び禁止されたクラスター爆弾の備蓄廃棄を保証する、協力と援助の体制を確立する」ための「法的拘束力のある国際文書」を成立させることをめざして、具体的に動き出しました。

    ベルギーでは、劣化ウラン弾、および劣化ウランを用いた装甲の、ベルギーの領土内における製造、使用、貯蔵、売買、入手、供給、移送を、「予防原則に基づき」禁止する法案が、今年の3月22日に本議会で可決され、ベルギーは、対人地雷、クラスター爆弾に続いて、劣化ウラン弾に関しても、世界に先駆けて禁止する国内法を可決した国となりました。ウラン兵器についても、国際人道・人権法に明らかに反する「無差別殺傷兵器」として、その禁止が国際的な課題に上る重要な時期を迎えています。

    ・ 日本政府として、ウラン兵器が国際人道・人権法に反する「非人道的兵器」「無差別殺傷兵器」であることを公に認め、「CCWによる規制対象ではない」という理由でその使用を容認する見解を改め、ウラン兵器の国際的禁止に向けて具体的な外交努力をするべきであると私たちは考えます。これらについての政府の見解と、具体的な外交方針を明らかにして下さい。

    ・日本政府として、ベルギーなど諸外国のウラン兵器禁止に向けた政策をどのように評価しているのでしょうか。日本もそのような世界の動きに呼応し、「非人道的兵器」「無差別殺傷兵器」であるウラン兵器の禁止に向けた積極的な政策を打ち出すべきであると私たちは考えますが、政府はどのように考えますか。

    (2)ウラン兵器は、核燃料・核兵器の製造過程で生じる放射性廃棄物である劣化ウランを素材にした兵器です。劣化ウランは、日本国内では「原子力基本法」(第三条二項)及び「核燃料物質、核原料物質、原子炉及び放射線の定義に関する政令」(第一条二項)で核燃料物質として定義され、「核燃料物質、核原料物質及び原子炉の規制に関する法律」で規制されている放射性物質です。ウラン弾は、戦車などの強固な標的にあたると高温を発して燃え上がり、生じた酸化ウランの微粒子は戦場や試射場の遠くまで拡散し、環境を汚染します。そして兵士のみならず多くの一般の人々が長期に被曝します。またウラン兵器は、その試射・使用のみならず、製造・運搬・貯蔵など、全ての過程で汚染と被曝を引き起します。ウラン兵器は核爆発を伴う核兵器ではありませんが、このように放射能汚染と被曝をもたらす兵器であり、「放射性物質による人類の環境の汚染を終止させる」ことを謳った「部分的核実験停止条約」(1963年)などの国際条約の趣旨にも反するものです。また、徹甲焼夷弾として強力な威力を持つウラン弾の禁止を求めることは、最新兵器を禁止し、全面的な軍縮を押し進める上でも重要です。

    放射能で環境を汚染し、新たなヒバクシャを生み出すウラン兵器の禁止を求めることは「被爆国日本」の国際的責務であると私たちは考えます。「被爆国日本」の政府としてのウラン兵器禁止に対する見解と、今後の外交方針について明らかにして下さい。


    2. 日本国内の米軍基地に貯蔵されているウラン兵器について(外務省)

    (1)嘉手納米軍納基地には2001年に40万発ものウラン弾が貯蔵されていたことが、米国のNPOであるAmerican Friends Service Committeeの請求で情報公開された(2001年8月3日)、米空軍の資料でも明らかになっています。その資料の中には、韓国の烏山米軍基地で、貯蔵されていたウラン兵器に錆や腐食が見られ、保管容器も腐食で穴があいたりしていたこと、また、弾頭数が保管リストと実際の保管数との間で明らかに異なり、「紛失」と査察官が記すなど、ずさんな管理の実態が明らかになっています。

    沖縄では、1995年に鳥島で、米海兵隊が射爆訓練に1520発もの劣化ウラン弾を使用しましたが、回収されたのは247発のみです。また2000年には西原町で、米軍から民間業者に払い下げられた劣化ウラン弾の薬莢が放置されていたという事件も起きています。このように米軍基地の集中する沖縄に、さらに劣化ウランの危険が押し付けられてきたのです。私たちは日本国内での、ウラン兵器の貯蔵・運搬・試射を決して容認することはできません。日本政府は、「在日米軍が保有する戦闘能力の詳細と特定の弾薬の保管場所、これについては公表しないという方針を米側は示している」(2006年8月11日、外交防衛委員会、政府参考人、河相周夫氏答弁)として、現状を不問のまま容認しています。

    ・ 日本政府は、嘉手納米軍基地におけるウラン兵器貯蔵の現状を把握していますか。また、嘉手納米軍基地のウラン兵器貯蔵の現状を明らかにするよう米国に求めましたか。もしまだ求めていないのであれば、速やかに米国に情報の開示を求め、現状を正確に把握すべきであると私たちは考えますが、政府はどのように考えますか。

    ・もし現在も嘉手納基地にウラン兵器が貯蔵されているならば、すみやかな撤去を米国政府に求めるべきであると私たちは考えますが、この点についての日本政府の考えを明らかにして下さい。

    (2)嘉手納以外の在日米軍基地、寄港米艦船等についても同様に、ウラン兵器の貯蔵や搭載の有無を把握していますか。また、現状を明らかにするよう米国政府に求めたのでしょうか。もしまだであれば、速やかに米国に情報の開示を求め現状を正確に把握すべきであると私たちは考えますが、政府はどのように考えますか。

    (3)2001年には嘉手納米軍基地に劣化ウラン弾が貯蔵されていたことが明らかになっていますが、その劣化ウラン弾が2003年の米軍によるイラク攻撃で使用され、イラク領内を汚染し、人々を被曝させたことも考えられます。

    嘉手納米軍基地に貯蔵されていた劣化ウラン弾が、2003年の米軍によるイラク攻撃で使用されたかどうか、日本政府は把握していますか。米国に対してそのことを明らかにするように求めましたか。


    3. 日本の原発・核燃料推進の中ですでに生じている「劣化ウラン」について(経済産業省、防衛省)

    原子力基本法には、原子力の利用を「平和の目的に限る」ことが基本方針(第二条)に明記されています。日本ではウラン濃縮施設に、すでに約1万トンの劣化ウランが貯蔵されています(文部科学省、2005年末現在)。また日本の電力会社が、米国に委託しているウラン濃縮過程で発生した劣化ウランが、大量に米国に残されています。

    ・ 日本は原子力基本法に基づき、決してウラン兵器を製造・装備しないことを明言すべきであると私たちは考えますが、政府はどのように考えますか。

    ・日本政府は、日本の電力会社が米国に委託しているウラン濃縮過程で発生した劣化ウランの米国内での管理の実態を把握し、ウラン兵器製造に軍事転用されないことを確認していますか。確認できていないならば、軍事転用されないよう、米国に求めるべきであると私たちは考えますが、政府はどのように考えますか。


    4. イラクの戦争被害地域への具体的な医療支援に関連して(外務省)

    米・英軍によるウラン弾の攻撃を受けたイラクの被災地域の医師たちは、住民の癌・白血病などの増加を報告し、「ウラン兵器をはじめとする戦争による深刻な環境破壊がその要因である」と訴えています。また、戦争で破壊された医療機関や薬剤供給システムは、復興どころかさらに混乱し、医療体制はイラク戦争以前よりも劣悪な状況が続いています。特に抗がん剤などの薬剤不足は深刻です。このような困難の中で治療にあたっているイラクの医師たちは、具体的な医療支援と、独立した汚染・被害調査への協力を国際社会に求めています。日本のイラク医療支援NGOは、現地の医師との連携の下、抗癌剤など必要な薬剤や医療機材の供給などの支援継続に力を尽くしています。日本政府も、現場のニーズにそった視点で「復興支援」のあり方を見直すべきです。

    イラク医療支援NGOからの以下の3点の提言について、前向きな検討をお願いします。これらについて、政府の今後の具体的な方針を明らかにして下さい。

    ・ 政府はイラクへの援助を見直し、無償資金協力での医療支援を行こない、その中に「子供たちの癌・白血病治療支援」を盛り込むこと。(日本の「イラク復興支援」の50億ドルのうち、35億ドルもが有償支援となっています。無償資金援助はほぼ使いきり、有償案件のいくつかが決まっていますが、医療支援は今のところ含まれていません。また、イラクの混沌とした現状では、有償支援の返済は不可能でしょう。)

    ・ 日本政府は、従来から「政府援助としては医薬品などの消耗品の支援はできない」としてきましたが、その政策を改め、政府としても現地で必要とされている医薬品などの供給支援をNGOと協力して行うこと。

    ・医療支援にあたって、イラク人医師や医療スタッフが、周辺国のシリア、ヨルダン、クウェートでの会議、学会、医療トレーニングなどに参加する必要がある場合でも、最近、ビザの発給が困難なケースが増えています。日本政府としても、人道的医療支援目的でのイラク人医療スタッフへのビザの発給がスムーズに行くよう、これら周辺の国々への働きかけを行うこと。


    5. イラクから帰還した自衛隊員全員のウラン被曝検査と健康調査について(防衛省)

    米国では、イラク戦争帰還兵が政府を相手取って劣化ウラン被害賠償請求裁判を起こしていますが、2006年9月6日、ニューヨークの連邦裁判所は、「フェレス原則(軍役中に被った被害に関しては、兵士が軍を訴えることは認められないとする)は、除隊後の期間における医療過誤を訴えることを妨げるものではない」との裁決を出し、本格的審理に入ることを決定しました。

    米国では、他にも多くのイラク帰還兵が健康障害を訴えており、すでにコネチカット州など四つの州では、劣化ウランで被曝した可能性のあるイラク帰還兵が、「自然におこりうるウランのレベルであっても、劣化ウランのマーカーとなる特徴的な放射性同位元素の比率がわかるような、異なる放射性同位元素を区別できる装置を用いた、低濃度の劣化ウランを検出できるバイオアッセイ法による、劣化ウラン被曝のための最善の健康スクリーニング検査を受ける権利がある」(2005年10月、ルイジアナ州、ACT NO.69)との州条例が制定されています。さらに九つの州で同様の法案の制定に向けて議論が進められています。

    英国でも、劣化ウラン弾が使用された戦闘に参加した帰還兵は全員、尿のウラン濃度の検査を受けることになっています。

    日本の自衛隊が駐留しているサマワでも米軍によってウラン弾が使用されたことは、日本政府も認めているところです。自衛隊員も劣化ウランに被曝した可能性があります。

    ・ 日本でもイラクから帰還した自衛隊員全員に適切なウラン被曝検査と健康調査をすみやかに行い、公表すべきであると考えますが、これについて政府の具体的な方針を明らかにして下さい。

    ・ 政府はWHOなど国際機関の報告(2001年)を根拠に、「人体及び環境への影響に関して確定的な結論が得られていない」「人体及び環境に対する顕著なリスクは認められない」としています。しかし、WHOの報告に対しては、ウラン兵器の危険性を憂慮する科学者から国際的批判がなされています。日本政府はWHOなどの見解に頼らず、独自の科学的調査・評価を行い、公表し、日本国民と被災地の人々の健康を守る視点に立った施策を行うべきであると私達は考えますが、政府はどう考えますか。