| 劣化ウラン汚染された砂6,700トン、クウェートからアイダホに移送 |
| 2008/05/12 JST | |
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湾岸戦争が終結して間もない、1991年7月、クウェートのキャンプ・ドーハの米陸軍弾薬倉で大規模火災が起きた際、劣化ウラン弾・劣化ウラン装甲を装備したM1戦車などが数多くの炎上し、約4トンの劣化ウラン微粒子が周辺に飛散されたとされています(米軍の調査報告書による)。 この火災の結果、劣化ウランや鉛によって汚染された砂6,700トンが、先月末、クウェートから米国西海岸のワシントン州のロングビュー港に到着 し、さらに、今月上旬には、アイダホ州グランドビューにある汚染土壌処理施設に鉄道によって移動されたというニュースです。以下、シアトルのテレビニュー スの録画ビデオ、および、シアトルとアイダホの地元新聞の報道記事(オンライン版)です。 地元ではかなりニュースになっているようで、地元ワシントン州やアイダホ州の住民の反応も取り上げられていますが、ワシントン州知事はコメントを 避け、地元住民は、「こうしたヒドイものが最終的に収まるべきところは、イラク南部のどこかであって、”私の裏庭ではない”」(Seems to us a better final resting site for this nasty stuff would be somewhere in Southern Iraq and NOT IN MY BACK YARD. )などといった具合です。劣化ウラン問題は米国が引き起こしている問題という認識が全く見られませんが、このニュースは、劣化ウラン汚染の危険性を米軍は 百も承知していることをその行動によって証すものですから、決定的な意義をもっているといえます。
(2)Boise Guardian, May 1, 2008
(3)TDN.com April, 29, 2008
嘉指(かざし)信雄 |
